ヤブキリの生態・豆知識9選!鳴き声や天敵など徹底解説!
みなさんは「ヤブキリ」という昆虫を知っていますか?ヤブキリは大型のバッタの仲間で「秋の鳴く虫」として知られています!また警戒心が低く簡単に捕まってしまうところがかわいらしいところです。そんな「ヤブキリ」についてこの記事では詳しく解説しています!是非一度ご覧くださいね!
この記事では「ヤブキリ」という昆虫について解説していきたいと思います!
なんだかカッコいい名前の昆虫ですよね!
実際も大きくて迫力のある昆虫です!
実際ファンも多いバッタなんですよ!
そんな「ヤブキリ」についてこの記事では詳しくまとめています!
是非最後まで見ていってくださいね!
ヤブキリってどんな昆虫?
バッタ目キリギリス科
学名:Tettigonia orientalis
体長:4.5センチ~5.5センチほど
時期:6月~10月ごろ
生息地:日本
よく見られる場所:草原・森林・藪など
ヤブキリは学名【Tettigonia orientalis】体長「約5センチほど」の昆虫です!
日本に広く分布している昆虫なのですが、北海道には元々生息しておらず「外来種」として定着しています。
主に草むらや藪などに多く見られる大型のバッタです!
名前の由来について
ヤブキリの名前の由来は「生息地」と「種類」にあります!
ヤブキリは「藪に生息するキリギリス科のバッタ」であることから「藪(ヤブ)にいるキリギリス(キリ)」と名前がつけられました!
まあ藪じゃなくても普通に公園の柵に乗ってたりするのですが、でもいい名前ですよね!
ヤブキリの鳴き声について
ヤブキリは「秋の鳴く虫」として知られている昆虫です!
鳴き声は昼と夜で異なり、昼は「ジーーー」「ジリリリリリリ」という声で、夜は「しりりりり」といった声で鳴きます!
なんというか地味な感じの鳴き声ですが、なんだかリラックスできそうですね!
体色が異なることがある
ヤブキリは実は体色が異なることがあるバッタになります!
ヤブキリの場合は大きく分けると「緑色の個体」と「黒褐色の個体」が見られる昆虫です。
また体が緑で足が黒色っていう上の画像のようなヤブキリもいたりと個体差が面白いバッタなんですよね。
警戒心が薄い
ヤブキリはあまり警戒心が強くない昆虫になります。
他の多くのバッタは異変を察するや否やすぐ逃げ出すんですが、ヤブキリはわりと物音がしたり近くにいたりしても堂々とその場に鎮座しておられることがあるのです。
上の画像は実際に僕がヤブキリと出会ったときのものなんですが、簡単に手に乗るしどけてもらおうと葉っぱに誘導したのにぜんぜん降りてくれなかったりなんだか凄いかわいかったです。
木の上に潜むバッタ
ヤブキリの成虫はよく「木の上にいるバッタ」になります。
鳴き声なんかはよく木の上から聞こえてきたりもしますね!
ただ幼虫はお花の上にいたりすることが多いんだそうです、メルヘンな幼虫ですね。
餌について
ヤブキリは「雑食」の昆虫になります。
具体的には「様々な植物の葉・果実」「小型の昆虫」「小動物」などなど非常に幅広いものを食べることが出来ます!
先ほども少しお話したとおり幼虫のころはお花の花粉を食べたりと大きくなるにつれたくさんのものが食べられるようになるのです!
寿命について
ヤブキリの成虫の寿命は「約2ヶ月~3ヶ月」ほどになります!
卵期間は「7ヶ月~8ヶ月ほど」幼虫期間は「約2ヶ月ほど」となりますので合わせると大体「1年」くらいの寿命となりますね!
また飼育している場合は年を越す場合もあり、しっかりとした環境があれば長生きできることもわかっています。
天敵について
ヤブキリは自身が肉食の昆虫でもあるのですが、天敵が多くいる昆虫でもあります。
具体的には「鳥類」「爬虫類」「クモ類」「ムカデ」「カマキリ」などなど他にも様々な生き物がヤブキリを食べてしまうのです。
またヤブキリ自身も共食いをしてしまうことがありますので、ヤブキリ自身も天敵といえますね。
飼育方法について
ヤブキリは比較的簡単に飼育が出来る昆虫になります。
飼育方法としては飼育ケースの底に腐葉土などを敷き、隠れ家を要れて植物質とタンパク質をバランスよく与えることで飼育が可能です!
ただヤブキリは成長するにつれ共食いしてしまう可能性が上がってしまいますので、ケースには基本1匹ずつ飼育するようにしましょう。
ヤブキリについてのまとめ
いじょうが「ヤブキリ」についての解説となります!
ヤブキリについてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね!ヤブキリは個体によって体色が異なることがあるバッタでした!
黒い個体もなかなかかっこよかったですよね!
みなさんは緑色と黒褐色色どちらの色がお好きですか?
そんなヤブキリは「警戒心が薄い」という一面もありました!
確かによく考えたらこんな堂々と人間に捕まるのによく生き残ってこれましたよね。
とはいえ普段は木の上に住んでるので見つかりにくく、それが生き残ってこられた理由なのかもしれませんね!
というわけで!この記事では「ヤブキリ」について解説してきました!
参考になっていたら幸いです!
みなさんもヤブキリを見つけたら是非観察してみてくださいね!