ブドウスズメの生態・豆知識6選!幼虫の食草や天敵・毒性など徹底解説!
この記事では「ブドウスズメ」について解説させていただこうと思います!
あんま聞かない名前の昆虫ではないかと思いますが、割と身近に生息しています。
僕も地元のショッピングモールの外壁で出会ったのが初めましてでした。
というわけで!この記事では「ブドウスズメ」について詳しく解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ブドウスズメってどんな昆虫?
スズメガ科
学名:Acosmeryx castanea
体長:6㎝~8㎝ほど
成虫が見られる時期:7月~8月ごろ
生息地:日本・中国・台湾など
よく見られる場所:ブドウ科の植物が生えているところ
ブドウスズメは学名【Acosmeryx castanea】体長は「約6㎝~8㎝」ほどになるスズメガの仲間です!
日本では全国的に分布しており、台湾・中国などにも生息しています。
ブドウ科の植物が生えているような場所でよく見かけますね!
名前の由来について
ブドウスズメの名前の由来は幼虫の「食草」に理由があります。
というのもブドウスズメの幼虫の食草は「ブドウ科」の植物なのです、ブドウを食べるスズメガという意味で「ブドウスズメ」なんですね!
ちなみにブドウ科の植物が生えているところでよく見かけるのも幼虫の食草になっているためになります。
夜行性である
ブドウスズメの成虫は「夜行性」の昆虫になります。
また光に集まる「走行性」の習性もあり、よく街頭や家の明かりに集まっているところを見られます。
成虫を見たいなら昼間より夜街頭巡りしたほうが見られる可能性が高いですよ。
似ている種類について
ブドウスズメには「ハネナガブドウスズメ」というよく似たスズメガが存在します。
ただちょっと見分け方の説明が困難なためこの記事では割愛させていただきますね。
僕自身ちょっと自信がないので・・・
毒性について
ブドウスズメは「毒は持っていない」昆虫になります。
なので触っても何の問題もありません。
ですが触りすぎないようにしてくださいね!
幼虫が食べるものについて
ブドウスズメの幼虫は何度かお話しした通り「ブドウ科」の植物を食べて成長していきます。
具体的には「ブドウ・ノブドウ・ヤブガラシ・エビヅル・ツタ」などの葉っぱを食べています。
なので主に「ブドウ」の害虫として知られていますが、結構食べる植物が多いのでそこまで重要視はされていないみたいですよ。
天敵について
ブドウスズメはたくさんの肉食動物に狙われる昆虫です。
具体的には「鳥類」「哺乳類」や「カマキリ」「トカゲ」「クモ」などの小型動物にも捕食されてしまいます。
しかしブドウスズメも羽の模様が木にそっくりなため、木に擬態することで難を逃れて生き延びています。
ブドウスズメについてのまとめ
いじょうが「ブドウスズメ」についての解説となります!
ブドウスズメについてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね!ブドウスズメは夜行性の昆虫でした!
また光に集まる習性があることも解説しましたね。
ブドウスズメが多く生息する場所では夜中えげつない数の成虫が街頭に集まることもあるんだとか・・・
そんなブドウスズメの幼虫は「ブドウ科の植物」を食べる昆虫でした!
だから「ブドウスズメ」という名前なのですね!食べるものがそのまま名前になったスズメガです。
名前覚えやすくていいですね。
というわけで!この記事では「ブドウスズメ」について解説してきました!
参考になっていたら幸いです!
ブドウスズメを見かけたら是非観察してみてくださいね!