ホッキョクグマ(シロクマ)の生態・豆知識11選!天敵や危険性など徹底解説!
みなさんは「ホッキョクグマ」というクマさんをご存知ですか?ホッキョクグマは「シロクマ」と呼ばれる人気者な動物で、日本でも多くの動物園で展示・見ることが出来ます!しかしそんなホッキョクグマは「絶滅の危機に瀕している」ということはご存知ですか?というわけでこの記事では「ホッキョクグマ」について詳しくまとめてみました!是非一度ご覧ください!
今回は「ホッキョクグマ」について解説していきたいと思います!
いわゆる「シロクマ」のことですね!「しろくまカフェ」すきだなあ!
動物園でもトップクラスの人気者!見たことがある人も多いのではないでしょうか?
そう、そんなホッキョクグマですが実は「絶滅が近い」と言われているほど近年大変なことになっている動物でもあります。
そんな「ホッキョクグマ」についてこの記事では詳しくまとめました!
是非最後まで見て言ってくださいね!
ホッキョクグマってどんな動物?
クマ科クマ属
学名:Ursus maritimus
別名:シロクマ・ポーラーベアー
体長:オス(200センチ~250センチほど)メス(180センチ~200センチほど)
体重:オス(380キロ~410キロほど)メス(150キロ~250キロほど、妊娠時は500キロを超えることも)
生息地:北極圏・ユーラシア大陸北部・北アメリカ大陸北部など
よく見られる場所:海氷など
ホッキョクグマは学名【Ursus maritimus】体長は「180センチ~250センチ」ほどの大きな動物です。
寒い地域に生息しているクマさんで、主に「北極圏・ユーラシア大陸北部・北アメリカ大陸北部」などに生息しています!
別の名前だと「シロクマ」や「ポーラーベアー」と呼ばれていますね!
名前の由来について
ホッキョクグマの名前は「ホッキョクグマ」が現在和名としては適切となっているのですが、実は「シロクマ」が正式な和名になったかもしれない可能性があります!
と言うのも上野動物園では「アルビノ(白色)のツキノワグマを展示しておりこれをシロクマと呼んでいた」ため、後から日本にやってきた同じ白いこのクマがホッキョクグマと名づけられました。
そうそう名前の「由来」については「北極に生息しているクマだからホッキョクグマ」という由来になります。
南極にはいない
ホッキョクグマはその名のとおり「北極」に生息しているクマさんなのですが、同じく極寒の環境である「南極」には生息していません。
しかし実験の結果ホッキョクグマは南極の環境でも生息できることが判明しています!
もしかしたら今後「ホッキョクグマ(南極に生息)」というわけわからんことが起こるかもしれませんね!
実は黒いクマ
ホッキョクグマは実は「黒いクマ」になります!いや何言うてますん?目まで悪くなったんでっか?
と!思うかもしれませんが、実はホッキョクグマの毛は「白ではなく透明」で、皮膚はなんと「黒色」なのです!
これは寒い環境でも効率よく太陽の光を効率よく吸収し、体を温めるためにこうなっていると言われているのです!
【より詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック!】
危険性について
ホッキョクグマは動物園の人気者で可愛らしいイメージがありますが、人間を襲うこともある危険な動物でもあります。
実際にホッキョクグマに襲われ死亡するといった事件も起きており、ホッキョクグマが生息している地域では危険な動物として認知されています。
またロシアなどでは人家やオフィスなどにホッキョクグマが侵入し、場合によっては攻撃をしてくるといった事件が近年増えているんだそうです。
アザラシの狩りについて
ホッキョクグマは「アザラシ」を狩って捕食することが知られています。
その狩りの方法はと言うと、まず「アザラシのにおいを察知し巣穴を特定した後氷を掘って狩る」という方法があります。
他にアザラシが呼吸用に使っている「氷の穴や海から上がって来ると思われる氷の縁で待ち伏せをする」「氷上でアザラシを追いかけ捕食する」と言った方法でホッキョクグマはアザラシを狩っているようです!
食肉とされることがある
ホッキョクグマは「イヌイット」と呼ばれる民族の貴重な食料になっているという一面があります。
また毛皮については「防寒具」として重宝されるなど非常に重要な動物です!
ただ肝臓に関しては高濃度で「ビタミンA」が含まれており食べてしまうと死んでしまうこともあるほか、ホッキョクグマの肉は多くの「寄生虫」が寄生していることが多く生で食べると「寄生虫に犯され死んでしまう」事があるので、危険な食料としても認知されているんだそうです。
絶滅が危惧されている
実はホッキョクグマは「2100年までにほぼ絶滅する可能性が高い」と言われているほど絶滅が危惧されている動物になります!
これについては「温暖化」が原因となっており、温暖化で氷が溶け生息できる環境や餌となる生き物が減少し、餌が減少した結果子グマのお乳をお母さんが作れなくなるなど様々な問題が起こっています。
またホッキョクグマはここ25年間で体重が「25キロ~31キロ」ほど減ってしまっており、その結果餌を食べられなくても大丈夫な期間が減り生き残りにくくなっていると言います。
そう、そうして餌を食べられなかった個体が餌を求めて移動しさっき紹介したように「人家やオフィスなどに侵入」する事件が起きてしまっているのです。
実はそれ以前に一度ホッキョクグマは「狩猟」などにより数が減っていたのですが、保護活動により数が増えてきていた矢先にこれなんです。
2100年は遠いようで近い未来、なんとか生き残っていって欲しいですね・・・。
餌について
ホッキョクグマは「肉食性が強い雑食」の動物のになります!
ほとんどの場合は先ほど解説したとおり「アザラシ」を食べることが知られており、具体的には「ワモンアザラシ」「アゴヒゲアザラシ」「ズキンアザラシ」「タテゴトアザラシ」を捕食します。
他には「植物」「海草」「鳥類」「魚類」も食べるほか、自分より大きな動物である「セイウチ」を襲うこともあるのですがセイウチは大きな牙を持っており返り討ちにあうことが多いんだそうです。
寿命について
ホッキョクグマの寿命はおよそ「20年~30年」ほどであるといわれています。
なんだかもっと生きていそうなイメージがありました、体大きいし。
ちなみに日本で飼育されていたホッキョクグマのなかでは「36歳」が最高齢なんだそうですよ!
天敵について
ホッキョクグマはとても強い動物で天敵なんていなさそうですが、実は「食べられてしまう」こともあります。
ホッキョクグマを食べてしまうのは「シャチ」や「大型の肉食サメ」などで、主に海を泳いでいる時に襲われなすすべもなくやられてしまうのです。
また同じ大型のクマである「ヒグマ」とは一部生息域が被っており、時折縄張り争いなどの喧嘩になるのですが、残念なことに多くの場合ヒグマが勝利しホッキョクグマは負けてしまうんだそうです。
見られる施設について
ホッキョクグマは日本の動物園において「スター」的な立ち位置の動物になります!ホッキョクグマいるからあの動物園行こうなんて決めかたしたことある人もいるんじゃないでしょうか?
そんなホッキョクグマは日本の多くの動物園で展示されているため、結構お手軽に見ることが出来る動物になります!
下にホッキョクグマが展示されている施設一覧ページリンクを貼り付けておきますので興味があれば是非見に行ってみてくださいね!
ホッキョクグマについてのまとめ
いじょうが「ホッキョクグマ」についての解説になります!
ホッキョクグマについてわかりましたでしょうか?
そうだね!ホッキョクグマは南極にはいないクマさんでした。
これなんで北極にだけホッキョクグマが生息してるんでしょうね?ナンキョクグマいてもおかしくなさそうなものなのに。
なにかクマが生き残れないような環境だったのでしょうか昔は。
そしてそんなホッキョクグマは「2100年までにほぼ絶滅する」という信じられない話が出るほど種としての存続が危ぶまれているクマさんでもありました。
これは衝撃でしたね・・・動物園には当たり前にいるようなホッキョクグマがまさかそんな危機にあるとは・・・
何とか復活していって欲しいものです。
と言うわけで!この記事では「ホッキョクグマ」について解説してきました!
お役に立てていたら幸いです!
動物園でホッキョクグマを見かけたら是非観察してみてくださいね!