アカウシアブの生態・豆知識8選!スズメバチとの違いや天敵など徹底解説!
みなさんは「アカウシアブ」というアブをご存知ですか?アカウシアブは日本最大のアブなのですが、人や家畜の血を吸うことから嫌われている昆虫です。全国各地で見られるので遭遇したことがあると言う方も多いのではないでしょうか?そんなアカウシアブについてこの記事では詳しく解説していますので是非一度ご覧ください!
今回は「アカウシアブ」について解説していきたいと思います!
目がデカ過ぎるアブさんですね!
このアブに追っかけられて怖い思いをした方も多いのではないでしょうか?
そう、アカウシアブはちょっと危ないアブなのです。
というわけでこの記事では「アカウシアブ」について解説していきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
アカウシアブってどんな昆虫?
アブ科
学名:Tabanus chrysurus
体長:2センチほど
時期:6月~8月頃
生息地:日本
よく見られる場所:山・草原など
アカウシアブは学名【Tabanus chrysurus】体長は「約2センチ」ほどのアブの仲間です。
日本では全国的に分布しており、主に夏である「6月~8月頃」によく見られます。
山や草原など自然豊かな場所でよく見られる大型のアブです!
日本最大のアブ
アカウシアブは「日本最大のアブ」と言われています。
約2センチ程とあまり大きい昆虫には思えませんが、実際見たら結構でかいですこいつ。
なんなら縦横2センチくらいあったりするので結構存在感ありますよ。
家畜や人の血を吸う
アカウシアブは「人間や家畜の血を吸う危険な昆虫」として知られています。
刺されると非常に痛い上、時間が経つと患部には痛痒い症状が現れます。
アカウシアブを見かけたら近寄らないようにするのが懸命ですね。
追い掛け回してくる
冒頭でもお話したとおりアカウシアブは「追い掛け回しいてこましてくる」アブになります。
理由は先ほどお話したとおり「血を吸うため」です、かなりしつこく追っかけてくるのでめっちゃくちゃ怖いです!
これの対処法については詳しい記事を下に置いておきますので参考にしてください。
【アブに追いかけられる理由と対処法はこちら!】
毒性について
アカウシアブは人を刺して血を吸う怖い昆虫ですが、毒などはあるのでしょうか?
これについてはご安心ください、アカウシアブにはハチのような毒はありません!
ただごくごく稀に「感染症」を持ってくる可能性があるため油断はしないようにしてください。
刺された際の対処法について
アカウシアブに刺されてしまった場合はすぐに患部を綺麗な「流水」で洗い流すようにしましょう。
その時に血が出ている場合はしっかり血を絞り出すようにして洗ってください!
しっかり洗い流せたら下のような「虫さされのお薬」を塗って様子を見ましょう。
【おすすめの虫刺されのお薬】
スズメバチに似ている?
アカウシアブはよく「スズメバチに似ている」と言われているので、比較的見た目が近い「キイロスズメバチ」と一番有名な「オオスズメバチ」との比較画像を作りました。
写真サイトからゲットした画像で比較用に撮影したものではないので少し角度的に見づらいかもしれませんが、一番わかりやすい違いとして「目の大きさ」があります。
スズメバチはお面のようなお顔をしているのに対し、アカウシアブは顔の大半が目なので目が大きければ「アカウシアブ」と見分けることが出来ます!
【ハチとアブの違いについてはこちら!】
【オオスズメバチの解説記事はこちら!】
餌について
アカウシアブは「吸血性のアブ」になるので主に「血」が餌となります。
人間の血を吸うこともある他「牛」「馬」などの動物の血も吸います。
アカウシアブの大群に襲われたらと思うとゾッとしますね・・・・
天敵について
アカウシアブの天敵は「肉食性の動物」になります。
具体的には「鳥類」「オニヤンマ」「カマキリ」「ムカデ」「クモ類」などなど様々な生き物たちです。
我々にとっては怖い存在ですがこれらの生き物にとっては貴重な食料になるんですね。
アカウシアブについてのまとめ
いじょうが「アカウシアブ」についての紹介になります!
アカウシアブについてわかりましたでしょうか?
そうだね!アカウシアブは「人や家畜の血を吸うアブ」でした。
アブの仲間は数多くいますが、血を吸うアブって少ないんですよね。
なのである意味貴重な存在と言えますね。
そして似ている昆虫として「スズメバチ」が良く挙げられていました。
正直僕目線では似ても似つきませんが、確かに飛んでたら一瞬勘違いはしてしまいそうです。
まあアカウシアブにせよスズメバチにせよどちらも危険なので似た奴見かけたらその場から去るのが良いでしょう。
と言うわけで!この記事では「アカウシアブ」について解説してきました!
参考になっていれば幸いです!
アカウシアブを見つけたら気をつけながら是非観察してみてくださいね!