コニシキソウの生態を解説!名前の由来や毒性・ニシキソウとの見分け方など詳しく紹介!
みなさんは「コニシキソウ」という植物を知っていますか?コニシキソウは日本では広く見ることが出来る雑草で、元々日本に生息していない「帰化植物(外来種)」でした。道端や畑などわりとどこにでも生えてくるので見たことがある人も多いのではないでしょうか?そんな「コニシキソウ」についてこの記事では詳しく解説しています!是非一度ご覧ください!
今回は「コニシキソウ」について解説していきます!
コニシキソウは普通にそこら辺で見ることが出来る、いわゆる「雑草」になります。
見たことがある人もいるのではないでしょうか?
そうだね!葉っぱの色合いも深緑で紫の斑点がある植物なんて良く生えてくるような植物ではあまり見られない特徴でしょう。
というわけで!この記事では「コニシキソウ」について詳しく解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
コニシキソウってどんな植物?
トウダイクサ科トウダイクサ属
学名:Chamaesyce maculata
別名:アカクサ・チチクサ・ボンド草
草丈:5センチ~30センチほど
開花時期:6月~9月ごろ
生息地:日本(本州・四国・九州)
原産国:北アメリカ
よく見られる場所:道端・畑・庭など
コニシキソウは学名【Chamaesyce maculata】草丈は「約5センチ~30センチ」ほどの地を這うように成長する植物です!
開花時期は6月~9月頃で、日本では帰化植物(外来種)として本州・四国・九州に帰化しています。
道端や畑などわりとどこででも見られるおなじみの植物です!
名前の由来について
コニシキソウの名前の由来は在来の「ニシキソウ」に由来があります。
コニシキソウはニシキソウに似た見た目であり、とても小型なため「小さいニシキソウという意味でコニシキソウ」と名づけられました。
とはいえニシキソウもほぼ同じくらいの大きさなのでニシキソウより小さいというわけではありません。
毒性について
コニシキソウは実は「毒」がある植物になります。
コニシキソウを切ると「白い液体」が出るのですが、これが皮膚に触れると「皮膚炎」や「かゆみ」「かぶれ」を引き起こしてしまうことがあるのです!
ただ強力な毒というわけではなく命に別状はありませんので草抜きの際に気をつければほぼ問題は無いでしょう。
ボンド草と呼ばれる
コニシキソウは「ボンド草」と呼ばれることがある植物になります、しかしボンドとはどういうことなのでしょうか?
これは先ほども紹介したコニシキソウの「白い液体」が由来となっており、べとべとしていてまるで「ボンド」のようなのでこう呼ばれるようになったといわれています。
ちなみに「ニシキソウ」も同じ性質があるんですよ。
ニシキソウとの見分け方
先ほどコニシキソウは「ニシキソウ」に似ていると解説しましたが、ではどうやって見分けたらいいのでしょうか?
上の画像のようにコニシキソウとニシキソウは非常に似ているのですが一つ明確な違いがあり、コニシキソウの葉っぱには「紫の斑紋」があるのですがニシキソウには無い点で両者を見分けることが出来ます。
逆にそれ以外はほぼ似ているので見分ける際は葉っぱの斑紋での区別が一番わかりやすいでしょう。
【ニシキソウの解説記事はこちら!】
スベリヒユとの見分け方について
コニシキソウは「スベリヒユ」という食用にも出来る植物がいるのですが、この植物とも似ているとよくいわれています。
ただニシキソウほどは似ておらず、スベスベな見た目のスベリヒユに対しコニシキソウは葉っぱや色合いが異なり「葉っぱの紫色の斑紋」の有無で簡単に見分けることが出来ます。
上の画像を見たら一目瞭然ですね!是非参考にしてください!
【スベリヒユの解説記事はこちら!】
コニシキソウについてのまとめ
いじょうが「コニシキソウ」についての解説となります!
コニシキソウについてわかりましたでしょうか?
そうだね!コニシキソウは毒を持っている植物でした!
コニシキソウを切ると白い液体が出てくるのですが、これに皮膚が触れると「かゆみ」「皮膚炎」「かぶれ」を引き起こす可能性があることを解説しましたね!
ただ色々調べたんですがこのことについて書かれていないサイトも多いんですよね。
そんなコニシキソウは「ニシキソウ」という植物に非常に似ている植物でした。
しかし元々コニシキソウは日本には生息していない植物なので、海外から何らかの方法で入ってきたと考えられています。
そう考えると生息地が全然違う植物なのにこんなに似ているのは面白いですね!
というわけで!この記事では「コニシキソウ」について解説してきました!
参考になっていたら幸いです!
コニシキソウを見つけたら是非観察してみてくださいね!