ルリタテハの寿命は?越冬場所など7つの生態を徹底解説!
今回は「ルリタテハ」についてお話ししていきたいと思います。
瑠璃色の模様が美しいタテハチョウの仲間です!
稀に町にもいたりするので、ちらっと見かけたことがあるという人もいると思います。
探そうと思うとなかなか見つからないんですよねチョウチョって、いろんなところ飛んでるので。
というわけで!この記事では「ルリタテハ」について解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ルリタテハってどんな昆虫?
基本情報
チョウ目タテハチョウ科
学名:Kaniska canace
体長:25㎜~44㎜ほど
時期:3月~4月・6月~11月頃
生息地:日本・東アジア・南アジアなど広い地域に分布
よく見られる場所:雑木林周辺
ルリタテハは体長「25㎜~44㎜」ほどのチョウチョです。
日本を含む広い地域に分布しており、日本を含む東アジア・南アジアなどに広く生息しています。
主に雑木林周辺で飛んでたりしますね。
名前の由来について
ルリタテハの名前の由来は「模様」にあり、非常にシンプルなものになります。
内羽の外側には筆でガタガタと描いたような「瑠璃色」の模様が入っており、これがそのまま名前になりました。
ちなみに外羽は落ち葉のようになっており、周囲の環境に擬態する役割を持っています。
越冬場所について
ルリタテハは「越冬」をするチョウチョになります、では越冬場所はどこなのでしょうか?
これについては地面に近いところ・隙間のある板の下なんかに掴まり越冬することが多いようですね。
また基本情報にも書きましたが稀に洗濯物にくっついており、恐らく越冬場所に選んだのではないかと思います。
毒性について
ルリタテハは非常に美しいチョウチョなんですが、幼虫はなんと68本のトゲを携えて鎮座しています。
ものすご毒々しいのですが、一切毒などは持っていないため安心してください。
もしかしたら毒を持っている毛虫に擬態しているのかもしれませんね。
縄張りを持つ
ルリタテハのオスは「縄張り」を持つことで知られています。
主に高いところにある石や木の葉の上から縄張りを監視し、同種のオスがやってくると激しく攻めたて散らかし追い出していきます。
ちなみにこの時羽は開いた状態のことが多いため、観察には持って来いですよ!
食べる物について
ルリタテハは基本的に「草食」の昆虫です。
幼虫は「サルトリイバラ」「ホトトギス類」「ユリ類」を食べ、成虫は「花の蜜」「樹液」「獣の糞」を食べていきています。
ただ花の蜜にはあまり来ず、多くは樹液にやってくるようです。
寿命について
ルリタテハの寿命は越冬するか否かで大きく変わります。
通常は卵~成虫期間で大体半年ほどの寿命なのですが、越冬する場合そこから3~4か月程寿命が伸びます。
ただこれについてしっかり計測したわけではなさそうなのであくまで「予想」となります、予めご了承ください。