カナヘビの生態を解説!名前の由来や寿命・尻尾の秘密など詳しく紹介!
皆さんは「カナヘビ」という動物を知っていますか?このカナヘビ、名前に「ヘビ」と入っていますが見た目は「トカゲ」なんですよね。一体カナヘビはどっちなのでしょう?そんな疑問や生態・特徴について紹介しています!是非最後までご覧ください!
今回は「ニホンカナヘビ」について解説していきたいと思います!
街中でも草地があれば割と見かけるお馴染みのトカゲさんです!
みたことがある方も多いのではないでしょうか?
そうそう!草地にいたら一瞬ビビる長さしておりますw
と言うわけで!この記事では「ニホンカナヘビ」について解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ニホンカナヘビってどんな動物?
カナヘビ科カナヘビ属
学名:Takydromus tachydromoides
体長:15センチ~20センチほど(ほとんど尾)
活動時期:5月~10月ごろ
生息地:日本
よく見られる場所:草むらなど
ニホンカナヘビは学名【Takydromus tachydromoides】体長は大きなもので20センチほどになります!
日本固有種で北海道・本州・四国・九州に生息しており、茂みの中や木の下など涼しいところで姿を見かけます。
街中でもちょっとした草地があれば見かけるとても身近な爬虫類です!
名前の由来について
カナヘビの名前の由来は「可愛らしい蛇」という意味から来ているという説があります。
もちろんカナヘビは蛇ではないのですが、尻尾が長く蛇に見えることからこう表現されているのです。
また漢字では「愛蛇(カナヘビ)」と書くこともありとにかく可愛らしいという意味が詰め込まれた名前となっています。
ヘビではない
ニホンカナヘビは「トカゲ亜目」に分類されているトカゲの仲間になります。
なので蛇ではありません、また何故ヘビと名づけられているのかは名前の由来の項目の通りとなります。
確かにしっかり分類がされてない時代に見たらヘビのような生き物に見えてしまいますね。
尻尾の長さについて
カナヘビはヘビと間違われるほど尻尾が長くなるトカゲです。
その長さは体長の3分の2とも言われており、なんと胴体より尾が大きくなります!
中には胴体が5~6センチに対し、尻尾が10~15センチになる個体もいるんだとか!いや長過ぎ!!!
危険を感じると尻尾を切断する
カナヘビは危険を感じたときに自ら「尻尾を切断」します、嗚呼せっかく伸びたのにもったいない。
実はカナヘビの尻尾は切断した後もしばらく動き続ける習性があり、天敵がその尻尾に気をとられている間に逃げるというまさに最終兵器なのです!
ちなみに切断した尻尾は再生するのですが「元の色」「骨」までは再生が出来ず、また尻尾の長さも元には戻りません。
餌について
ニホンカナヘビは「肉食性」の動物です!
食べるものは主に「バッタ」「ミルワーム」などの小型の昆虫になります!
またあまりにお腹がすいた時には果実を食べることもあるんだそうです。
寿命について
ニホンカナヘビの寿命は「約5年~10年ほど」であると言われています。
めちゃくちゃ長生きですね!もちろん環境にもよって寿命は異なりますがそれにしても長生きです!
なのでペットとして飼育したい場合には寿命についてもしっかり考えなければいけません。
ニホンカナヘビについてのまとめ
以上が「ニホンカナヘビ」についての解説となります。
ニホンカナヘビについてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね!ニホンカナヘビは非常に尻尾の長いトカゲさんでした!
その尻尾の長さから「可愛らしいヘビ」という意味の「カナヘビ」という名前になったという説がありましたね!
それもそのはずニホンカナヘビの尻尾は体の3分の2を占めるというのですから驚きですね!
しかしそんな立派な尻尾は一瞬の出来事によりなくなってしまうことがあります。
ニホンカナヘビは天敵に襲われた時など危険を感じたときに尻尾を自切する習性がありました。
自切された尻尾はしばらく動き続けるため天敵の気を引いている間に逃げることが出来ますが、尻尾は再生するものの「骨」「色」「もともとの長さ」までは再生が出来ませんでしたね。
というわけで!この記事では「ニホンカナヘビ」について解説していきました。
楽しんでいただけていたら幸いです!
ニホンカナヘビを見かけたら是非観察してみてくださいね!