ドウガネブイブイの生態を解説!害虫としての一面や餌・飼育方法など詳しく解説!
みなさんは「ドウガネブイブイ」という昆虫を知っていますか?ドウガネブイブイは鈍い金属光沢のあるずんぐりむっくりとしたコガネムシの仲間です!見た目はとても可愛らしいのですが農業害虫としての一面があり、農家さんにとってはとても厄介な昆虫です。そんなドウガネブイブイについてこの記事では詳しくまとめています!是非一度ご覧ください!
今回は「ドウガネブイブイ」という昆虫について解説していきます!
なんだ「ぶいぶい」って、かわいいかよ。
なんとも不思議な名前をつけられているコガネムシの仲間です。
そうだよね!名づけた人って誰なんだろう?
というわけでこの記事では「ドウガネブイブイ」について詳しく解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ドウガネブイブイってどんな昆虫?
コガネムシ科コガネムシ亜科
学名:Anomala cuprea
別名:ドウガネブンブン
体長:1.5センチ~2.5センチほど
時期:5月~9月ごろ
生息地:日本・北朝鮮・中国など
よく見られる場所:都市部の公園や森・林など広く見る
ドウガネブイブイは学名【Anomala cuprea】体長は「1.5センチ~2.5センチ」ほどのコガネムシの仲間です。
日本では全国的に見ることが出来、海外では「日本」「北朝鮮」「中国」に生息しています。
街中でも普通に見ることが出来る普通種の昆虫です!
名前の由来について
ドウガネブイブイの名前の由来は「ドウガネに一つ」「ブイブイに二つ」の説があります。
まず「ドウガネ」ですが、これはその体が「銅金」のように見えることが由来です。
「ブイブイ」については2つの説がありそれぞれ「西日本ではカナブンのことをブイブイといいこれが由来」となっている説と「ブンブンと飛ぶこと」が由来となっている説があります。
害虫としての一面
ドウガネブイブイには実は「農業害虫」としての一面があります。
ドウガネブイブイの成虫は主に広葉樹の葉を食べるのですが、ブドウやウメなどの「農作物の葉も食べてしまう」ため害虫として農家さんには嫌われています。
また幼虫は植物の根を食べてしまうことから芝などが枯れてしまう被害が起きており、こちらでも非常に厄介な害虫として知られています。
アオドウガネに負けつつある
ドウガネブイブイには見た目が似た近縁種の「アオドウガネ」という昆虫がいます。
このアオドウガネはドウガネブイブイと生息地や餌が似ているのですが、近年アオドウガネの個体数が増加しておりドウガネブイブイはアオドウガネに負けつつあります。
ドウガネブイブイのほうが多かったのにアオドウガネの方が見られるようになったという地域もあり、現状絶滅の恐れはないものの見られる地域が減りつつあるのです。
アオドウガネ・コガネムシとの見分け方
ドウガネブイブイには「アオドウガネ」と「コガネムシ」というよく似た昆虫がいます。
しかし見分けるのは簡単で、コガネムシはそもそも上の画像のようにめちゃくちゃピッカピカに光るので人目で見分けがつきます。
またアオドウガネとの見分け方についてもアオドウガネは「緑色」ドウガネブイブイは「茶色」なのでこちらも簡単に見分けることが出来ます!
餌について
ドウガネブイブイは「草食」の昆虫になります。
前の項目でもお伝えしたとおりドウガネブイブイの成虫は「広葉樹の葉」を食べ、幼虫は「植物の根」などを食べて成長します。
色々な植物を食べることが出来るのですがその中に「農作物」が含まれてるから害虫としての一面があるんでしたね。
飼育方法について
ドウガネブイブイは実は「飼育が簡単な昆虫」になります!
昆虫飼育初心者でも気軽に飼育できますのでドウガネブイブイを見つけたら飼育に挑戦してみてはいかがでしょうか?
飼育方法については下の記事で詳しくまとめていますので是非見てみてくださいね!
【ドウガネブイブイの飼育方法はこちら!】
ドウガネブイブイについてのまとめ
いじょうが「ドウガネブイブイ」についての解説となります!
ドウガネブイブイについてわかりましたでしょうか?
そうだね!ドウガネブイブイは名前のとおり「銅金」のように美しい光沢を持つコガネムシでした!
しかし「モモ」や「ブドウ」などといった「農作物」を食べてしまうことから害虫として嫌われてしまっています。
ただ非常に美しい昆虫であることは間違いないのでよければ一度良く観察してみてください!
そんなドウガネブイブイは簡単に飼育することが出来る昆虫でもありました!
珍しい昆虫でもないので見つけたら飼育を試してみるのもいいでしょう。
ただ夜になるとやたら飛び回ってやかましいのでそこだけは事前に知っておいてくださいね。
というわけで!この記事では「ドウガネブイブイ」について解説してきました!
楽しんで読んでいただけていれば幸いです!
ドウガネブイブイを見かけたら是非観察してみてくださいね!