コモドオオトカゲの生態・豆知識15選!恐ろしい能力や天敵・毒性など徹底解説!
みなさんは「コモドオオトカゲ」というトカゲを知っていますか?コモドオオトカゲは大きなもので約3メートルもの巨体を誇り、走るのも早く泳ぐことも出来また4キロ先の動物の死骸の臭いが分かるというとんでもない身体能力を持っているトカゲです。また単為生殖が可能な点、毒を持っている点などもう色々とんでもない動物なのです!そんなコモドオオトカゲについて詳しく解説していますので是非一度ご覧ください!
今回は「コモドオオトカゲ」というトカゲさんについて解説していきたいと思います!
過去某番組で取り上げられていこう日本でもそれなりの知名度を得た動物です!
コモドオオトカゲというよりは「コモドドラゴン」の呼び名の方が馴染みのあるかたもいるかもしれませんね!
というわけでこの記事ではそんな「コモドオオトカゲ」について解説していきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
コモドオオトカゲってどんな動物?
オオトカゲ科オオトカゲ属
学名:Varanus komodoensis
別名:コモドドラゴン
体長:200センチ~300センチほど
生息地:インドネシア(コモド島・リンチャ島・ギリダサミ島・ギリモタン島・フローレス島南部)
よく見られる場所:落葉樹林(乾燥地帯)・サバンナ(乾燥地帯)・河辺林(雨季のみ)
コモドオオトカゲは学名【Varanus komodoensis】体長はなんと3メートルを超えることもあるめちゃでかトカゲさんです!
日本には生息しておらず、インドネシア(コモド島・リンチャ島・ギリダサミ島・ギリモタン島・フローレス島南部)に生息しています。
乾燥している落葉樹林やサバンナで見られるほか、雨季のみ河辺林でも見ることが出来る動物です。
名前の由来について
コモドオオトカゲの和名の由来は「生息地」にあります。
コモドオオトカゲは主にインドネシアの島々に生息しているのですが、その中に「コモド島」という名前の島がありその島が和名の由来とされているのです!
しかしこのコモドって名前しっくりきすぎて違和感無いの凄いですね!島の名前つけただけなのに。
未確認生物(UMA)だった
コモドオオトカゲは過去「未確認生物(UMA)」として長らく発見されていなかったトカゲさんでした。
噂として「火を吐き水牛を倒す全長7メートルのオオトカゲ・ワニが生息している」と言われていたのですが、1910年に2メートルの個体が射殺されたことで存在が知られ1912年にジャワ島へ3対のコモドオオトカゲが持ち込まれたことで正式に記載されました。
約100年前に知られるようになったトカゲだったんですね!こんなにでかいのによく見つからなかったなあ!
嗅覚が鋭い
コモドオオトカゲは「嗅覚」が非常に優れた動物になります!
その鋭さはなんと「4キロメートル先の動物の死骸が放つ臭いをキャッチできる」ほどなんだとか!
参考までにワンちゃんがキャッチできる臭いの範囲は3メートルほどだと言われています。
走るのが速い
コモドオオトカゲはこの巨体で走るのが速いという、見た目からは想像できない脚力を持っています。
その速さは時速「20キロメートル」となり、これは100メートルを20秒で走りキル事ができるスピードになります!
これは自転車を普通に漕ぐスピードくらいであり、また持久力もかなりのものなので体力が無い人が追いかけられると逃げ切ることが出来ないかもしれません。
泳ぐことが出来る
コモドオオトカゲはなんと「泳ぐ」ことができる動物です!狙われたら逃げ場無いじゃん!!!
なんと450メートルを泳ぎ切る持久力と、4メートルの深さを潜ることができる潜水能力を持っているんだそうです!
450メートルて・・・僕なんか50メートルでヘトヘトなのに・・・
単為生殖が出来る
コモドオオトカゲはなんと単為生殖が出来る動物になります!
単為生殖って何ぞいや?と言う話ですが簡単に言うと「交尾をしなくても一個体のみで子供を作ることが出来る」ということなんです。
これはコモドオオトカゲのメスに見られる生態ですが、普通に交尾をすることもあるようです。
毒を持っている
コモドオオトカゲは実は毒を持っているトカゲさんになります。あの驚異的な身体能力の上に毒まで!?
コモドオオトカゲは血液を固まらなくする作用がある「ヘモトキシン」という毒を持っており、噛みつかれると血が止まらず失血死してしまうというとんでもない毒になります!
また非常に強力な毒であることから、コモドオオトカゲの狩りは主にこの毒をうまく利用するのですがそれは次の項目でお話していきたいと思います。
狩りについて
先ほどコモドオオトカゲには恐ろしい毒があり、これをうまく狩りで活用していると解説しました。
具体的には「獲物に噛み付き毒を注入した後あえて追撃せず、出血し時間が経って弱ったところでゆっくりやってきて捕食をする」と言った方法になります!
また死骸も食べることが出来、鋭い嗅覚で場所までわかるため抜け目がありません。
人を襲うことがある
さて、こんな様々な能力をもつコモドオオトカゲ、敵に回したくは無いですが残念ながら「人を襲う」事があるんだそうです。
実際コモドドラゴンに襲われて死んでしまった人もいて、日本では特定動物(人の命や財産に危険を及ぼす可能性のある生物)に登録されているほど危険視されている動物になります。
日本に生息して無くてよかったですね・・・。
人に懐く
先ほどコモドオオトカゲは人を襲うことがあるという危険性を紹介しましたが、なんと「人に懐く」事もあるといいます!
赤ちゃんの頃からしっかり飼いならせば一緒に散歩できるほどに人に懐くんだとか!
もうあれだ、アニメとかでライオン飼いならしてる王様みたいなイメージだこれ。
穴の中に潜む
コモドオオトカゲは他の動物が作った穴や自分で掘った穴に住むことが知られています。
また小さな個体は木に登り樹の洞などに潜み過ごすんだそうです!
穴の中からコモドオオトカゲ出てきたら腰抜かしますね・・・てか陸にも水にも木の穴にもいるとかどこにでもいんじゃん!!!
餌について
コモドドラゴンは「肉食性」の動物です!
食べるものは主に「イノシシ」「水牛」「ウミガメ」のような大型の動物から「動物の死骸」まで食べることができます!
ヤギくらいなら丸呑みしてしまうこともある豪快なトカゲさんです!
寿命について
コモドオオトカゲの寿命はなんと「約50年」と言われています!めっちゃ長生きですね!
もちろん環境によっても変化はありますが、いやしかし50年てとんでもないですね!
3メートルのオオトカゲがずっと島にいるってそれはもうファンタジーの島のヌシですやん。
天敵について
様々な能力を持っているコモドオオトカゲですが、果たして天敵はいるのでしょうか?
これについて明確な天敵という生き物はコモドオオトカゲには居らずしいて言えば「人間」が天敵といえるでしょう。
また餌が少ない場所ではコモドドラゴン同士が共食いをすることがあるため、コモドオオトカゲの天敵はコモドオオトカゲであるという場合もあります。
日本では見られない
この記事を書いている現時点(2022年6月現在)ではコモドオオトカゲは日本の施設では飼育されていない動物になります。
昔は2つの動物園で飼育展示されていたのですが、現在は元居た施設などに返却され日本では見ることが出来なくなっています。
コモドオオトカゲが見たい場合は海外の動物園を尋ねるしかないと言うことですね。
コモドドラゴンについてのまとめ
いじょうが「コモドオオトカゲ」についての解説になります。
コモドオオトカゲについてはわかっていただけましたでしょうか?
そうだね、コモドオオトカゲは予想をはるかに超越したとんでもない生物でした!
「4キロ先の動物の死骸の臭いが分かる」「早く走れる」「泳ぐことも出来る」という身体能力にプラスで「毒を持っている」「単為生殖ができる」など俺が考えた最強の生物ばりにとんでもない能力を持ったトカゲでしたね。
いやこれは人間武器もたないと素手じゃ勝ち目無いでしょう。
実際約100年前に見つかるまでは未確認生物(UMA)とされており、7メートルあるとか火を吐くとか様々な噂が立てられていました。
実際は血を止めないようにする作用の毒(ヘモトキシン)を持っており、火を吐くより恐ろしい存在であることが知られましたね。
ただ噛み付いて毒を注入した後は弱るまで待つこともあるのでその間に治療し車などで逃げられれば助かることが出来ます。
というわけで!この記事では「コモドオオトカゲ」について解説してきました!
参考になっていれば幸いです!
みなさんももし機会があればコモドオオトカゲを安全な場所から観察して見てくださいね!