マツムシの生態を解説!鳴き声や寿命・天敵についてなど詳しく紹介!
みなさんは「マツムシ」という昆虫をご存知ですか?マツムシは茶色の体を持つバッタの仲間で、鳴くことができるため「秋の鳴く虫」として親しまれている昆虫です。またわらべ歌でも歌われています!「あれマツムシが鳴いている、チンチロチンチロチンチロリン」というフレーズを一度は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?そんなマツムシについてこの記事では詳しく解説しています!是非一度ご覧ください!
この記事では「マツムシ」について解説していきたいと思います!
名前は聞いたことがある方も多いかもしれませんね!
秋に綺麗な声で鳴く「秋の鳴く虫」の一種です!
そうだね!それも後ほどお話しましょう!
というわけで!この記事では「マツムシ」について詳しく解説してきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
マツムシってどんな昆虫?
バッタ目コオロギ科
学名:Xenogryllus marmoratus
体長:2センチ~3センチほど
時期:8月中旬~11月下旬など
生息地:日本(東北南部)
よく見られる場所:草地など
マツムシは学名【Xenogryllus marmoratus】体長は「約2センチ~3センチ」ほどのバッタの仲間です。
8月中旬~11月下旬に見られる昆虫で、日本では東北南部に生息しています。
主に草地で見ることが出来る昆虫です。
鳴き声について
マツムシの鳴き声は「リーリリリ」「リッリリリ」といった鳴き声になります!
マツムシの鳴き声といえば「チンチロリン」が有名ですが、実際聞いてみるとそう聞こえる・・・ような?って感じなんですよね。
でもチンチロリンって表現はかわいらしくて好きです!
虫のこえという歌に登場する
マツムシは「虫のこえ」という童謡に登場している昆虫です。
「あれマツムシが鳴いている、チンチロチンチロチンチロリン」というフレーズを聞いたことがある人も多いでしょう、チンチロリンという表現はこの歌が由来です!
一番最初のフレーズなので特によく聞く部分ですね!
昔はスズムシと呼ばれていた
【スズムシ】
マツムシは実は昔「スズムシ」と呼ばれていたのだといわれています。
逆にスズムシの方が「マツムシ」と呼ばれていたんだそうです!
しかし一体何故呼び名が逆になったのかは確実な情報が無かったのでわかりませんでした。
【スズムシの解説記事はこちら!】
餌について
マツムシは「雑食」の昆虫になります!
具体的には「ナス」「キュウリ」「カボチャ」などの野菜や「マメ科」「イネ科」の植物などの他「昆虫の死骸」「かつおぶし」「煮干し」などなど非常に幅広い食性を持っています。
また植物に関しては枯れてしまったものも食べるためまず食べ物が不足することは無いでしょう。
寿命について
マツムシの成虫の寿命は「約1ヶ月~3ヶ月」ほどであるといわれています。
卵の期間や幼虫期間を含めると「約1年」の寿命です。
また飼育下でしっかりと環境を整えてあげることが出来ればもっと長生きさせることも可能になります。
天敵について
マツムシの天敵は「肉食の動物」になります。
具体的には「鳥類」「爬虫類」「クモ類」「ムカデ」や「カマキリ」などなど様々な肉食動物が天敵です。
逃げる以外に抵抗手段が無いので見つからないよう隠れながら生きていかなければいけません。
飼育方法について
マツムシは稀にペットショップで販売されている昆虫になります。
飼育もさほど難しくはなく、飼育ケースの底に腐葉土などを敷き隠れ家を設置してあげたら「ナス」「キュウリ」などの餌を置いて飼育準備完了です!
スズムシと同じ飼育方法で飼育できますのでスズムシを飼育したことがある方はその時の経験も役に立ちますよ!
マツムシについてのまとめ
いじょうが「マツムシ」についての解説となります!
マツムシについてわかりましたでしょうか?
そうだね!マツムシは昔の歌で「チンチロリン」と鳴き声を表現されていました。
しかし実際聞いてみると「リーリー」といった感じの鳴き声でしたね!
チンチロチンチロチンチロリンは歌にするための表現なのでしょう。
そんなマツムシは結構何でも食べることが出来る昆虫でもありました!
コオロギ科の昆虫は基本的には雑食で色々食べられるので生き抜くのにとっても有利なんですよね。
だから今日までマツムシは生き残ってこれたのかもしれません!
というわけで!この記事では「マツムシ」について解説してきました!
楽しんでいただけていたら幸いです!
マツムシを見かけたら是非観察してみてくださいね!