ナナホシキンカメムシの生態を解説!エサや色が変わることなど紹介しています!
皆さんは「ナナホシキンカメムシ」というカメムシを知っていますか?ナナホシキンカメムシは緑色の金属光沢の体をしている非常に美しいカメムシです!まるで宝石のような輝きをしており、初見ではカメムシだと気づけない人もいるでしょう。そんなナナホシキンカメムシについてこの記事では詳しくまとめていますので是非一度ご覧くださいね!
今回は「ナナホシキンカメムシ」というカメムシについて解説していきたいと思います!
もんげー綺麗なカメムシだこと!光り輝いています!
もうピッカピカですね!まるで金属をピカールで磨いたような!
【ピカールこれ↓】
というわけで!この記事ではピカール・・・じゃねぇや、「ナナホシキンカメムシ」について解説していきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!内容はいたってまじめですよ。
ナナホシキンカメムシってどんな昆虫?
カメムシ目キンカメムシ科
学名:Calliphara exellens
体長:16ミリ~20ミリほど
時期:3月~12月頃
生息地:沖縄・奄美大島など
よく見られる場所:森林など
ナナホシキンカメムシは学名【Calliphara exellens】体長は大きなもので2センチ程のカメムシです!
東南アジア一帯に生息している昆虫で、日本では沖縄や奄美大島など南の暖かいところに生息しています。
主にエサのある森林などで見かける昆虫です!
ハラアカナナホシキンカメムシについて
【ナナホシキンカメムシ】
ナナホシキンカメムシには見た目がよく似た「ハラアカナナホシキンカメムシ」というカメムシが存在しています。
見分け方としては簡単で、引っくり返してお腹の部分が「赤ければハラアカナナホシキンカメムシ」「緑色ならナナホシキンカメムシ」といった感じで見分けることが可能です。
逆に言えばお腹を見ることが出来ない場合は見分けるのが困難というわけですね。
群れを作る
ナナホシキンカメムシは上の画像のように「群れ」を作るカメムシです。
複数のナナホシキンカメムシが集まった姿は非常に綺麗ですが、これ無理な人もいそうですね。
場合によっては葉っぱ毎に5~10匹ほど集まってたりもするので集合体恐怖症の人には少しきついかもしれません。
死ぬと色が変わる
ナナホシキンカメムシは緑色の金属光沢を持っているとても美しいカメムシですが、実は死んでしまうと「色が変わってしまう」カメムシになります!
ナナホシキンカメムシは死んでしまうと体の色がなんと「青色」になってしまうカメムシなのです!しかし水にいれるとまた緑色に戻るんだとか!
そのため色が変わる理由は「体の水分が抜けるため」であると考えられています!
臭いにおいを出す個体と出しにくい個体がいる
こちらの情報は確定のものではないのですが、ナナホシキンカメムシは臭いにおいを「出す個体」と「出しずらい個体」がいるんだそうです。
ナナホシキンカメムシはもちろんカメムシの仲間ですので刺激を受けると臭いにおいを出すのですが、いくら触っても臭いにおいを出さない個体もいるのだとか!
これは噂レベルなので真偽はさだかではありませんが、なんだか面白いお話ですね。
エサについて
ナナホシキンカメムシは「草食」のカメムシになります。
主に「オオハギ」「カキバカンコノキ」「ウラジロアカメガシワ」「タイワンツルグルミ」の実の汁を食べるんだそうです!
さすが南のほうに生える植物なだけあってどれ一つ知らん植物ですね。
求愛行動について
ナナホシキンカメムシは上の画像のように「求愛のダンス」をすることで知られているカメムシになります!
詳しくは上の動画で詳しく解説されていますので是非見てみてください!
しかしなにやら青春の香りがしますなぁ・・・
ナナホシキンカメムシについてのまとめ
いかがでしたか?
ナナホシキンカメムシについてわかりましたでしょうか?
そうだね!ナナホシキンカメムシは金属光沢のある緑色の体が非常に美しいカメムシでした!
集団で集まっていることもありとてもキラキラしていてめちゃくちゃ綺麗です!
一度は見てみたいカメムシですね!
そしてナナホシキンカメムシは「求愛のダンス」をするとても珍しいカメムシでもありました!
ダンスで求愛なんてなんだかロマンチックでしたね!
これは昆虫の中でも非常に珍しい習性のようですよ!
というわけで!この記事では「ナナホシキンカメムシ」について解説してきました!
楽しんでいただけていたら幸いです!
ナナホシキンカメムシを見つけたら是非観察してみてくださいね!