キヒトデの生態を解説!日本で最も身近と言われるヒトデで食べられるらしい!
皆さんは「キヒトデ」というヒトデの仲間をご存知ですか?キヒトデは日本で見られるヒトデの中で最も身近でよく見られるといわれているヒトデです!昔は単に「ヒトデ」と呼ばれていました!そんなキヒトデについて詳しくまとめていますので是非一度ご覧ください!
今回は「キヒトデ」について解説していきたいと思います!
この前の海釣りで友達が引っ掛けて釣り上げたのですが、なんとも毒々しい綺麗な色合いです。
見た目もザ☆ヒトデって感じですね!
ね、ヒトデってなんかかわいいよね!
というわけでこの記事では「キヒトデ」について詳しく解説していきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
キヒトデってどんな生き物?
キヒトデ目キヒトデ科キヒトデ属
学名:Asterias amurensis
体長:10センチ~20センチほど
生息地:日本(北海道以南)・中国北部・朝鮮半島・ロシア・オーストラリア南部(移入種)
よく見られる場所:浅海・海岸・沿岸など
キヒトデは学名【Asterias amurensis】体長は大きなもので20センチほどのヒトデになります!
生息地は日本(北海道以南)・中国北部・朝鮮半島・ロシアで、オーストラリア南部に外来種として生息しています。
砂浜があるような浅い海や堤防近くなどで見ることが出来る身近なヒトデです!
体色について
キヒトデは上の画像のような「赤色」の他にいくつか違う体色のものが存在しています。
他の色としては「白色」「黄色」「濃褐色」などがあるんだそうです!
僕は上の画像のキヒトデしか見たことないんですよね。また友達釣り上げてくれないかな。
名前の由来について
キヒトデは日本で最も身近なヒトデということで元々は単に「ヒトデ」と呼ばれていたヒトデになります。なんか紛らわしいですね。
ですがこれではさっきみたいに紛らわしくなるので発生学者によって「黄色のヒトデ」と言う意味の「キヒトデ」や、黄色でない個体もいることから「マヒトデ」と言う名前が和名として呼ばれるようになりました。
実は和名が3つほどあるヒトデなんですね!基本的には「キヒトデ」が使われています。
生殖方法について
キヒトデは多くの生き物の増殖方法である「有性生殖」の他「無性生殖」でも増えることが出来る生き物です。
無性生殖の場合は分裂することで増えると言った感じになります!
ヒトデってすげぇですね!
腕の数が違う個体もいる
キヒトデは基本的には5本足の星型をしているヒトデになります。
ですが稀に足が「4本」だったり「6本」だったりと足の数が違うことがあるんだそうです!
足が多いと動きやすかったりするんですかね?
食用にされることがある
キヒトデは一見食べられるところがなさそうに見えますが、実は一部地域では食用として食べられているヒトデになります!
主に熊本県で食用とされており、現地では「ガゼ」「ゴホンガゼ」と呼ばれ親しまれているようです。
キヒトデは「卵巣」のみ食べることが出来「塩茹で」や「佃煮」など色々な料理にして食べられ、味はウニのようなのだといいます!
寿命について
キヒトデの寿命についてですが、これは正確な年数がわかっていないんだそうです。
ネットで見た感じだとヒトデの寿命は大体5年~8年くらいであると言われています。
ヒトデってあまり飼育とかされないんですかね?子供の時から飼育してる人いないのかな?
餌について
キヒトデはこんな見た目ですが「肉食」の生き物になります!
釣り餌の「ゴカイ」や「イソメ」の他「貝類」なども捕食するんだそうです!
北海道などでは他のヒトデ類と共に「ホタテ」や「アサリ」などを食べてしまうためそれぞれの漁で獲れる貝の漁が減ってしまうと言う被害も起きているんだとか。
キヒトデについてのまとめ
いかがでしたか?
キヒトデについてわかりましたでしょうか?
そうだね!キヒトデは日本で最も身近に見ることが出来るヒトデと言われていました。
確かに言われてみればいつもよく行く釣り場で干からびたキヒトデらしきものが落ちてたりはよくします。
釣れた後海に戻さずにそこら辺に捨てる人がいるんですよ。ほんとひどいことしますよね。
そんなキヒトデは熊本県の一部地域で食用として重宝されていました!
食べられるのは卵巣だけですが、ウニのような味がするといううわさでしたね!
僕も食べー・・・いやちょっと抵抗があるな。
と言うわけで!この記事では「キヒトデ」について解説していきました!
楽しんでいただけていたら幸いです!
キヒトデを見つけたら是非観察してみてくださいね!