【2023年】ベニカミキリを9個の項目で徹底解説【まとめ】
今回は「ベニカミキリ」について解説させていただきたいと思います!
割と身近なカミキリムシなので見たことがあるという人も多いのではないでしょうか?
僕も公園そばのちょっとした草むらで見つけたことがあります、普通に街中でですよ。
下手したら最も身近なカミキリムシなのではないだろうか・・・・
というわけで!この記事では「ベニカミキリ」について解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ベニカミキリってどんな昆虫?
基本情報
コウチュウ目カミキリムシ科
学名:Purpuricenus temminckii
体長:13㎜~17㎜ほど
成虫が見られる時期:4月~6月頃
生息地:日本(本州・四国・九州)
よく見られる場所:草地など
ベニカミキリは学名【Purpuricenus temminckii】体長は「約13㎜~17㎜」ほどのカミキリムシです。
日本で広く見られる昆虫なのですが、北海道については生息しているのかはっきりとはしていないようです。
冒頭でもお話しした通り街中の公園でも普通に見られる身近なカミキリムシですね。
特徴について
ベニカミキリの特徴はなんといっても体色が「紅色」である点が挙げられます、あんましこの色の昆虫いないですよね!
また胸部には5つの黒い斑紋があるのも特徴的です。
もちろんカミキリムシなので長い触角も健在ですよ!
名前の由来について
ベニカミキリの名前の由来についてですが、確実な情報が出てこなかったので管理人の「仮説」をご紹介させていただきたいと思います。
というかベニカミキリの場合はその「体色」以外に名前の由来となりそうなものないんですよね。
まず間違いなく体色が「紅色」なことが由来でしょう。
毒持ちの昆虫に擬態している
ベニカミキリは先ほど解説した通り「紅色」の体を持っているカミキリムシですが、これは「毒持ち」の昆虫に擬態しているのではないかと言われています。
いわゆる「警戒色」ってやつですね!これにより天敵から狙われにくくなっているのではないかと考えられています。
人間からしたら普通に綺麗な色ですが・・・・確かに赤い昆虫って毒々しいですよね。
一応念のためにベニカミキリに「毒性」があるのかお話ししていきたいと思います。
これについてはご安心ください!ベニカミキリに毒はありません、あくまで毒持ち昆虫に擬態しているだけになります。
ただ掴むと噛みつくことはあるので注意するようにしましょう。
よく飛ぶ
ベニカミキリは「よく飛ぶ」カミキリムシになります。
ほんとすぐ飛ぶんですよね、昔お花にくっついてたので観察してたら秒で飛んでいきました。
また飛行スピードについてはそんなに早くありません、普通に飛んでるところを掴みに行けるレベルです。
昼行性である
ベニカミキリは「昼行性」のカミキリムシになります。
見かける機会が多いのもお昼に飛び狂っているっていうのが一つ大きな理由なのでしょう。
夜になると物陰にひっそりと隠れて寝ているので逆にめちゃくちゃ見つけづらくなります、ベニカミキリを見たいときは昼に探すようにしましょう。
食べる物について
ベニカミキリは「草食」のカミキリムシになります。
具体的には幼虫が「モウソウチク」「マダケ」などのタケを食べ、成虫は「ネギ」「ガマヅミ「クリ」「ハゼ」などの花の蜜を食べています。
成虫に関しては「昆虫ゼリー」でも飼育が可能ですので、もし見かけたら飼育に挑戦してみるのもいいかもしれませんね。
天敵について
ベニカミキリはたくさんの肉食動物に狙われてしまう昆虫になります。
具体的には「鳥類」や「肉食の昆虫類」「クモ」などなどが天敵です。
とはいえベニカミキリは毒虫に擬態しており、たとえ見つけられてもスルーされることもあるので生存率は他の昆虫より高そうです。
ベニカミキリについてのまとめ
いじょうが「ベニカミキリ」についての解説となります!
ベニカミキリについてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね!ベニカミキリは「紅色」のかっこいいカミキリムシでした!
また非常に身近なカミキリムシでもありましたね!
もしかしたら人生で初めて触れ合うカミキリムシになる可能性も十分ありました!
そんなベニカミキリは実は毒持ちの昆虫に「擬態」しているカミキリムシでもありました!
あの派手な体色は「自分毒持ってるんで・・・」とアピールするためだったんですね!
実際には毒は持っていないので安全ですが、まぁ天敵側も得体のしれない昆虫は食べたくないでしょうから意外と効果あるのかもしれません。
というわけで!この記事では「ベニカミキリ」について解説させていただきました!
参考になっていたら幸いです!
ベニカミキリを見かけたら是非観察してみてくださいね!