【2023年】クロイワツクツクを6個の項目で徹底解説【まとめ】
今回は「クロイワツクツク」について解説させていただきたいと思います!
あんまし聞かない名前のセミではないかと思います。
ですが実は日本に生息しているセミなんですよ。
そう、実は日本にいるけどかなり限定的な地域でしか見られないセミなんです。
というわけで!この記事では「クロイワツクツク」について解説させていただきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
クロイワツクツクってどんな昆虫?
カメムシ目セミ科ツクツクボウシ属
学名:Meimuna kuroiwae
体長:4㎝程
成虫が見られる時期:8月~11月頃
生息地:日本(九州~沖縄・千葉県・熊本県)
よく見られる場所:街中・森林など
クロイワツクツクは学名【Meimuna kuroiwae】体長は「約4㎝」ほどのセミの仲間です。
セミなので8月など夏に多く見られます、また日本でも限定的な地域でしか見られないレアゼミです。
生息する地域では割と街中ででも見られるんですよね、主に海岸沿いに多い傾向があるみたいです。
名前の由来について
クロイワツクツクの名前の由来はとある「人物」にあります!
それが沖縄の動植物学者であり国頭農学校の校長先生でもあった「黒岩恒(くろいわひさし)氏」になります。
この先生の「黒岩」がそのままつけられて「クロイワツクツク」と名付けられたんですね!
鳴き声について
クロイワツクツクはツクツクボウシの仲間ではありますしよく似ていますが、全く鳴き声が違うセミです。
文字起こしすると「ジーーーグイイッ!」といった感じでしょうか、合間合間に「グイイッ」といった音を発するんですよね。
なんとなくフツーな感じの鳴き声です、またツクツクボウシ←とは鳴く時間帯も違い「ツクツクボウシは午後」「クロイワツクツクは午前」という違いがあります。
地域によって鳴き声が異なる
クロイワツクツクは「地域によって若干鳴き声が異なる」と言う噂があります。
地域というのが生息している「島」なのですが、よって微妙に鳴き声が違うと言われているのです。
これについて真偽のほどはわかりませんでしたが、どれくらいの違いなんでしょうね?
ツクツクボウシに似ている
クロイワツクツクは「ツクツクボウシ」に似ているセミになります、同じツクツクボウシ属でもありますからね。
違いとしては「鳴き声」や「若干クロイワツクツクのほうが大きくなる」点が挙げられます。
鳴き声で見分けるのは一番わかりやすいですね。
動きが遅い
クロイワツクツクはなんか凄い動きが遅いセミになります。
簡単に近づける上、なんと網をかぶせても動かないこともよくあるんだとか!
割とセミってすぐこっちの気配掴んで逃げていくんですが、なんでこんなのんびりなんでしょうね?
熊本県・千葉県でも発見された
クロイワツクツクは元々九州の鹿児島県南部~沖縄本島にまで見られるセミだったのですが、近年「熊本県」「千葉県」で見られるようになりました。
これはクロイワツクツクの幼虫がくっついた木をこれらの件に移植してしまったのが原因ではないかと考えられているようです。
そのため熊本県と千葉県については、クロイワツクツクは「国内外来種」ということになりますね。
クロイワツクツクについてのまとめ
いじょうが「クロイワツクツク」についての解説となります!
クロイワツクツクについてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね!クロイワツクツクは日本に生息するもののかなり限定的な地域でしか見られないレアなセミでした!
鹿児島県以南に住んでいる方なら普通に見るセミなのかもしれませんが、それ以外の人の中では相当レアです。
ただ近年「千葉県」や「熊本県」でも見られるようになっているため、全然よくはないですが身近になっていくのかもしれませんね。
そんなクロイワツクツクですが別の意味でも珍しいセミでした。
セミって大体こっちが気づいてなくても気配を察すれば逃げていってびっくりしますが、逆に逃げなくてびっくりします。
よく生き残ってこれましたよね。
というわけで!この記事では「クロイワツクツク」について解説させていただきました!
参考になっていたら幸いです!
クロイワツクツクを見かけたら是非鳴き声を聞いてみてくださいね!