【2023年】オオシオカラトンボを8項目で徹底解説【まとめ】
今回は「オオシオカラトンボ」について解説させていただきたいと思います!
シオカラトンボは有名ですがこの種はあまり知られていない気がします。
簡単に説明するとシオカラトンボを一回り大きくしたようなトンボですね。
知識が無かったらシオカラトンボだと混同しててもおかしくないくらい似てるからね。
というわけで!この記事では「オオシオカラトンボ」について解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
オオシオカラトンボってどんな昆虫?
基本情報
トンボ目トンボ科
学名:Orthetrum melania
体長:5㎝~6㎝ほど
成虫が見られる時期:5月~11月頃
生息地:日本
よく見られる場所:水辺など
オオシオカラトンボは学名【Orthetrum melania】体長「約5㎝~6㎝」ほどのトンボです。
日本では全国的に見られ、成虫は主に「5月~11月頃」に飛んでいるのを見かけます。
水辺でよく見かける昆虫ですね。
名前の由来について
オオシオカラトンボの名前の由来は「体の粉」と「シオカラトンボ」にあります。
オオシオカラトンボは体に「白い粉」を纏っており、これを「塩」に見立ててこの名前が付けられました。
そして日本でよく見られる「シオカラトンボ」より一回り大きなことから「オオ」シオカラトンボと名付けられたのです。
複眼の色について
オオシオカラトンボの複眼の色は「黒色~茶色」になります。
正確には黒っぽい色という表現が正しいでしょうか。
ちなみに「シオカラトンボ」はオスが青色、メスが緑色の複眼なので見分けることが可能です。
体色について
オオシオカラトンボはオスとメスで体色が異なるトンボになります。
オスは主に「青色に黒い斑点」なのに対し、メスは「黄色に黒い斑点」と全く異なる色になります。
ただ若いオスの場合メスと同じ色合いなので、見た目だけだと雌雄を見分けるのは難しいかもしれません。
羽の根元が黒い
オオシオカラトンボはオスメスどちらも羽の根元が黒いという特徴があります。
これはシオカラトンボには見られない特徴です。
見分ける時に役に立つかもしれませんね!
縄張りを持つ
オオシオカラトンボのオスは「縄張り」を持つことで知られています。
主に水辺周辺に止まって周囲の警戒をしているんだとか。
誤って縄張り内に入らないようにしましょうね。
産卵方法について
オオシオカラトンボのメスは水面にお尻をノックするようにして産卵することが知られています。
この時オスは周辺を飛んでメスをボディーガードするんですよ。
オスとメスが一緒に飛んでたら観察してみてくださいね。
食べる物について
最後に食性についてお話しします、オオシオカラトンボは「肉食」の昆虫です。
幼虫は「小型の昆虫」「小型の魚類」など小さな生き物を食べます。
そして成虫は「小型の昆虫」をズバババッと捕獲して食べています、ああ見えて飛んでもない速さのハンターです。