【世界一硬い昆虫】クロカタゾウムシは空が飛べない?5個の雑学を徹底解説!
今回は「クロカタゾウムシ」について解説させていただきたいと思います。
ある意味有名なゾウムシかもしれませんね。
ゾウムシって見た目はインパクトありますが案外目立たない存在です、最近の子は知らなかったりするんじゃないかなぁ?
というわけで、今回はこの「クロカタゾウムシ」を是非知ってもらうべく解説のほうをさせていただきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
クロカタゾウムシってどんな昆虫?
基本情報
ゾウムシ科カタゾウムシ属
学名:Pachyrhynchus infernalis
別名:歩く鉄アレイ
体長:11㎜~15㎜ほど
時期:5月~10月頃
生息地:日本(石垣島・西表島)・八重山諸島~オーストラリアまで広く分布
よく見られる場所:食草付近
クロカタゾウムシは体長「11㎜~15㎜」ほどとそれなりに大きなゾウムシになります。
日本では八重山諸島に生息しており、そこからオーストラリアまで幅広く分布している昆虫です。
よく食草付近でじっとしているところを見かけますね。
名前の由来について
クロカタゾウムシの名前の由来は「体色」と「体の硬さ」にあります。
まず体色は黒いためこれが「クロ」の由来「カタ」は体が硬いのが由来となっています。
黒くてかたいゾウムシということですね!
世界一硬い昆虫
クロカタゾウムシは「世界一硬い昆虫」として有名なゾウムシになります。
なんとステンレスの針を刺そうとしたときに、刺さらず折れたという逸話が残っているようです!
マジとんでもねぇですねこれ、金属に勝つる昆虫です!
空を飛べない
クロカタゾウムシは体が硬いと先ほどご紹介しましたが、実は硬さと引き替えに空を飛ぶ能力を失っています。
体が硬くなる際に翅が収納されている部分が結合してしまい、そもそも羽を出す事すらできない状態なんですよね。
実際あの硬さで1㎝くらいの大きさって飛んでる途中で落ちてもなんらダメージなさそうですから、飛べないのちょっと残念ですね。
食べる物について
クロカタゾウムシは「草食」の昆虫です。
幼虫は「植物の根」成虫は「カンコノキ」「リュウキュウエノキ」といった植物の葉を食べて生きています。
ちなみに飼育することも出来るらしく、その場合「ニンジン」「カボチャ」「サツマイモ」なんかを食べるんだそうです!