【かわいい】ウスタビガの生態・豆知識8選!毒性や幼虫が鳴く話など徹底解説!
みなさんは「ウスタビガ」というガの仲間をご存知ですか?ウスタビガは黄色い色をした綺麗なガで、幼虫・蛹共に面白い特徴があります!また数少ない冬に見られる昆虫でもあります。そんな「ウスタビガ」についてこの記事では詳しく解説していますので是非一度ご覧ください!
今回は「ウスタビガ」について解説をしていきたいと思います!
黄色くて綺麗なガですね!もふもふ!
主に秋~冬に見られる冬の数少ない昆虫です!
それはそうとこのウスタビガって実は色々非常に面白いガなんですよ!
というわけで!この記事では「ウスタビガ」について詳しく解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ウスタビガってどんな昆虫?
チョウ目ヤママユガ科ヤママユ属
学名:Rhodinia fugax
体長:9センチ~11センチほど
時期:10月~11月頃
生息地:日本(沖縄県を除く全国)
よく見られる場所:里山など
ウスタビガは学名【Rhodinia fugax】羽を開いた体長は「約9センチ~11センチ」程のガの仲間です!
成虫は10月~11月頃に見ることが出来、日本では沖縄県を除く全国で見られる昆虫になります。
里山で見かけることが多いですね。
名前の由来について
【ウスタビガの蛹】
ウスタビガの名前の由来は「蛹」の見た目にあります!
上の画像がウスタビガの蛹なのですが、これが手に持った提灯に見えることから昔の言葉で提灯を意味する「手火(タビ)」が名前につけられたんだそうです!
ただ「ウス」については何故なのかわかりませんでした。
繭の底には穴が開いている
先ほど紹介したウスタビガの蛹なのですが、一つ高機能な特徴があります。
なんと蛹が入っている繭の底には「穴」が開いており、雨が降ったときなどに「排水」が出来るようになっているんだそうです!
めちゃくちゃ快適なおうちですね!
オスの体色について
ウスタビガは黄色の個体が一番有名ですが、実はオスのみ個体によっては「体色が異なる」事があるガになります。
オスの体色について「黄色」の個体もいますが他に「暗褐色」の個体も見られるようです!
これはこれでかっこいいんですよね。
幼虫は鳴くことができる
ウスタビガの幼虫には実は「面白い習性」があります!
なんとウスタビガの幼虫は刺激を受けると「キューキュー」と鳴くんだそうです!
これは威嚇のためなのですがかわいすぎか。
毒性について
ウスタビガは見ようによってはなんか危ない生き物にみえますが、果たして毒など人体への危険性はあるのでしょうか?
これについてはご安心ください!ウスタビガは「無毒・無害」なガになります!
なのでたくさん成虫もふもふできますよ!
餌について
【画像後日挿入予定】
ウスタビガは「草食」の昆虫になります。
成虫は何も食べませんが幼虫は「クヌギ」「サクラ」や「コナラ」などの葉っぱを食べて成長します。
幼虫は4月~6月頃に見られるので、幼虫を探したい方はこの時期にこれらの木を探すと見られるかもしれませんね。
寿命について
【画像後日挿入予定】
ウスタビガの成虫の寿命は「約1週間」ほどといわれています、短いですね。
幼虫期間は「約2ヶ月~3ヶ月」蛹の期間は「4ヶ月~5ヶ月」で、卵の期間が「6ヶ月~8ヶ月」ほどになります。
なので大体「1年」がウスタビガの寿命になりますね。
天敵について
【画像後日挿入予定】
ウスタビガの天敵は「肉食の動物」になります。
具体的には「鳥類」「爬虫類」「哺乳類」や「クモ」「ムカデ」「カマキリ」などなど非常に様々な生き物に狙われてしまう存在です。
また幼虫のころには「寄生蜂」が体内に直接卵を産みつけることもあり、成虫にすらなれず死んでしまうことも珍しくはありません。
ウスタビガについてのまとめ
いじょうが「ウスタビガ」についての解説になります!
ウスタビガについてわかりましたでしょうか?
そうだね!ウスタビガは黄色いもふもふの美しいガでした!
黄色や暗褐色の色になるのは一説によると「紅葉した葉」に擬態できるようにという話があるんですよ!
確かに黄色くなった葉っぱの中にいたら見つからなさそうだなぁ・・・
そんなウスタビガの幼虫はなんと「キューキュー」と鳴く特徴がありました!
キューキューはアカンやろ・・・かわいすぎるて・・・
成虫も綺麗だし蛹も特徴的でかわいいしなんだ無敵か?
というわけで!この記事では「ウスタビガ」について解説してきました!
参考になっていたら幸いです!
ウスタビガを見かけたら是非観察してみてくださいね!