【徹底解説】ナガメとヒメナガメの違いと見分け方3選!初心者でも簡単!
日本には「ナガメ」と「ヒメナガメ」というよく似たカメムシが生息しています。
両者は本当によく似ていて、混同されることも珍しくありません。
実際違う種類だと今まで知らなかった人もいるのではないでしょうか?
ただこの二種、見分けるのは非常に簡単であり見分け方も容易に覚えることができます!
というわけで!この記事では「ナガメとヒメナガメの違いと見分け方3選」について解説させていただきましょう!
是非最後まで見ていってくださいね!
ナガメとヒメナガメの違いと見分け方
それぞれ簡単に解説
【ナガメ】
まず最初に「ナガメ」「ヒメナガメ」がどんな昆虫なのかを簡単にお話ししていきたいと思います。
詳しい解説についてはそれぞれ記事を書いていますのでそちらをご参照ください。
もう知ってるよ!という方は「違いと見分け方について」まで飛ばしてくださいね。
ナガメってどんな昆虫?
ナガメは学名【Eurydema rugosa】体長「約6.5㎜~9.5㎜」ほどのカメムシです。
結構見かける機会の多いカメムシという印象があり、家の雑草についているのを見たこともあります。
アブラナ科植物の害虫としても知られており、また群れることが多い昆虫として知られています。
ヒメナガメってどんな昆虫?
ヒメナガメは学名【Eurydema dominulus】体長「6㎜~8㎜」ほどのカメムシの仲間です。
こちらもアブラナ科植物の害虫とされており、雑草にもよくくっ付いています。
個人的にですがナガメより見かける頻度は低い印象ですね。
違いと見分け方について
【ナガメ】
さて!ここからはナガメとヒメナガメの違いと見分け方を「3個」お話ししていきます!
すげぇよく似ている2種ですが見分けるのは簡単イージーなのでご安心ください!
ぶっちゃけ見分け方としては最後の方法一択になると思います、しっかり覚えちゃいましょう!
①生息地で見分ける
【ヒメナガメ】
ナガメとヒメナガメは「生息地」で見分ける方法があります。
これは「北海道」でのみ使える見分け方なのですが、ヒメナガメは北海道には生息していません。
そのため北海道では全て「ナガメ」であると見分けることができます、もはや見分ける必要すらないかもしれませんね。
②大きさで見分ける
【ヒメナガメ】
ナガメとヒメナガメは「大きさ」でも見分けることが可能です。
ナガメが「6.5㎜~9.5㎜」なのに対し、ヒメナガメは「6㎜~8㎜」ほどの体長になります。
ヒメナガメのほうが一回り小さいんですね!
ただこの見分け方だと個体差で大きく変わるため、あくまで違いの一つとして覚えておくくらいがいいかもしれません。
【簡単】③背中の模様で見分ける
ナガメとヒメナガメの見分け方としてはこの方法が最も有効となるでしょう。
両者は「背中の模様」で見分けることができ、ナガメは「黒い模様が広く大きい」のが特徴です。
一方ヒメナガメは「黒い模様が細かくめちゃくちゃ細分化されている」特徴があります。
若干小さくて黒い模様が複雑なら十中八九ヒメナガメでしょう。