【2023年】オジロヌーを8つの項目で徹底解説!【まとめ】
今回は「オジロヌー」という動物について解説させていただきたいと思います。
「ヌー」という動物自体は聞いたことがあるのではないでしょうか?
ヌーの川渡りなんかが有名ですよね!
そうそう!数万の群れが川を横断する映像はたまに日本でも放送されますよね!
・・・なんですが、ちょいと理由がありましてこのオジロヌーはそのヌーではございません。
一体どういうことなのか解説していきましょう、是非最後まで見ていってくださいね!
オジロヌーってどんな動物?
ウシ科ヌー属
学名:Connochaetes gnou
体長:170センチ~210センチほど
生息地:南アフリカ共和国・ナミビア・エスワティニ・レソトなど
よく見られる場所:草原
オジロヌーは学名【Connochaetes gnou】体長は「約170㎝~210㎝」の草食動物です。
日本には生息しておらず、また日本の動物園でも飼育しているところは無いため国内では見ることは出来ません。
主に草原に生息している動物になります。
名前の由来について
オジロヌーの名前の由来は「尾の特徴」と「鳴き声」にあります。
オジロヌーは尾が「白色」になっているため「尾白(オジロ)」という名前がつけられました。
また「ヌー」についてはヌー属の動物が同じ由来で、鳴き声が「ヌー」だったためヌーと呼ばれることになったヌー。
別名について
オジロヌーは別名として「ウシカモシカ」と呼ばれることもあります。
これはオジロヌーが「ウシ」と「カモシカ」の特徴をあわせたような体型をしているからなんだそうです!
これはオジロヌーだけでなく、ヌー属に属する動物もまとめてこう呼ばれます。
野生絶滅している
オジロヌーは実は「野生絶滅」をしてしまった動物です、野生絶滅とは野生の個体が絶滅してしまったことを言います。
オジロヌーは家畜との競合などの理由から1936年頃に絶滅してしまいました。
ですがレソト南部の一部地域などにオジロヌーがいる農地があったため、そのオジロヌーを保護し繁殖させ何とか絶滅を防ぎ今では生息数を増やすことに成功しています。
オグロヌーとの違いについて
オジロヌーには「オグロヌー」という名前も見た目もよく似た動物がいます、実は度々出ている「ヌー属」とはこのオグロヌーとオジロヌーのみで構成されているんですよ。
そんなこの2種は非常に見た目が似ているのですが、一番簡単な見分け方として尾の色が違う点が挙げられます!
これは名前の通りでオジロヌーは尾が白なのに対しオグロヌーは「尾が黒」なのです!上のヌーは尾が黒なのでオグロヌーですね!
群れを作る動物
オジロヌーは群れを作る動物になります!
オジロヌーはオス1頭にメス5~10頭ほどの群れを作り、基本的にその群れで生活をします。
オスにとっては毎日がハーレム生活ですね!なんて羨ましい・・・・
ヌーの川渡りにオジロヌーはいない
さて、冒頭で少しお話ししましたが有名なヌーの川渡りのヌーはこのオジロヌーではありません。
あれは全てオグロヌーになります、オグロヌーと少しのシマウマだけであのとんでも大移動をやっているんですね!
ヌーの大移動については「命がけのヌーの大移動について解説!川渡りで死んだヌーのおかげで環境が保たれていた!?」の記事で詳しくまとめているので合わせてごらんください。
オジロヌーのエサについて
オジロヌーは先ほど紹介したとおり「草食動物」になります!
そして主に食べる植物は「イネ科」の植物のようです!
群れる動物なのでたくさんいたらイネ科植物全滅しそうですね(苦笑)
飼育情報について
オジロヌーは現在、日本では飼育されていません。
それもそのはずオジロヌーは野生絶滅してしまうほど数が減り、現在は保護下で数を増やしています。
日本では動物園でも飼育されていないので、個人での飼育は不可能と言ってもいいでしょう。
オジロヌーについてのまとめ
いじょうが「オジロヌー」についての解説となります!
オジロヌーについてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね!オジロヌーは「尾が白い」ことからオジロヌーと名付けられました。
くっそわかりやすい名前の由来でしたね!覚えやすくて良き!
ちなみにオグロヌーについても同様の理由で名前が付けられているのでついでに覚えておくといいかもしれません。
そんなオジロヌーは一度家畜との競合などで野生絶滅した動物でもありました。
現在は農地に残っていた個体を繁殖させ、安定して個体数は増えているようです。
今後増えていってくれるといいですね!
というわけで!この記事では「オジロヌー」について解説させていただきました!
参考になっていたら幸いです
オジロヌーが見られるように!と星に願いをしてみるのもいいかもしれませんね!