サッパヤドリムシの生態・豆知識6選!正式な和名や毒性など徹底解説!
みなさんは「サッパヤドリムシ」という寄生虫をご存知ですか?正式な和名は「サッパノギンカ」といいサッパ(ママカリ)の頭に稀にくっついています。結構な割合で寄生されてるのでサッパ釣りをしたことがある人はよく見る寄生虫でしょう。そんなサッパヤドリムシについてこの記事では詳しく解説していきます!是非一度ご覧ください!
今回は「サッパヤドリムシ」という生き物について解説をしていきたいと思います!
みなさんはサッパ釣りをしたことはありますか?
主にサビキ釣りで狙うことが出来、群れが来ると大量に釣ることが出来る10センチ~20センチくらいのお魚です!
そんなサッパですが釣り上げると頭に稀に上の画像のような「なぞの生き物」がくっ付いていることがあります!
この生き物は「サッパヤドリムシ」と呼ばれるいわゆる「寄生虫」で、個人的な体感ですが10匹に1匹くらいのサッパにくっ付いています。
ほんとまじで結構ついてるんですよこいつ。
というわけで!この記事では「サッパヤドリムシ」について詳しく解説していきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
サッパヤドリムシってどんな生き物?
【サッパヤドリムシに針かかって釣れたラッキー例】
ウオノエ科ウオノギンカ属
学名:Anilocra clupei
体長:5センチほど
生息地:サッパの生息している地域
よく見られる場所:海
サッパヤドリムシは学名【Anilocra clupei】体長は「約5センチ」ほどの生き物です。
生息地は言わずもがなサッパのいる海ですね!
冒頭でも言ったとおりサッパ釣りしてたら結構な確立でくっ付いていますよ。
和名について
まず最初にサッパヤドリムシの「和名」についてお話していきます。
実はサッパヤドリムシという名前は過去に使われていたもので、現在の和名は「サッパノギンカ」という名前になります!
これは近年サッパヤドリムシが「ウオノギンカ属」に分類され、そのままだとヤドリムシ類とごっちゃになるので和名が変更されたんだそうです!
名前の由来について
さて!「サッパヤドリムシ」「サッパノギンカ」の和名の由来ですが、調べても情報が出てこなかったので管理人の「推測」でお話したいと思います。
注目したいのが「ヤドリムシ」と「ギンカ」の部分なのですが、これはそれぞれ寄生虫につく名前になります。
ですので和名の由来としては「サッパにつく寄生虫(ヤドリムシ・ウオノギンカ)」といった意味と考えられます!
昆虫ではない
サッパヤドリムシは一見昆虫に見えますが実は「甲殻類」に分類されている生き物になります!
もう少し掘り下げると「等脚目(ワラジムシ目)ウオノエ科」に分類される生き物なので昆虫ではありません。
ちなみにウオノエ科の生き物は大体魚に寄生して生きていますね。
足の力が強い
このサッパヤドリムシですが、非常に足の力が強い生き物になります。
そのためサッパから剥がすのにも苦労するうえ、引っ張っている時力加減を間違えると足と頭の部分だけサッパについたまま千切れてしまうことも・・・
上の画像はサッパからはがすことには成功したものの、その後不意にかばんの紐に落としてしまいカバンヤドリムシになった図です。
毒性について
サッパヤドリムシは「寄生虫」と呼ばれる生き物ですが、では「毒」などはあるのでしょうか?
これについてはご安心ください!サッパヤドリムシには毒などはありません。
なんなら僕捕まれてますからね、痛かったですがその後何事もありませんでした。
寄生されたサッパを食べても大丈夫?
サッパヤドリムシについて気になることとしてはやはり「寄生されていたサッパは食べても平気なのか」ではないかと思います!
これについてもご安心ください!サッパヤドリムシに寄生されたサッパは食べてもなんの問題もありません!
何ならむしろサッパヤドリムシ自体食べても問題ないですよ!味は知らん。
サッパヤドリムシについてのまとめ
いじょうが「サッパヤドリムシ」についての解説となります!
サッパヤドリムシについてわかりましたでしょうか?
そうだね!サッパヤドリムシは実は昔の呼び名で、現在は「サッパノギンカ」という和名に変更されていました。
とはいえ今のところはあまり浸透していないようですね。
是非皆さん覚えて帰ってくださいね!
そんなサッパヤドリムシは「サッパ」に寄生する寄生虫でした。
では寄生されたサッパは危険なのかというと全く問題なく食べることが可能でしたね!
それどころかサッパヤドリムシ自体食べることが可能でした!
というわけで!この記事では「サッパヤドリムシ(サッパノギンカ)」について解説してきました!
参考になっていたら幸いです!
サッパヤドリムシを釣り上げてしまったら是非観察してみてくださいね!