【衝撃】クマノミはイソギンチャクに刺されない!?毒が効かない理由を徹底解説!
みなさんはクマノミとイソギンチャクをご存知ですか?ペットショップなどでもよくイソギンチャクの触手の中にいるクマノミが見られます。ですがイソギンチャクの触手には毒がありますよね?何故クマノミは平気なのでしょう?この記事ではそんなクマノミの秘密やクマノミとイソギンチャクの共生の仕組みについても解説しています!是非ご覧ください!
【カクレクマノミ】
皆さんは「クマノミ」というお魚をご存知ですか?
とある映画で一気に話題になったので知っている人は多いでしょう!ニモ!
イソギンチャクの中でゆらゆらと泳いでいる姿がとても可愛らしいお魚ですね!
そうそう!ところでクマノミが何故「イソギンチャクの中に住んでいるのか」はみなさんご存知ですか?
実はイソギンチャクには「毒」があり、普通お魚はその毒を恐れて近づくことをしません。
では一体何故クマノミはイソギンチャクの中に堂々と隠れたり一緒にいたりするのでしょうか?
というわけで!この記事では「クマノミとイソギンチャクの関係」について詳しく解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
クマノミとイソギンチャクの関係について
イソギンチャクと暮らす魚について
【カクレクマノミ】
まず最初に、イソギンチャクと暮らす魚としては上の画像の「カクレクマノミ」が有名ですが、実はイソギンチャクと暮らしているのはこの種だけではありません。
実は「クマノミ亜科」に属する2属30種のお魚がイソギンチャクと共生することが知られています!
またこれ以外にも「ミツボシクロスズメダイ」など何らかの形でイソギンチャクと共生するお魚もいるんだとか!イソギンチャクと暮らす魚って意外と多いんですね!
イソギンチャクと共生する理由について
【セジロクマノミ】
クマノミたちがイソギンチャクと共生する理由についてですが、実はイソギンチャクには「毒」があります。
このイソギンチャクの毒は一部を覗き人間にはほとんど害がありませんが、魚にとっては強い毒であり、耐性のない魚はイソギンチャクには近づこうともしません。
またイソギンチャクの種類によってはその毒で魚を捕らえて捕食してしまうこともあるそうです!
そう、ちなみに仕組みとしてはイソギンチャクは触手を敵に刺して「刺胞」と呼ばれる毒のカプセルを注入することで毒を体に注入します。
そしてクマノミにはそんなイソギンチャクの毒を「受けないようにする秘密」があるのです!
この秘密によってクマノミはイソギンチャクの中に隠れることが出来、こわーい天敵のお魚から身を守ることが可能と言うわけです!
クマノミの秘密について
【カクレクマノミ】
さて、先ほどクマノミの体にはとある「秘密」があり、イソギンチャクの毒が効かないと解説しました。
実はクマノミの体には「粘液」があり、それがイソギンチャクの粘液の「化学組成」とよく似ているためイソギンチャクが「クマノミを敵として認識せずクマノミはイソギンチャクに刺されない」ということなのです!
簡単に言うとクマノミの粘液はイソギンチャクの粘液とよく似ているために敵扱いされないと言うことなんですね!
クマノミとイソギンチャクの協力関係
【クマノミ】
毒を持っていてクマノミ以外の生き物を寄せ付けないイソギンチャク!
ですが、実はそんなイソギンチャクにも「天敵」が存在します。
イソギンチャクはなんと「小魚」などに食べられてしまうことがあるのです!
そう、毒を持っているイソギンチャクでもやはりそれをものともしない天敵がいるのです。
しかしそこでクマノミの出番!イソギンチャクに天敵が近づいた場合にはクマノミがその小魚を追っ払ってくれます!
さらにクマノミはイソギンチャクにくっ付いた寄生虫も食べてくれるようです、クマノミはいわばイソギンチャクを守るナイトと言うわけですね!
クマノミとイソギンチャクに関係まとめ
いじょうが「クマノミとイソギンチャク」についての解説となります。
クマノミとイソギンチャクの関係についてわかりましたでしょうか?
そうだね!クマノミはイソギンチャクの毒を受けない特殊な体をしていました!
その秘密はイソギンチャクと似た「粘液」であり、コレによってイソギンチャクに敵と認識されず毒針を刺されないということでしたね!
しかしイソギンチャクに隠れるとは・・・なかなかに賢いですね!
そんなクマノミですがイソギンチャクに守られてばかりではありません!
イソギンチャクにくっ付く寄生虫や天敵となる小魚はクマノミが追い払っていましたね!
イソギンチャクはクマノミを天敵から守り、またクマノミもイソギンチャクを天敵から・・・と良い共生関係をもっていました!
というわけで!この記事では「クマノミとイソギンチャクの関係」について解説してきました!
参考になっていたら幸いです!
クマノミとイソギンチャクを見る機会があれば是非観察してみてくださいね!