オオオナモミを大紹介!ひっつき虫や生息地・花など詳しく解説しています!
みなさんは「トゲトゲのひっつき虫」を見たことはありますか?それオオオナモミかもしれません!オオオナモミは外来種の植物なのですが、日本で見かけるトゲトゲのひっつき虫はほとんどこの種になります。そんなオオオナモミについて詳しく解説していますので是非ご覧ください!
どうも!kinokon(@ikimono_net)です!
今回は「オオオナモミ」について紹介していきたいと思います!
上の画像を見てもらえればおそらくほとんどの人が「嗚呼これか」と思っていただけるのではないでしょうか?
そう!オオオナモミは「ひっつき虫」の一種になります!
そうそう、草地を歩いた時なんかに良くくっつきますよね。
気づいたら服がこのオオオナモミだらけになっていた、なんてエピソードを持つ方もいるかもしれませんね!
たまにわんちゃんにもくっついています(笑)
そんなわけでこの記事では「オオオナモミ」について紹介していきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
オオオナモミってどんな植物?
キク科オナモミ属
学名:Xanthium occidentale
草丈:70センチ~200センチほど
時期:8月~10月頃
生息地:日本全国・ヨーロッパ・南アメリカ・オセアニア・アジア
よく見られる場所:草地
オオオナモミはキク科オナモミ属の植物です!同属のなかでは最大種です。
先ほどから言っているように「ひっつき虫」や「ひっつきもっつき」などとも呼ばれますね!
大きなものでは200センチにもなる植物で、上の画像のように群生していることもあります。
また上の画像のようにもんの凄い量のひっつき虫をつけるのでここ通ったら大変なことになりますね・・・。
大切な服を着ているときは絶対に近づいたらダメだねコレ・・・
さてさてそんなオオオナモミですが、実はとんでもなくやばい植物になります。
ひっつき虫も確かに厄介ですがそれ以前のレベルで今大変なことになっています。
まずはそんなオオオナモミの一面について紹介していきましょう。
オオオナモミは外来種である
実はこのオオオナモミは「外来種」になります。
原産は北アメリカで、1929年に岡山県で初めて発見されその後全国各地へと広がっていきました。
さて、そんなオオオナモミですが実は要注意外来生物に指定されており「日本の侵略的外来種ワースト100」に選ばれているとんでも植物なんです!
文字通りなら日本に入ってきたやばい外来種のトップ100にランクインするレベルってことだね・・・・。
実際にオオオナモミは在来種である「オナモミ」を絶滅危惧種にまで追いやっています。
オナモミもまたオオオナモミと同じ見た目のひっつき虫をつけるのですが、オオオナモミが入って来てだんだんと姿を消し・・・。
現在良く見られるあの形のひっつき虫はほとんどオオオナモミとなってしまいました。
そう、そしてオナモミだけでなく数々の在来種植物の生育を妨げることがわかっています。
そのため各地で駆除などが行われていますが余り数は減っていないようです。
流石は日本の侵略的外来種ワースト100にランクインする植物ですね!
ひっつき虫の正体について
オオオナモミについてのまとめ
どうでしたか?
オオオナモミについてわかりましたでしょうか?
そうだね!在来種のオナモミが減ってしまった今、あの形のひっつき虫はこのオオオナモミが主な種となりました。
なかなか手ごわい外来種ですがやはり見つけるとうれしいもので、ついついひっつき虫を手にとってしまいます。
そのままポイッとしたらそこでオオオナモミが育ってしまいますがやはり触りたくなるんですよね!
オオオナモミが日本で増えた要因として一番は人間になるでしょうが、オオオナモミ自身の生命力は見逃せませんね!
嫌われ者なオオオナモミですが見かけたら是非観察してみてください!
なんだか懐かしい気分になれますよ!
いじょう!kinokonでした!