【2023年】オジロアシナガゾウムシを7項目で徹底解説【まとめ】
今回は「オジロアシナガゾウムシ」について解説させていただきたいと思います!
あんまり目立つ昆虫ではありませんが、意外と近くに生息していることもある身近なゾウムシです。
よーく探せば家の敷地内でも見つかるかも?
というわけで!この記事では「オジロアシナガゾウムシ」について解説させていただきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
オジロアシナガゾウムシってどんな昆虫?
基本情報
コウチュウ目ゾウムシ科
学名:Mesalcidodes trifidus
別名:パンダゾウムシ・パンダ虫など
体長:9㎜~10㎜ほど
成虫が見られる時期:4月~11月頃
生息地:日本(本州・四国・九州)・台湾・中国など
よく見られる場所:道端でも普通に見られる
オジロアシナガゾウムシは体長「約9㎜~10㎜」ほどのゾウムシの仲間です。
日本では「本州・四国・九州」に生息しており、道端でも普通に見ることができます。
主に「クズ」に多くいるので探すときはクズを中心に探すといいかもしれませんね。
名前の由来について
オジロアシナガゾウムシの名前の由来は「体の模様」にあります。
というのもオジロアシナガゾウムシはお尻のあたりに白い模様があるんですよね。
なので「尾白アシナガゾウムシ」と名付けられました、ただ「アシナガ」についてそこまで足が長い印象が無いのでちょっと疑問です。
死んだふりをする
オジロアシナガゾウムシは「死んだふり」をすることが知られています。
主に刺激や危険を感じた時に足を畳み下に落っこちて天敵から身を守るのです。
一見無防備に見えるこの行動ですが、案外見つからないんですよねこれが。
鳥の糞に擬態している
オジロアシナガゾウムシは「鳥の糞に擬態している」と言われています。
確かによくよく見ると黒と白の体は鳥の糞に見えなくもないですね。
この擬態+死んだふりは鳥にとってはとんでもないかくれんぼの難易度になるのかもしれません。
体が硬い
オジロアシナガゾウムシは「体が硬い」という特徴を持っています。
小さい昆虫ですが針をも通さないほど硬いのだとか!
大型昆虫の標本ではよく体に針を刺しますが、オジロアシナガゾウムシに針は使えないでしょう。
冬眠をする
オジロアシナガゾウムシは「冬眠」する昆虫です。
その方法が独特で、植物にただしがみついた状態で冬眠をします。
ものすごい体力使いそうですがちゃんと休めてるんでしょうか?
食べる物について
オジロアシナガゾウムシは「草食」の昆虫です。
具体的には「クズ」を食べます、幼虫はクズの中に卵を産み付けられクズの中で育ちます。
クズにコブがあればそれはオジロアシナガゾウムシの幼虫がいる「虫こぶ」かもしれませんよ。