ナズナについて詳しく解説!の見分け方や食べ方・似ている植物など幅広く解説しています!
春の七草ナズナをご存知ですか?ナズナは田んぼや畑などの隅っこにたくさん生えている雑草なのですが、とても美味しく食べることが出来るのです!七草粥などで食べたことのある人もいるかもしれませんね!そんな春の味覚ナズナを是非味わってみてくださいね!
どうも!kinokon(@ikimono_net)です!
今回は「ナズナ」という植物について解説していきたいと思います!
みなさんナズナって見たことありますか?
そうそう!案外どこにでも生えているような植物なので見たことがある人は多いと思います!
特に田舎などでは群生して生えていることが多いので嫌でも目に付く植物です!
むしろ生えすぎて雑草として抜かれてたりもしますね(苦笑)
しかしそんなナズナは様々なことに使われる植物でもあります!
と言うわけで「ナズナ」について解説していきますので是非最後まで見ていってくださいね!
ナズナってどんな植物?
#気ままなカフェ
🌿ナズナ中国原産
春の七草の一つ
逆三角形の実が三味線のバチを連想させることから別名を「ペンペン草」
ペンペン草はぺんぺん草だけで群生する、意外にデリケートな植物✨花言葉『無病息災』
つつがなき日々を送れることのありがたさ…
みなさま、今日もご無事で(*´ロ`*) pic.twitter.com/cnJSiixdXz
— すー🍃@きなり🌸 (@OrHiromi) February 24, 2020
アブラナ科ナズナ属
学名:Capsella bursa-pastoris
体長:10~50センチほど
時期:冬~春
生息地:北海道~九州
よく見られる場所:田んぼ・あぜ道・電柱の根元など
ナズナはアブラナ科ナズナ属の植物です!
学名は【Capsella bursa-pastoris】草丈は10センチから40センチ、春が終わる頃になると50センチになるものも居ます!
意外と大きな植物なんですね!
日本全土に生息しており、主に田んぼの端っこやあぜ道なんかでよく見かけます。
畑にも良く生えていますね!
しかし実はこのナズナ、元々は日本には生息しておらず、ムギ栽培の伝来と共に日本に来たと思われる史前帰化植物だと考えられています。
麦畑の畦にナズナが咲いていました。
白い小さな花がたくさん開いています。
冬の寒い時期にも、ずっと咲き続けています。#ナズナ #白い花 #小さな花 #冬の花 #冬 #山野草 #野草 #園芸 #ガーデニング #熊本市南区 #熊本 pic.twitter.com/fbow47M4DW
— こころんグリーン (@kokoron555) January 17, 2021
そう考えられてるね。多分ムギに種がくっ付いてたんじゃないかな?
現在は日本でも当たり前に見ることが出来るありふれた植物となっています。
むしろ日本の春を告げる春の七草に選ばれている程には我々の暮らしに馴染んでいますね!
ナズナの別名
麦畑の畦にナズナが咲いていました。
白い小さな花がたくさん開いています。
明るい日差しの中で元気に咲いています。#ナズナ #白い花 #小さな花 #冬の花 #冬 #山野草 #野草 #熊本市南区 #熊本 #園芸 #ガーデニング pic.twitter.com/ynqMN2Pzmk
— こころんグリーン (@kokoron555) January 15, 2021
ナズナには別名があり「ペンペン草」「シャミセン草」「ビンボウ草」などたくさんの別名を持っています。
ペンペン草は聞いたことがあるのではないでしょうか?
実はナズナは「楽器」として遊ぶことが出来ます。
そのため「ぺんぺん草」や「しゃみせん草」などの別名がつけられました!
と言うわけで次は楽器としての遊び方について紹介していきます!
「びんぼう草」についてはもう少し後に解説しますね!
楽器にして遊べる植物
ナズナの楽しみ方の一つとして先ほど紹介した「楽器として遊ぶ」ことが挙げられます。
ナズナには茎からたくさんの三角の部分がでていますよね?
そうそう!この部分を少し下に裂く、または真ん中の部分で折り曲げてデンデン太鼓のようにくるくる回すと綺麗な音がなります!
風に揺れる草のような、なんだか落ち着く音がします。
子供の頃ナズナで遊んだと言う人もいるのではないでしょうか
実際に演奏なんかで使うことはできませんが、自然遊びとしてお子さんに教えてあげると喜ぶかもしれませんね!
春の七草である
ナズナは先ほども少し触れましたが、言わずと知れた「春の七草の一つ」です!
春の七草と言えば七草粥ですよね!
もちろんナズナも七草粥にいれて食べることが出来るのですが、食べる部分はナズナの「若菜」の部分になります!
花や茎や根も食べられるみたいですが七草粥にいれる部分はナズナのロゼットの若菜になります。
僕自身は食べたことは無いのですが、どうやら水菜のようにシャキシャキした食感が楽しめると言います!
今度採集できそうなところがあれば僕も実食してみたいと思います!
ナズナの採集方法
すべてナズナだぜ😆⤴️⤴️⤴️
ナズナのロゼットは変化が激しい‼️ pic.twitter.com/EXC5OBjtaP— 山下智道 (@herbtomo0901) December 27, 2018
次にナズナの採集方法について紹介していきたいと思います。
ナズナは先ほども紹介した通り「田んぼの傍・あぜ道・畑」などに自然に生えています。
河川敷などにも生えているかもしれませんね!
でももちろん私有地には入ってはいけませんよ!
そんなナズナの採集方法は根元からごっそり収穫すると言う感じになります。
だね(笑)ナズナは上のツイート画像のような「ロゼット型」のものを採集します。
すべてナズナだぜ😆⤴️⤴️⤴️
ナズナのロゼットは変化が激しい‼️ pic.twitter.com/EXC5OBjtaP— 山下智道 (@herbtomo0901) December 27, 2018
もいっこ貼り付けときますね!こんなやる気なさそうにぺたっとしてる形態を「ロゼット」って言います。
この「ロゼット」になるのも理由があって、寒い冬にしっかり光を浴びられるように地面に這うように葉を広げているのです!
そうそう!植物って凄いですよね!
さて、話がそれてしまったので元に戻します!
ナズナ採集のポイントとしてはあまり茎が伸びてなく、花もあまり咲いていないものがおすすめです。
茎や葉を食べたい場合は上の通りではありません。
また時期は2月から3月の間がベスト!散歩がてら見つけてみましょう!
そして採集時の注意ですが、除草剤がまかれてなさそうなところのナズナを採集すると良いでしょう。
後は場所を選ばないとワンちゃんがおしっこかけたものを持ち帰ることになりますので注意しましょう。
ナズナに似た植物について
マメグンバイナズナで おはようございます ☺︎ pic.twitter.com/gSPxXTe30O
— みなと (@turquoise052fd) May 24, 2019
ナズナには似た見た目の植物が何種か存在しています。
パッと見では判別が難しい種類もいますね。
そこでこの項目ではナズナに似ている種類の植物の見分け方を簡単に紹介していきます!
ここでは特に見分けやすい葉の先の種の部分での見分け方を紹介します!
是非参考にしてみてくださいね!
ナズナ
まずはナズナの特徴について紹介していきます。
ナズナは葉の先の部分がハート型をしているのが特徴です。
グンバイナズナ
🌼河川敷にグンバイナズナ(軍配薺)の花 名前が言い得て妙 pic.twitter.com/tQq2JfaoxZ
— 大犬ふぐり❈ (@ooinufuguri83) May 14, 2017
グンバイナズナについて紹介します。
グンバイナズナは葉の先の部分が楕円形なのが特徴です!
マメグンバイナズナ
マメグンバイナズナ
ピンク色に見える。 pic.twitter.com/isFQTQc54b— ヨシキ (@Tatutori55) June 29, 2017
マメグンバイナズナについて紹介します。
マメグンバイナズナは葉の先の部分がまん丸の円状になっているのが特徴です!
イヌナズナ
秩父アミューズパーク
イヌナズナ【犬薺】
アブラナ科イヌナズナ属 pic.twitter.com/7cnk1pQQm0— ヨシキ (@Tatutori55) March 20, 2017
イヌナズナについて紹介していきます!
イヌナズナは葉の先の部分が細長いのが特徴です。
後は花が黄色なのでそこでも見分けられます。
と、それぞれの見分け方についてはこんな感じでしょうか?
それぞれナズナと言う名前を持っていますが、完全なる別種です。
ナズナだと思ってたあそこの植物が実はナズナじゃなかった!と言うこともあると思いますので、是非また確認しに行ってみてくださいね!
ナズナ料理について
ナズナ炒め❗️
今日は七草食べるの日ですよね〜
歯応えよし、苦味よし、甘味よし、身体にいいの食材ですよね❗️
だうつんは饂飩の餡にも使ってますよね🥟新鮮のものは珍しいですから、要予約料理です👍 pic.twitter.com/ouR4x0ul5y— 大沪邨(だうつん)老板 (@dahucun20140415) January 7, 2020
次にナズナの料理について紹介していきます!
そこら辺に生えているナズナは実はとても幅広い料理に使われる植物です!
大昔は貴重な野菜として食べられていました!
そうそう!そんなナズナはサラダ・和え物・おひたし・天ぷら・塩漬け・炒め物などなどたくさんの美味しい料理に化けます!
コレ本当にそこらへんに生えている雑草!?と思うほど美味しく、また場所によっては採取し放題なためコスパも最強の食材となります!
単に茹でて水気を絞り、めんつゆをかけるだけで美味しいというお手軽さ!
そうかもね!とはいっても野草ですからしかし少し下処理が必要になります。
また上の項目で紹介した通り似ている植物もいくつかあります。
特に食べて害のある植物はいませんがしっかり見分けるようにしましょう!
と言うわけでまずはナズナの下処理について解説していきましょう!
ナズナの下処理方法について
ナズナの下処理の方法について、まずはナズナについている土やごみを洗い流します。
虫が付いているかもしれないので丁寧に洗い流してください。
その後は2通り下処理の方法がありまして
和え物・おひたし⇒沸騰したお湯で1分煮て調理
天ぷら・塩漬け ⇒煮ずにそのまま調理
とこのように下処理の方法を分けます。
作りたい料理に応じて下処理をかえて調理するようにしましょう!
ナズナについてのまとめ
いかがでしたか?
ナズナについてわかりましたでしょうか?
そうだね!そこら辺に普通に生えている、いわゆる「雑草」なナズナですが、調べてみるといろんなことが分かりました!
ナズナは元々日本には生息していませんでしたが、ムギにくっ付いて日本に入ってきたと考えられる植物でした。
今では春の七草と言われる日本に無くてはならない存在となってますね!
そしてナズナは食べることが出来る植物でもあり、昔は貴重な冬の野菜として重宝されてきました!
現代でももちろん食べることが出来、様々な料理に使うことが出来ます!
興味があれば採集して調理してみてはいかがでしょうか?
春の七草「ナズナ」を堪能しましょう!
いじょう!kinokonでした!