【2023年】オオゴマダラを11項目で徹底解説【まとめ】
今回は「オオゴマダラ」について解説させていただきたいと思います!
名前はかなり有名なチョウチョですね!てかあつ森で出てくるので普通に知ってる人多いかも?
ただ日本だと南西諸島の一部にしか生息していないのでなかなか見る機会が無いのが残念ですね。
とはいえ救済措置(?)はあるから何とかならなくもないけどね。
というわけで!この記事では「オオゴマダラ」について解説させていただきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
オオゴマダラってどんな昆虫?
基本情報
チョウ目タテハチョウ科
学名:Idea leuconoe
別名:新聞の蝶・南国の貴婦人など
体長:7㎝ほど
開帳:13㎝ほど
成虫が見られる時期:一年中
生息地:日本(喜界島・与論島以南の南西諸島)・東アジアに広く分布
よく見られる場所:平地~山地など
オオゴマダラは学名【Idea leuconoe】体長は約7㎝、羽を広げると13㎝にもなる大型のチョウです!
日本では南西諸島に生息しており、ほぼ一年中成虫の姿を見ることができます。
主に平地や山地で見られるチョウチョです。
名前の由来について
オオゴマダラの名前の由来はその「羽の模様」にあります。
この羽の模様がまるで「ゴマ」に見えることと、大型のチョウであるためこの名前になりました。
なんかちょこちょこ生き物の名前に「ゴマ」入ってることあるんですよね。
日本最大級のチョウ
オオゴマダラは「日本最大級のチョウ」になります。
大きさをおさらいすると羽を閉じた状態で「約7㎝」、羽を広げると「約13㎝」となります!
13㎝ていうとスマホくらいですかね、それはデカいわ。
ヘアペンシルについて
オオゴマダラのオスは腹部先端に「ヘアペンシル」という器官を持っています。
これはブラシのようになっており、フェロモンを出してメスを誘惑するための器官となっています。
メスを見つけた時にこのヘアペンシルを広げてフェロモンを出しアピールします、告白みたいなもんですね!
人の髪に寄ってくることがある
オオゴマダラの「オス」は人の髪の毛に集まってくることがあります、何も知らんと怖いですよね。
これは別に髪の毛好きで来ているのではなく「整髪料」「香水」に含まれている「パラベン」という物質に釣られてきています。
このパラベンはどうやら先ほど紹介したフェロモンの原料になるんだそうです!
毒を持っている
オオゴマダラは実は「毒」を持っているチョウチョになります。
オオゴマダラの幼虫はキョウチクトウ科の「ホウライカガミ・ホウライイケマ」という毒のある植物を食べます。
この植物は「アルカロイド」という毒を持ち、これを体内にため込むことで毒を所持しているのです!
幼虫の姿について
オオゴマダラの幼虫は上の画像のように毒毒しい見た目をしています。
黒いトゲがあったり黄色い線があったりとなかなか人を選びそう、僕は手に乗せてみたい。
ちなみに大きさは7㎝にもなるんだとか!でっかいですなぁ!
蛹が金色
オオゴマダラはなんとゴージャス!蛹が金色の「構造色」になるチョウチョです!
一見目立つしデメリットにしか見えませんが、実は天敵になる鳥ってキラキラしたものを警戒する習性があります。
なのでこれは食べられないように金色になっている説や、毒を持っているため警戒色である説があるんですよね!
食べる物について
オオゴマダラは先ほどお話しした通り「ホウライカガミ」「ホウライイケマ」を食べる昆虫です。
一方成虫は花の蜜を吸って生活しています。
幼虫を探すときは食べる植物が限られているので探しやすいかもしれませんね。
寿命について
オオゴマダラの寿命は大体「5か月~7か月」ほどの寿命になります。
卵期間が「約5日」幼虫期間が「約20日」蛹期間が「14日」ほどとなんと1か月程で成虫に!
さらに成虫の寿命は「2か月~5か月」と合計して半年ほどの寿命と言った感じです。
見られる施設について
最後に、オオゴマダラは日本では南西諸島にしか生息していません。
なので滅多に見られない・・・と思いきや実は動物園などで展示されている場合があります。
また昆虫館などにも展示されている場合がありますので、是非近くの該当施設で展示されてないかチェックしてみてくださいね!