シャチの生態を解説!かわいい見た目で最強!知能も高い海の哺乳類!
皆さんは「シャチ」という動物を知っていますか?シャチは黒色の体にところどころ白い模様が入っているお魚のような見た目の動物です!とても可愛らしい見た目の生き物なのですが「海のギャング」と呼ばれることもあり、海の生き物の中では生態系の頂点に君臨しています!そんなシャチについて詳しく解説していますので是非一度ご覧ください!
今回は「シャチ」という動物について解説していきたいと思います!
パンダ柄がかわいらしい水族館のアイドルですね!僕はまだ見たことが無いのでいつか見にいきたいなあ・・・・
またそのかわいらしさからはかけ離れた「海のギャング」としても知られている、評価のブレが凄い生き物でもありますね。
なんかどっかのアニメにいそうだよね、いや流石にいないかw
しかしシャチって他にも「頭がいい」だったり「人懐っこい」だったりとなんだかなぞが多い生き物ですよね。
どれが本当で、どれがうそなのか、ばってん全部本当のことなのか、異名もあって訳のわからん動物なイメージを持つ方も多いでしょう。
でしょ、それと個人的な興味もあって色々調べてみたのですが、なんかすげぇ規格外な動物でただただ圧巻しました!
同時にシャチについてほとんど知らない事だらけで凄い勉強になりましたね!
というわけでこの記事では「シャチ」について色々と解説しておりますので、是非最後まで見ていってくださいね!
シャチってどんな動物?
偶蹄目マイルカ科シャチ属
学名:Orcinus orca
体長:4m~10mほど
時期:年中
生息地:日本を含む世界中の海
よく見られる場所:極地付近の沿岸
シャチは学名【Orcinus orca】体長はなんと4メートル~10メートルになるとても大きな動物です!
なんとなく1メートルくらいかなって思ってた方も多いのではないでしょうか?
またシャチはお魚のような見た目ですが列記とした「哺乳類」なので魚類ではありませんよ。
また驚いたことに生息地は異様に広く、ほぼ世界中の海に生息していると言われています!
後に解説しますが日本でも野生のシャチを見ることが出来るんですよ!
見に行ってみてぇなあ!!!
名前の由来について
シャチの名前の由来は「シャチホコ」から来ていると言われています。
また「サカマタ」という別名もあり、主にシャチが生息している地域や漁業関係者からこう呼ばれていたようです。
ちなみにシャチの学名【Orcinus orca(オルキヌス・オルカ)】はラテン語で「冥界からの魔物」という意味があるそうですよ!
最も広く分布する哺乳類の一種
シャチは地球上で最も広く分布している哺乳類と言われています!
シャチは世界中の海に生息していると言われているので、実質生息地は全世界の海ということになります!
陸で最も分布している哺乳類がヒトなら、海で最も分布しているのはシャチということですね!
最も早く泳げる哺乳類の一種!
先ほどシャチは海で最も広く分布する哺乳類の一種であると解説しましたが、実は「最も早く泳ぐことが出来る哺乳類の一種」でもあります!
シャチは同じく哺乳類の「バンドウイルカ」に並んで、時速「50キロメートル」で泳ぐことが出来ると言われています!
車の50キロとの速さと同じに考えると相当早いですよね!凄い景色を見てそうです!
海洋系生物食物連鎖の頂点!
先ほどからシャチは「最も広く分布する哺乳類の一種」であり「最も早くおよげる哺乳類の一種」でもあると解説しましたが、さらにシャチは「海洋生物食物連鎖の頂点」に君臨しています!
なんとあの「ホオジロザメ」ですら捕食してしまう強さを持っています!海のギャングの異名はここから来ているのですね!
通りで世界中の海にいるわけだ!世界の海のチャンプなんですもんね!
天敵について
海洋生物の頂点に君臨するシャチですが、天敵となる生き物はいるのでしょうか?
調べてみたところ、なんとシャチには天敵となる生き物は「いない」ということがわかりました!
例外として「ヒト」がいるにはいますが、急に襲われたら勝ち目がないですし1対1なら間違いなくシャチの勝ちになるので無敵と言ってもいいかもしれませんね!
間違いないね!とはいっても例外はあります。
例えばヒトがシャチを捕獲するために準備して襲ってきたときなどはシャチにはどうすることも出来ないでしょう。
また子供がホオジロザメなど肉食の生き物に負けてしまったり、病気にも負けてしまうことがありますが、戦闘力でいえば間違いなく海の王者と言えるでしょう!
音を出して様々な情報を受け取る
シャチは「音」を出して様々な情報を得ることが知られています!
シャチはおでこの内側に「メロン器官」という器官を持っており、それを震わせることで音を発します。
そしてその音は物体に当たると反射されるのですが、その反射した音をシャチはあご→あごの骨→耳骨と言う順に送ってその物体の正体や位置を特定するんだそうです!
近い例で言うとコウモリが超音波を出して物の位置を調べるのに似ているみたい。
そしてこれを「エコロケーション」と呼びます。なんか聞いたことありますね。
このエコロケーションの精度ですが、なんと音だけで生き物の種類や内容物まで特定することが出来るんだそうですよ!
ポッドという群れで行動する
シャチは単体で行動することもありますが、基本的には「ポッド」と呼ばれる数頭~数十頭の家族からなる群れで行動をしています。
基本母親を中心に構成されていき(諸説あり)主にこのポッドで狩りや子供たちのお世話をしていきます。
時には子供のシャチの教育をしたりなどまるで人間のような行動が見られます!
コールと言う鳴き声でコミュニケーションを行う
シャチは「コール」と呼ばれる鳴き声を使って仲間とコミュニケーションを行うことがわかっています。
このコールはポッドのリーダーである母親から受け継がれていき、最初に言ったコミュニケーションや情報の交換などに使われているそうです!
面白いのがこのコールには「ポッドごとに違い(方言のようなもの)」が存在しているんだとか!
寿命について
シャチの寿命はオス平均30歳、メス平均50歳ほどといわれています
また最高齢としてはオスが50歳、メスが80歳と言う記録があるようです!
シャチはかなり長生きする動物なんですね!
好奇心が旺盛
シャチはとっても好奇心が旺盛な生き物で、気になるものがあると近づいていく習性があります!
船で海を渡っているとに「なにしてんの~」と近づいてくることもあるといいます!
かわいいですね!
食用にはならない
たま~に「クジラ肉」がスーパーに並べられていて、なにクジラの肉なんだろうなんて思ったりしますが、シャチのお肉って食べられるのでしょうか?
調べてみたのですがシャチの肉には「水銀」や「PCB(ポリ塩化ビフェニル)」などの人間の体には有害である物質が含まれているほか、肉自体も筋肉質で硬く食べ物にはならないということでした。
なのでシャチは食用に向いていないということになります。またこれがヒトがシャチの天敵にならない理由の一つになっているんですね。
餌について
シャチは何度か解説しましたが「肉食」の動物で「魚類全般」「サメ」「クジラ」「ペンギン」「ホッキョクグマ」「海鳥」「オタリア」「アザラシ」などなどありとあらゆる生き物を捕食しています。
また場合によっては共食いをすることもあるため、ある意味食べられない生き物はいないんじゃないかといった状態です。
いやほんととんでもない動物ですね!
餌を求めて長距離移動をする
先ほどシャチの餌について解説しましたが、シャチはこの餌を得るために1日100キロメートルも移動することがあるようです!
100キロメートルと言われても全然ピンときませんが、めちゃくちゃな距離であることは分かりますね!
人間じゃまず無理ですね・・・
日本で見られる場所
シャチは日本国内でも野生で観測することが出来る生き物です!
日本では主に「北海道の根室海峡~北方領土・和歌山県太地町」で野生のシャチが見られています。
シャチはかなり遠くへも移動する動物なのでたまーに日本にもやってくると言うことのようです!
飼育情報
シャチは野生でも見ることが出来ますが、日本では「水族館」でも見ることが出来、芸を覚えたシャチの「ショー」を楽しむことが出来ます!
2021年10月現在では「鴨川シーワールド」と「名古屋港水族館」で飼育されているようです!
興味がある方は是非足を運んでみてくださいね!
シャチについてのまとめ
いかがでしたか?
シャチについてわかりましたでしょうか?
そうだね!シャチは最大で10メートルもの大きさになるとても大きな動物でした!
体の大きさもさることながら海では生態系の頂点で天敵がいないというのは驚きでしたね!
またとても知能が高く、子供のお世話をする役がいたりコールという鳴き声で情報交換をしたりなど、社会性の高さにも驚かされましたね!
そうだね!ポッドで行動するのは知らない方も多かったのではないかと思います!
また個人的に実は日本で見ることが出来たところも驚きました!
限られた海域ではありますが日本にも来るならに見にいってみたいところです!
ジャンプとかしてくれたら「うおお!!!」って盛り上がるね!
また解説したとおりシャチは水族館でも見ることが出来るのでそっちも見にいきたいなぁ!
いじょう!この記事を通じてシャチのことが大好きになった管理人でした!