【2023年】ニホンアナグマを15個の項目で徹底解説!【まとめ】
今回は「ニホンアナグマ」について解説させていただきたいと思います!
恐らく多くの人から「タヌキ」「アライグマ」と見間違えられている動物でしょう。
実際ネットでは勘違い報告が散見されますからね。
タヌキと同じく日本に古くから生息している動物なんですが、やたらなぜか知名度が低いんですよねニホンアナグマ。
というわけで!そんな影の薄い「ニホンアナグマ」についてこの記事では詳しく解説させていただきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
ニホンアナグマってどんな動物?
基本情報
イタチ科アナグマ属
学名:Meles anakuma
別名:アナグマ・ムジナ
体長:40㎝~60㎝ほど
尾長:11㎝~14㎝ほど
体重:12㎏~13㎏ほど
時期:4月~10月頃
生息地:日本(本州・四国・九州)
よく見られる場所:里山
ニホンアナグマは学名【Meles anakuma】体長は「約40㎝~60㎝」ほどの動物です。
日本でありふれた動物として知られていますが、実は北海道には生息していません。
主に里山に生息していますが、割と人里近くにも表れることも多いですね。
特徴について
ニホンアナグマの特徴について一番わかりやすいのは「目元の縦模様」でしょう。
ニホンアナグマの目元をよく見ると筆で縦にバッと塗ったようナ模様があります、これさえ覚えておけばタヌキとは間違えないでしょう。
また実は5本の指を持っています、なので足跡にはちゃんと5本指の跡が残るんですよね。
名前の由来について
ニホンアナグマは「クマ」と名前が付きますが実はクマではなくイタチ科の「イタチの仲間」です。
ではなぜクマと名前がついているかというと、これは「クマのように歩き容姿が似ている」ためになります。
また「アナ」についてはアナグマが「藪の穴」に住むことが由来となっているんですよ!
夜行性である
ニホンアナグマは「夜行性」の動物になります。
ただたまに昼間遭遇することもあるんですよね、個体によって起きてる時間異なるのかもしれません。
昼夜逆転アナグマとかいるんですかね?
カチカチ山のモデルになった説がある
童話「かちかち山」と言えばタヌキとウサギのドタバタコメディーですが、実はこのタヌキは「ニホンアナグマ」だったのではないかという説があります。
実はかちかち山って残酷な描写があって、タヌキがおばあさんを婆汁にして食べるシーンがあるのです。
そしてニホンアナグマも土葬された人間の亡骸を掘り起こして食べていたという目撃証言があり、また見た目もタヌキに似ているので間違えられたのではないかと言われています。
巣穴を掘る
ニホンアナグマは「巣穴」を掘る動物です、かなり長く掘るようで出入り口もいくつか作って生活しているんですよ。
土が謎に盛られていたらそこがアナグマの巣の出入り口な可能性があります、モグラの可能性もありますが。
またこの巣は1匹で作るのではなく、その家族と共に長い時間をかけて作られていきます!
巣材について
ニホンアナグマは穴を掘るだけではなく、主に「草」を巣材として使うことが知られています。
また面白い噂もあり、雨などで巣材が濡れてしまったりすると外へ干したりするそうです!
真偽のほどはわかりませんが、なんか人間みたいですね。
娘に子供の世話をさせる
ニホンアナグマのお母さんは娘を1匹だけ巣に残して生活し、翌年などに子供が生まれたときにその娘に子供の世話をさせるという習性があります。
これは娘のいわば「花嫁修業」といったところで、娘の子供が産まれたときの練習としてさせているのではないかと考えられています。
またこの時にお母さんの分のご飯も集めさせるらしいのですが・・・それは何の練習なんでしょうね?
冬眠をする
ニホンアナグマは「冬眠」をする動物になります。
期間は主に「11月下旬~4月中旬」頃までです。
また地域によっては冬眠をせず活動し続ける場合もあります、あったかいところとかですかね。
アライグマと競合している
【アライグマ】
ニホンアナグマは重大な外来種である「アライグマ」と生息地などが競合してしまっている動物になります。
そして残念ながらその結果ニホンアナグマの数は減少傾向にあるようです、アライグマのほうが強いんですね。
アライグマが問題視されるのにはこういった理由もあります。
ため糞をする
ニホンアナグマは「ため糞」をする習性があります。
ため糞とは糞をするトイレを一か所決めることです、これにより巣穴やその周辺がむやみに汚れることを防ぐことができます。
森を歩くときなんかは臭いに注意しないと・・・・ですね。
死んだふりをする
ニホンアナグマは「疑死(死んだふり)」をする動物です、狸寝入りとも言いますね。
この時ニホンアナグマは目を薄く開いた状態で動かなくなります。
ニホンアナグマが死んでると思って近づいたら急に動き出すという、セミファイナル現象が起きる可能性があるので十分心の準部をしましょう。
食べる物について
ニホンアナグマは「雑食」の動物になります。
具体的には「昆虫」「鳥類」「ネズミ」「カエル」「ヘビ」などなどの動物や「木の実」「果実」「農作物」などの植物を食べることができます。
まさに雑食って感じですね!ちなみにこれは「タヌキ」や「アライグマ」とほぼ同じ食性です。
寿命について
ニホンアナグマの寿命は「約7年~15年」ほどになります、意外と長生きですね!
ただ人里近くに生息しているので交通事故など人間関連のトラブルによる死が少なくはないんですよね。
他に様々な要因から15年も生きる個体は稀となります。
見られる施設について
ニホンアナグマは日本でも野生の個体が見られますが、実は「動物園」などでも飼育されています。
野生の個体が見られるとは書きましたが、探して見るというのはなかなか厳しいと思うので飼育されている施設で見るのが一番簡単ですね!
ニホンアナグマが展示されている施設については下に詳しいサイトを貼り付けておきますので興味があれば見に行ってみてくださいね!
アナグマについてのまとめ
いじょうが「ニホンアナグマ」についての解説となります!
ニホンアナグマについてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね!ニホンアナグマは広くて大きな巣(セット)を掘る動物でした。
家族で掘っていくのでそれに応じてデカくなるし、出口もめっちゃたくさん作るので通気性抜群です!
また大きい巣ともなると出入り口がなんと50を超えることもあるんだそうですよ!
そしてニホンアナグマは「死んだふり」をする動物でもありました。
実際効果があるのかは・・・・どうなんでしょうねこれ、お肉目的なら食べられそうだし。
まぁでも現代まで生き残ってきた種族ですから効果はあったのでしょう。
というわ毛で!この記事では「ニホンアナグマ」について解説させていただきました!
参考になっていたら幸いです!
ニホンアナグマを見かけたら刺激しない程度に観察してみてくださいね!