【2023年】ウケジママルバネクワガタを9項目で徹底解説【まとめ】
この記事では「ウケジママルバネクワガタ」について解説させていただこうと思います!
多分聞いたことがない人がほとんどなのではないかと思います。
相当マイナーなクワガタムシですからね、ただ数十年前に名前だけは聞いたことがあるという方はいるかもしれませんね。
そう、ただちょっと「悪い意味で」有名だったかもしれないクワガタムシなんですよね。
というわけで!この記事では「ウケジママルバネクワガタ」について詳しく解説させていただきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
ウケジママルバネクワガタってどんな昆虫?
基本情報
コウチュウ目クワガタムシ科マルバネクワガタ属
学名:Neolucanus progenetivus hamaii
体長:45㎜~63㎜ほど
成虫が見られる時期:8月~9月頃
生息地:日本(請島)
ウケジママルバネクワガタは学名【Neolucanus progenetivus hamaii】体長は「約45㎜~63㎜」ほどのクワガタムシです。
日本の「請島」に生息しています。
成虫は8月~9月頃に活発に活動をするようですね。
アマミマルバネクワガタの亜種
ウケジママルバネクワガタは「アマミマルバネクワガタ」の亜種になります。
ただこれが発表されたのが約25年前と割と最近の出来事なんですよね。
人気な昆虫のクワガタムシですが案外最近まで解明されてなかったことって多いんですよね。
請島の固有種
ウケジママルバネクワガタは奄美群島の島の一つ「請島」という島の固有種になります。
固有種というのは「そこでしか見られない」という意味ですね!
世界的にめちゃくちゃ貴重なクワガタムシです!
名前の由来について
ウケジママルバネクワガタの名前の由来なのですが、確実な情報が出てこなかったのでここでは管理人の「仮説」をお話ししたいと思います。
といってもおそらく単純で「請島(ウケジマ)に生息するマルバネクワガタ」という意味ではないかと思います。
仮説ではありますが、これ以外にあるなら逆に教えてほしいくらいですね!
飼育が禁止されている
ウケジママルバネクワガタはかっこいいクワガタムシなのですが「飼育が禁止」されているクワガタムシになります。
昔は飼育が許可されていたのですが、残念ながら現代では見ることすら困難を極めます。
一体なぜこうなったのか、それは次の項目でお話ししましょう。
乱獲によって数が激減した
ウケジママルバネクワガタが飼育禁止になったのは悲しいことに「飼育・販売目的の乱獲により数を減らしてしまったため」になります。
1994年には採集禁止の条例が出され、2016年には絶滅の可能性が2番目に高い「絶滅危惧IB類(EN)」に指定されるという、絶滅の危険が極めて高いところまで数が減っています。
しかし近年においても「密漁」が行われているとして問題視されているのです。
当時の価格について
ウケジママルバネクワガタは実はえげつない価格で販売されていたクワガタムシになります。
なんと一匹数十万円という高額で取引をされていたんだそうです!とんでもないですよね!
そしてこの値段が払えないという人が大勢請島に採集に行き、乱獲した結果が今の現状の1つの原因でもあるのです。
請島全体で守っている
ウケジママルバネクワガタの数の激減に対し、ウケジママルバネクワガタを保護しようと現在は請島全体で保護活動が行われています。
例えば大山という山では入山に規制をかけて密漁を未然に防ぐと言った活動をしているのです!
今後数が増えていってくれると嬉しいですね!
繁殖された個体が販売されている
ウケジママルバネクワガタは実は一切入手不可能というわけではなく、繁殖された個体が販売されていることがあります。
・・・・が、ネットでちょっと調べてみたのですが販売されている痕跡は見つかりませんでした。
これはネット上の情報なのですが、どっか個人のショップで販売されてるんですかね?
ウケジママルバネクワガタについてのまとめ
いじょうが「ウケジママルバネクワガタ」についての解説となります!
ウケジママルバネクワガタについてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね!ウケジママルバネクワガタは請島の固有種のクワガタムシでした!
もうものすんごいレアなクワガタムシです!
世界的に見たらもうとんでもないでしょうね!
そんなウケジママルバネクワガタは過去乱獲により数が激減してしまうという悲劇が起きてしまったクワガタムシでした。
また密漁も行われており、現在もまだ無くなっていないと言われています。
ただ請島全体でウケジママルバネクワガタの保護が進められているため、きっと数は増えてくれるでしょう!
というわけで!この記事では「ウケジママルバネクワガタ」について解説させていただきました!
そしてもしよければこの記事を拡散してくれると嬉しいです!
ウケジママルバネクワガタの現状が広まって何か状況がいい方向に傾いてくれることを願います。