キリギリスの生態を解説!鳴き声や寿命・天敵など詳しく紹介!
みなさんは「キリギリス」という昆虫をご存知ですか?キリギリスは秋の鳴く虫として日本では古くから親しまれている昆虫です。童謡の「虫のこえ」にも出てくるので子供のころに聞いたことがあるという方も多いかもしれませんね!そんな「キリギリス」についてこの記事では詳しくまとめています!是非一度ご覧ください!
この記事では「キリギリス」について解説していきます!
日本では「秋の鳴く虫」として有名な昆虫ですね!
歌にも出てくるお馴染みのバッタです!
ただ「名前だけは知ってるけどどんな昆虫なのかは知らない」という方も意外と多いのではないでしょうか?
というわけで!この記事では「キリギリス」について詳しく解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
キリギリスってどんな昆虫?
バッタ目キリギリス科キリギリス属
体長:2.5センチ~4センチほど
時期:6月~9月ごろ
生息地:日本・朝鮮半島・ロシアなど
よく見られる場所:河原・背の高い草が多い草原など
キリギリスは体長2.5センチ~4センチほど、主に6月~9月に見られる昆虫です。
日本では全国的に、海外では朝鮮半島やロシアなど広い地域に分布しています。
背の高い草地で見かけることが多いバッタです!
ニシキリギリスとヒガシキリギリス
日本にはキリギリスが何種類か生息しています。
その中で大きく分けると「ニシキリギリス」「ヒガシキリギリス」に分けられるといわれているのです!
今までキリギリスは1種類だけだと思っていたのでこれは驚きですね!
鳴き声について
キリギリスの鳴き声は「ギーッチョン」といったものになります!
ただ「チョン」の部分は鳴かないことも多く、単に「ギー」という鳴き声だけのこともあります。
てか「チョン」の部分舌打ちに聞こえますね、ちなみにほとんどの鳴く虫がそうなのですがキリギリスで鳴くのは「オスだけ」になります!
童謡で歌われている
キリギリスは童謡「虫のこえ」に出てくる昆虫です!
キリギリスが出てくるところは二番冒頭で「きりきりきりきり きりぎりす」と歌われています。
しかしこの部分は「きりきりきりきり こおろぎや」という歌詞になることもあるんだそうですよ。
餌について
キリギリスは「雑食」に昆虫になります!
具体的には「イネ科植物」や「多くの野菜」などの植物質のものや「かつおぶし」「煮干し」「小型の昆虫」などなど様々なものをもぐもぐします。
またキリギリスは「タンパク質」となる食べ物を与えないと早死にしてしまったり、うまく成長できなかったりするので飼育する時はタンパク源をしっかり与えるようにしましょう。
寿命について
キリギリスの成虫の寿命は「約2ヶ月~3ヶ月」ほどになります、特に交尾を済ませた成虫は年を越すことは無いんだそうです。
また幼虫期間は「2ヶ月~3ヶ月」ほどですが、卵期間はなんと「8ヶ月~4年」といわれています。
キリギリスの卵については詳しくは判明していないものの温度変化によって孵化時期が変化し、卵を生みつけられてから最大4年まで卵のまますごすこともあるんだそうです!
天敵について
キリギリスは肉食の一面もある昆虫ですが、そんなキリギリスを食べてしまう天敵も存在します。
具体的には「鳥類」「爬虫類」「カマキリ」や「ムカデ」などなど様々な肉食動物たちがキリギリスに襲い掛かってきます!
また場合によってはキリギリス自身も天敵となることがありますので、飼育する際は注意しなくてはいけません。
飼育方法について
キリギリスは古くから「秋の鳴く虫」として広く飼育されていた昆虫です。
飼育方法としては飼育ケースに腐葉土などを敷き、隠れ家を設置して餌を置いてあげると飼育が出来ます!
注意点として共食いを避けるために1つのケースに1匹ずつ飼育するようにすることと、たまにタンパク源を与えるようにすることを覚えておきましょう。
キリギリスについてのまとめ
いじょうが「キリギリス」についての解説となります!
キリギリスについてわかりましたでしょうか?
そうだね!キリギリスはちょっと変わった面白い鳴き声の鳴く虫でした!
キリギリスは「ギーッチョン」といった鳴き声でしたね!
しかし文字起こしした鳴き声、冷静に見るとなんだこれ意味わからんな。
そんなキリギリスは古くから秋の鳴く虫として親しまれてきました。
江戸時代には「虫売り」という行商の人が取り扱っており、竹かごなどに入れて飼育されていたんだそうです!
もはやキリギリスを飼育するのは日本の「文化」とも言えますね!
というわけで!この記事では「キリギリス」について解説してきました!
参考になっていれば幸いです!
キリギリスを見かけたら是非観察してみてくださいね!