ヘビが舌を出し入れするのはなぜ?舌の先が二股に割れている意味も解説!
ヘビが舌を出し入れしているところを見たことはありませんか?チロチロと可愛らしいですよね。では何故ヘビは舌を出し入れするのでしょうか?またヘビの舌先が二股になっているのは何故なのでしょう?そんな疑問を初心者にもわかりやすく解説しました!是非読んでみてくださいね!
今回は昨今ペットとして人気が上昇している「ヘビ」についての豆知識を一つ紹介していきたいと思います!
ヘビって怖い印象をもたれがちな動物ですが、意外と可愛らしいんですよね!
僕はマムシばっかりと遭遇していたのでヘビのシルエットを見かけると少し警戒してしまいます・・・。
いつかベタ慣れしたヘビさんと触れ合いたい・・・。
さて!そんなヘビですが、「舌を出し入れしている」ところを見たことはありませんか?
ヘビってなぜか舌を定期的に出したり引っ込めたりするんですよね、これは何故なのでしょうか?
というわけでこの記事では「ヘビが舌を出す意味」について詳しく解説していきたいと思います!
ヘビの舌先が二股になっている理由についても紹介していきますよ!
ヘビが舌を出す理由とは?
ヘビが舌を出し入れしている姿はこちらのクソかわいい動画でチェックしてみてくださいね!
さてさてヘビが舌を出し入れする理由ですが、みなさん何故だと思いますか?
もちろんこの行動には重要な意味がありますよ!
なるほど!着眼点はいいけどそれじゃないんだよね。
実はヘビは舌を出し入れすることで「におい」を感じ取っているのです!
いや、正確に言うと舌を使って空気中の匂いを口の中に運んでいるんだ!
詳しくは次の項目で紹介するよ!
ヘビはヤコプソン器官でにおいを感じ取っている!
なにやら小難しい項目名ですが簡単に解説していきましょう。
先ほどヘビが舌を出し入れする理由は「空気中のにおいを口に運ぶため」と紹介しました。
では何故そんなことをする必要があるのかといいますと、あの小難しい名前の「ヤコプソン器官」にその空気中のにおいを運ぶためになります。
ヤコプソン器官というのは簡単に言うと「鼻」のようなもので、においを感じ取ることが出来ます。
ヤコプソン器官は二つ対に存在しており、左右で微妙な違いを感じ取ることが出来るそうです!
このヤコプソン器官は上顎部分にあるため、舌を使って空気中のにおいを口の中に取り込む必要があるんですね!
いや、ヘビにも鼻はありますが、どちらかというと呼吸をするために使われるようです。
大きな獲物を飲み込むときなどに息が出来なくなるため、そういった場合には鼻を使って呼吸をします。
一応ヘビの鼻にもにおいを感じ取る機能はあるみたいですが、主にはヤコプソン器官を使ってにおいを確認するようです。
このにおいからは周囲の状況や獲物・天敵の有無などいろいろなことが分かるのでとても重要な要素になっています。
ヘビの舌が二股になっているのは何故?
さて、ヘビが舌を出し入れする理由は「口の中にあるヤコプソン器官に空気中のにおいを運ぶため」であると解説しました。
ヘビって面白い生態をしていますね!
ではここで二つ目の疑問です。
ヘビの舌が二股になっているのは一体何故なのでしょうか?
おっ!きのこさん大正解!
きのこさんが言うとおり、ヘビは「口の中に多く空気を送るため」に舌を二股にしたといわれています!
また「左右の微妙なにおいの違い」を判別するためとも考えられています!
一見何の意味もなさそうですが、ヘビの体は隅々まで計算しつくされているのですね!
ヘビが舌を出し入れする理由についてのまとめ
どうでしたか?
ヘビが舌を出し入れする理由についてわかりましたでしょうか?
そうだね!ヘビが舌を出し入れするのは「空気中のにおいを口の中に送るため」でした!
その空気をヤコプソン器官に触れさせることでにおいを感じ取っていたのですね!
また舌先が二股になっているのも、空気の微妙な違いを捕らえるためでもありました!
一見何の意味もないようなヘビの行動でしたが、封を開けてみたら計算しつくされた行動であることが分かりました!
ただ舌を出し入れしているようで、ヘビは様々な情報をヤコプソン器官から獲得していたんですね!
美味しいにおいを含ませた空気を送ったらヘビは反応するのでしょうか?実験するのも面白そうです!
いじょう!kinokonでした!