【2023年】シロホシテントウを6個の項目で徹底解説!【まとめ】
この記事では「シロホシテントウ」というテントウムシについて解説させていただきたいと思います!
テントウムシの中ではマイナーな種類かと思います、あんまし名前とか聞きませんもんね。
しかしちょっと面白い食性を持ったテントウムシだったりします!
というわけで!この記事では「シロホシテントウ」について解説させていただきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
シロホシテントウってどんな昆虫?
基本情報
コウチュウ目テントウムシ科
学名:Vibidia duodecimguttata
体長:3㎜~5㎜ほど
成虫が見られる時期:4月~11月頃
生息地:日本(北海道・本州・四国・九州)・朝鮮半島・中国・シベリア・ヨーロッパなど
よく見られる場所:うどんこ病に侵された植物の周辺など
シロホシテントウは学名【Vibidia duodecimguttata】体長「約3㎜~5㎜」ほどのテントウムシです。
日本では全国的に見ることができ、成虫は4月~11月頃に発生します。
主にうどんこ病の植物の周りで見かけるテントウムシです。
特徴について
シロホシテントウの特徴はなんといってもその「黄褐色」の体でしょう!
白い斑点模様も特徴的ですよね、ちなみに前翅の斑点の数は上から2・1・2・1になっているみたいですよ!
また胸部外側は透明になっています!きれいなんですよねこれ!
斑紋が消失する場合がある
先ほどシロホシテントウの「斑紋」について少し触れました。
実はこの斑紋は個体によってなくなる場合があります、模様が無いシロホシテントウがいる場合があるということですね。
ただ斑紋消失個体は日本ではあまり見られないようです、つまり斑紋がないシロホシテントウはレアということですね!
レア度について
シロホシテントウは独特な見た目をしているためレアなテントウムシと思われがちですが、案外どこにでもいる普通種です。
日本では全国的に分布しており割と普通に見られます、そもそも色合い的にテントウムシだと思ってなかった人とか多いのではないでしょうか?
実は似たような色合いのテントウムシもそれなりにいるのですが、その中でも最もよく見られるのがこのシロホシテントウになります!
似た種類のテントウムシについて
シロホシテントウはテントウムシの中でも唯一無二な体色を持つ・・・と思われがちですが実はこんな色合いのテントウムシは他にも何種類か存在しています。
具体的には「シロトホシテントウ」「シロジュウジホシテントウ」「ムーアシロホシテントウ」シロジュウゴホシテントウ」「アラキシロホシテントウ」などがよく似た色合いのテントウムシでしょう。
その中でも「アラキシロホシテントウ」に関しては酷似しすぎており「生殖器を解剖しないと判別ができない」とされています。
食べる物について
シロホシテントウの食べる物はちょっと特殊なものになります。
なんとシロホシテントウは「菌」を食べるのです!具体的には成虫・幼虫共に「うどんこ病菌」を食べています。
うどんこ病は主に「キュウリ」などがかかる病気で、葉などにうどんの粉のような斑点がいくつも現れ最悪宿主が枯れてしまう恐ろしい病気です。
シロホシテントウについてのまとめ
いじょうが「シロホシテントウ」についての解説となります!
シロホシテントウについてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね!シロホシテントウはテントウムシにしては珍しい色合いでした!
しかし実は珍しいテントウムシではなく、また同じような色のテントウムシの中では最もよく見る種類でもありましたね!
案外探してみたら家の庭に居たりするかもしれませんよ!
そんなシロホシテントウはちょっと変わった食性のテントウムシでした。
テントウムシと言えば「アブラムシ」を食べることで有名ですが、シロホシテントウは「うどんこ病菌」を食べるテントウムシになります!
キュウリとか育ててる人にとっては喉から手が出るほど欲しいテントウムシなのではないでしょうか?
というわけで!この記事では「シロホシテントウ」について解説させていただきました!
参考になっていたら幸いです!
シロホシテントウを見かけたら是非観察してみてくださいね!