ツワブキの生態を解説!花言葉や毒性・食用にされる点など詳しく紹介!
ツワブキという植物を知っていますか?ツワブキは日陰などでよく見られる大きな葉っぱが特徴の植物です!黄色い綺麗なお花を咲かせますがあまり目立たないのが玉に瑕ですね。実は食べることも出来るいろんな意味で美味しい植物です!




今回は「ツワブキ」について解説していきたいと思います!
緑が多い公園などに結構生えてたりする大きな葉っぱの植物ですね!
秋には黄色の綺麗なお花を咲かせてくれる季節で2通りの姿を楽しめる植物になります!

そうそう!そのことから園芸品種としても人気が高い植物です!
と言うわけでこの記事では「ツワブキ」について詳しく解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ツワブキってどんな植物?
キク科ツワブキ属
学名:Farfugium japonicum
草丈:約70センチほど
花期:10月~12月ごろ
生息地:日本(本州の太平洋側~・日本海側~西の地域・九州・四国)・朝鮮半島・台湾・中国(東南部)など
よく見られる場所:木の下・陰など
ツワブキは学名【Farfugium japonicum】草丈は約70センチ程の植物です。
とても大きな葉っぱが特徴で、葉っぱは主に夏に見られますが花は10月から12月に見られる一年中楽しめる植物になります!
日本では主に福島県、石川県よりも南の本州から沖縄県まで分布しており、海外では朝鮮半島・台湾・中国東南部で見ることができるようです。

名前の由来について
ツワブキの名前の由来は2つほどあり、一つは艶のあるフキと言う意味の「艶葉蕗」が転じて「ツワブキ」となった説。
二つ目の説は厚い葉っぱを持つフキという意味の「厚葉蕗」が転じて「ツワブキ」となった説になります。
ツワブキはフキとよく似ているから見間違えやすい植物ですね。

黄色いお花を咲かせる
ツワブキは10月から12月ごろに可愛い黄色の花を咲かせる植物です!
思ったより大きなお花を咲かせてくれるんですね!さながら秋のひまわりと言ったところでしょうか。
ツワブキは一輪だけではなくたくさん花を咲かせてくれるので、影に植えても目立つのは間違いないでしょう。

花言葉について
ツワブキの花言葉は「謙譲」「謙遜」「愛よ蘇れ」「先を見通す能力」「困難に負けない」といった内容になります!
なんだか難しい言葉がそろってますね。頭が痛くなりそうです。
先を見通す能力欲しい・・・。
観賞用の植物として人気が高い
ツワブキは冒頭でお話したとおり夏は大きな葉っぱを、冬は綺麗な黄色いお花を咲かせることから「観賞用」として人気が高い植物になります!
また育成に関しても非常に簡単で、日陰でもよく育ちあまり水やりも必要なく一度植えるとそこから何年も枯れずに生えてくれるため初心者の方でも用意に育てることが出来ます!
ただツワブキは直接の日光には弱く葉焼けしてしまうため、基本的に日陰で育てるのですが日光が全く当たらない場所だと今度は葉の色が悪くなってしまうため半日陰で育てる必要があります。

食用になる
ツワブキは「フキ」の名前のとおり食用にも出来る植物で、フキと同じように葉柄などを調理して食べることが出来ます。
しかしツワブキには有害な「ピロリジジンアルカロイド」というものが含まれており、食べる際にはこのピロリジジンアルカロイドを下処理で抜かなくてはいけません。
ただこの下処理がちょっと面倒で、簡単に説明すると「軽くゆがいて皮を剥き酢を入れたお湯で煮直した後一日以上水につけてあく抜きをする」必要があります。
毒性について
先ほどツワブキには「ピロリジジンアルカロイド」という有害な物質が含まれていると解説しました。
ではこのピロリジジンアルカロイドを摂取してしまった場合何が起こるのかというと、実は人体にはあまり影響がないといわれています。
ただ毒性が強い場合だと「肝障害」や動物実験では「発がん性」のあるものが確認されているんだそうです!ツワブキに含まれているピロリジジンアルカロイドは下処理をすることで抜くことが出来ますので食べるときに必ず下処理をするようにしましょう。
ツワブキについてのまとめ
いかがでしたか?
ツワブキについてわかりましたでしょうか?


そうだね!ツワブキは大きな葉っぱがとても映える、園芸品種としても人気な植物でした。
また食用にすることもでき、地域によっては欠かすことの出来ない食材となっているようです。
ただ下処理がめんどくさいのが難点でしたね。

そしてツワブキは秋~冬ごろに黄色いお花を咲かせてくれることも解説しましたね!
しかも育てるのも難しくはなく、場所によってはほぼ水やりが必要ないという初心者向けの植物でもありました!
家に木と庭がある方にはめちゃくちゃおすすめできる園芸植物です!

というわけでこの記事では「ツワブキ」について解説してきました!
お役に立てていたら幸いです!
公園などでツワブキを見つけましたら是非観察してみてくださいね!


