【2023年】コムラサキを9個の項目で徹底解説【まとめ】
この記事では「コムラサキ」について解説させていただきたいと思います!
オオムラサキの影に隠れがちですが非常に美しいチョウチョです!
オオムラサキとは違い北海道に生息しているのも特徴ですね!
実際オオムラサキとは共通点が多いチョウチョさんです。
というわけで!この記事では「コムラサキ」について詳しく解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
コムラサキってどんな昆虫?
基本情報
チョウ目タテハチョウ科コムラサキ属
学名:Apatura metis
体長:30㎜~42㎜など
成虫が見られる時期:5月~10月頃
生息地:日本(南西諸島を除く)・モンゴル頭部・中国東北地方・朝鮮半島など
よく見られる場所:森林など
コムラサキは学名【Apatura metis】体長は「約30㎜~42㎜」ほどのチョウチョです!
日本では南西諸島を除くほぼ全域に生息しており、成虫は5月~10月の間に飛んでいるのを見かけます。
森林で多くみられるチョウチョですね!
特徴について
コムラサキはオスの羽の中央部辺りに「紫色」の金属光沢模様が美しいチョウチョになります。
ただそれは内側だけで、外側は黄色や白色の模様に白い斑点が入った模様になっており枯れ葉に擬態できたりするのです!
とはいえ樹液とかに来るとバレバレですけどね。
オスとメスで羽の色が違う
コムラサキは実はオスとメスで「羽の模様が異なる」チョウチョになります!
オスについては名前の通り「紫色」の綺麗な模様があるのですが、メスは全体的に「茶色」なのです。
紫色の模様があるのはオスだけなんですね!
名前の由来について
コムラサキの名前の由来は「オオムラサキ」というチョウチョにあります。
国蝶でもあるオオムラサキよりも一回りほど小さいので、小さいという意味で「小(コ)ムラサキ」と名付けられました!
結構似てるのでしばしばオオムラサキと間違えられることも・・・
午後に活動する
コムラサキは「午後」に行動することが多いチョウチョになります。
主に「樹上」付近を飛んでいるため、なかなか気づきずらいのが難点ですね。
森に来た時は是非樹の上のほう見てみてください!もしかしたらコムラサキが飛んでいるかもしれませんよ。
飛翔能力が高い
コムラサキは「飛翔能力が高い」チョウチョになります!
軽快敏速と評されることもあり非常に早く捉えづらい飛び方をします。
虫とり網で捕まえるのは至難の業でしょう。
縄張りを持つ
コムラサキは「縄張り」を持つことがあるチョウチョになります、意外ですよね。
縄張りは恐らくオスのみの特徴で、縄張りと決めた場所の周辺を飛んで監視をしたり近くの木陰に潜んで縄張りを守ろうとしたりします。
これ逆手にとればコムラサキ見つけやすくなるかもしれませんね。
食べる物について
コムラサキは「草食」の昆虫になります!
成虫は「花の蜜」「樹液」「熟れた果実」「糞」などの汁を食べ、幼虫は「ヤナギ類」「ハコヤナギ類」の植物の葉を食べて成長していきます!
また結構「オオムラサキ」と似たもの食べてるんですよね。
寿命について
最後にコムラサキの寿命について解説しましょう、コムラサキの寿命は「約1年」ほどと言われています。
そのうち成虫の期間は「約1か月」ほどと考えられます。
それ以外の期間は卵・幼虫・蛹の姿で過ごします、もう少し成虫の姿で長生きしてほしいですよね。