マグロは止まると死ぬ!その理由を4つの項目で徹底解説!
みなさんは「マグロ」はお好きでしょうか?
めちゃくちゃ美味しいですよねマグロ!お寿司も美味しいし竜田揚げも美味!
ツナなんかはおにぎりの定番の具としてもはや日本に無くてはならない重要な食材です!
さて、今日はそんなマグロのとある特徴について解説していきましょう!
みなさんは「マグロは止まると死んでしまう」という話を聞いたことはありませんか?
実はこれ、噂でもなんでもなく真実になります。
そう、と言うわけでこの記事では「マグロは止まると死ぬ理由」について解説していきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
マグロが止まると死ぬのは何故?
マグロってどんなお魚?
スズキ目サバ科マグロ属
学名:Thunnus
体長:60㎝~3mほど
生息地:世界各地
マグロは学名【Thunnus】体長は「60㎝~3m」と種類によって異なりますが非常に大きなお魚です。
日本では言わずもがな美味しく食べられているお魚であり、世界各地でも食用として重宝されています。
マグロの一本釣りとか有名ですよね!あれ3mのとかかかった時もはや重さトンレベルなのでは?
止まると呼吸が出来なくなる
マグロが止まると死んでしまう理由はマグロの「呼吸法」が関係しています。
通常魚は口をパクパクしてエラに海水を送って呼吸をしているのですが、マグロは口を開けて泳ぐことでエラに酸素入りの海水を循環させ呼吸をする「ラムジュート換水法」という呼吸法で呼吸をしています。
つまりマグロは泳ぐことで呼吸をしており、止まってしまうと酸素を含んだ海水がエラに通わなくなるので窒息死してしまうのです。
一生止まらず泳ぎ続ける
マグロは泳ぐことによって呼吸をしていると先ほど解説しましたが、では睡眠はどうしているのでしょう?
これはまだ詳しくはわかっていないのですが、実はマグロは睡眠をほぼ取らず代謝と速度を少し落としそれを休息としているといわれているのです!
つまりマグロは例え寝ていても常に泳ぎ続けているということなのですね!
止まるとエラが閉じる
マグロは止まると呼吸が出来なくなって窒息してしまうとお話しましたが、具体的にはどうなってしまうのでしょうか?
実はマグロのエラは泳ぐのをやめると閉じてしまうのです。
つまり止まってしまうとエラが閉まり水が入らなくなってしまうため呼吸が出来なくなるということなんですね。
疲れない理由について
マグロは止まるとエラが閉じ呼吸が不可能になるため泳ぎ続ける必要があると解説しましたが、ではそんなに泳ぎ続けて疲れないのでしょうか?
これはマグロに「ミオグロビン」と言われる酸素を多く貯蔵できる赤色色素が筋肉に多く含まれているため疲れることなく泳ぎ続けることができると言うわけになります!
実はマグロが赤身なのもそのためで、ミオグロビンが1kg当たり「5g~6g」ほど含まれているため新陳代謝が高く持久力があるのです。
まとめ
いじょうが「マグロが止まると何故死ぬのか」についての解説となります。
マグロが止まると死んでしまう理由はお分かりいただけましたでしょうか?
そうだね、マグロは「ラムジュート換水法」という方法で呼吸をしていました。
口を開けて泳ぎ続けることでエラに酸素入りの水を循環させ続け呼吸をしているんでしたね。
冷静に考えてとんでもなく生きづらい呼吸法ですが、それでも今日まで生き残っているとんでもない生物といえますね。
そしてマグロは止まってしまうとエラが閉じてしまい窒息死してしまうため死ぬまで泳ぎ続けなければいけない生き物でした。
マグロがずっと泳ぎ続けられる理由は「ミオグロビン」という酸素を多く貯蔵できる赤色色素を多く含んでいる為でしたね。
しかしゆっくり落ち着くと言うことができないなんてちょっとかわいそうですね。
というわけで!この記事では「マグロは何故止まると死ぬのか」について解説してきました。
楽しんで呼んでいただけていたら幸いです!
水族館でマグロが展示されていたら是非観察して見てくださいね。