ルソンヒトデの生態・豆知識9選!学名や毒性・見られる水族館など徹底解説!
みなさんは「ルソンヒトデ」というヒトデの仲間をご存知ですか?あまり聞きなれない名前のヒトデと思われるかもしれませんが、実は日本では本州中部以南に生息している、割とありふれた種類のヒトデになります。そんなルソンヒトデについてこの記事では詳しく解説しています!是非一度ご覧ください!
今回は「ルソンヒトデ」というヒトデについて解説していきたいと思います!
なんだかおしゃれな名前のヒトデさんですね!
上の画像のヒトデさんがルソンヒトデなのですが、なんかすげてのびーっとしてますねw
というわけでこの記事では「ルソンヒトデ」について詳しく解説をしていきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
ルソンヒトデってどんな生き物?
ルソンヒトデ目ルソンヒトデ科
学名:Echinaster luzonicus
体長:4センチほど
生息地:日本(本州中部~沖縄)・西太平洋・インド洋の暖かい場所に広く分布
よく見られる場所:砂地・サンゴ礁など
ルソンヒトデは学名【Echinaster luzonicus】体長は「約4センチ~7センチ」ほどのヒトデの仲間です。
日本では本州中部以南で見られ、主に西太平洋やインド洋の暖かい海域に生息しています!
砂地やサンゴ礁で見られるヒトデさんです。
名前の由来について
ルソンヒトデの名前の由来はとある「島」にあります。
名前の由来になっているのはフィリピン諸島の「ルソン島」と言うところなんだそうです!
ただ広い地域に生息しているルソンヒトデに何故ルソン島の名前が着いているのかについてはわかりませんでした。
体色について
ルソンヒトデは個体によって「体色が異なることがあるヒトデ」になります。
種類としては「ピンク色」「赤色」「オレンジ色」などの鮮やかな色や「灰色」などの個体も確認されているようです。
ルソンヒトデ色違い図鑑制覇してみたいですね。
腕の数が異なる
ルソンヒトデは腕の数が個体によってよく異なるヒトデです。
具体的には「4本~8本」ほどになるみたいですね。
よく見られるのは「6本」の個体なんだそうですよ。
毒性について
ルソンヒトデは一見普通にいるヒトデに見えますが、では毒は持っているのでしょうか?
これについてはご安心ください!ルソンヒトデに毒はありません!
それどころか水族館ではタッチプールと言って実際に生き物に触れ合うことが出来るブースで展示されていることもあります、お墨付きの安全な生き物なんですね!
腕を自切して増える
ヒトデは自身の腕を切り落とすことでその切り落とされた腕が再生し、もう1匹のヒトデを誕生させることができると言う「無性生殖」を行うことが出来ます!
ルソンヒトデもこの無性生殖を行うことが出来、そのために腕が多かったり少なかったり長さが違ったりと言った個体差が生まれます。
しかしヒトデってほんとに不思議で面白い生き物ですよね。
硬くてざらざらしている
ルソンヒトデは一見柔らかそうに見えますが、実はざらざらしており硬い手触りになります。
体表には無数の突起があり、これがざらざらしている理由なんだそうです。
実際にヒトデに触ったことがある方なら分かると思いますが、ほんと岩みたいな感じなんですよねヒトデって。
餌について
ルソンヒトデは「肉食」の生き物になります。
具体的には「貝類」「カイメン」「死んだ生き物の死骸」「デトリタス(有機物)」などを食べて生きているヒトデです。
死んでしまった生き物を食べてくれるので「海の掃除屋さん」の一面もあります。
天敵について
ルソンヒトデの天敵は調べてみましたが確実な情報としては「1種類」のみしか出てきませんでした。
その1種類とは「フリソデエビ」という生き物で、ルソンヒトデをパクパク食べちゃうんだそうです!
他にもおそらく硬い顎を持つ魚類などが天敵になると思います。
見られる施設について
ルソンヒトデは日本のいくつかの水族館で展示されているヒトデになります!
毒性の項目でお話したとおり「タッチプール」に展示され実際に触れ合うことが出来る水族館もありますよ!
下に詳しいサイトのリンクを貼り付けておきますので興味がある方は見てみてくださいね!
ルソンヒトデについてのまとめ
いじょうが「ルソンヒトデ」についての解説となります!
ルソンヒトデについてわかりましたでしょうか?
そうだね!ルソンヒトデは個体によって体の色が違うことがあるヒトデでした!
この記事ではオレンジ色のルソンヒトデを掲載していますが、他にも「ピンク色」「赤色」「灰色」の個体もいると解説しましたね!
おそらくですが情報が無かっただけで他の色になる個体もいると思います、黄色とか多分いるでしょ。
そんなルソンヒトデは毒も無く非常に安全なヒトデでした!
水族館が触れ合ってもいいよゾーンに展示しているくらいなのでお墨付きの安全さでしたね!
僕もふれあいにいきたいなぁ・・・
と言うわけで!この記事では「ルソンヒトデ」について解説してきました!
参考になっていたら幸いです!
ルソンヒトデを見かける機会がありましたら是非観察してみてくださいね!