カタツムリが梅雨に増える理由3選!実は増えたわけではなかった?
梅雨って涼しかったりジメジメ気持ち悪かったり人間にとっては少し生きづらい季節ですよね、最近も遊びの約束体調不良でなくなりました。
しかしそんな梅雨時、人間がジメジメした顔をしている時にすっきりした顔で見かけることが多い生き物がいます。
そう、それが「カタツムリ」です!梅雨と言えばアジサイにカタツムリというイメージがありますね!
ただ疑問なのが、カタツムリは「梅雨時になると増加する」んですよね、これなんでなん?
というわけで!そんな疑問についてこの記事ではしっかり解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
カタツムリが梅雨に増える理由について
個体数が増えているわけではない
早速結論からお話ししますと、カタツムリは梅雨に増えているわけではありません。
いやいやどう考えても見る数増えとるやろがい!と思うかもしれませんが、これ「見る数が増えている」だけなのです。
一体どういうことなのか、順を追って解説していきましょう。
梅雨時に増えたように見える理由
カタツムリは梅雨に増加しているわけではありません、しかし明らかに梅雨時には見る数が増えます。
これって実はカタツムリの「体の構造」と「生態」に原因があるのです!
というわけで、カタツムリが梅雨に増えるように見える理由を3つ解説していきましょう!
①実は夜行性の生き物
カタツムリは実は「夜行性の生き物」になります、これ知らなかった人も多いのではないでしょうか?
特に日差しの強い昼間なんかは葉っぱの裏などどっかしらに隠れて寝ていることが多いんですよね。
そして夜行性ではありますが実はカタツムリって昼間でも雨が降っていたりすると活動することがあるのです!
②乾燥に弱く日差しが強いと行動できない
カタツムリは日差しの強い昼間にはあまり行動せず、基本的に雨の日や涼しい夜中に行動します。
これはカタツムリの体全体が「粘液」で覆われているためであり、粘液が乾いてしまうと命に関わる状態になるためです。
日差しが強いと干からびてしまいますからね、夏の昼間なんかに行動したら命とりになってしまいます。
③雨の日に移動する
カタツムリは乾燥に弱く、日差しの強い昼間には行動が厳しいですが生き物なので何かを食べる必要があります。
なので夜中や雨の日に行動するのですが、ずっと雨が降っているような梅雨は特に移動には持ってこいの気候なんですよね!
そのため梅雨に移動しているカタツムリをよく見かけるのです、昼間だろうが夜中だろうがお構いなしに移動できます!
梅雨に行動量が増加するため増えたように見える
カタツムリが梅雨によく見かける理由は、カタツムリにとって梅雨が非常に過ごしやすい気候であるためでした!
そして梅雨にカタツムリが増えたように見える理由としては、隠れていたり夜行動していたカタツムリが梅雨に行動量が増えるのが理由です!
よくよく考えたら梅雨に見かけるカタツムリそれなりにでかいですもんね、赤ちゃんカタツムリは1㎝にも満たないので急に増えたわけではないのがわかります。
カタツムリが梅雨に増える理由まとめ
いじょうが「カタツムリが梅雨に増える理由」についての解説となります!
カタツムリが梅雨に増える理由についてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね!カタツムリは梅雨に増えているのではありませんでした。
カタツムリは夜行性であり、また日差しが強いと行動できないので人の目に触れる機会があまりなかったんでしたね。
実際見かけるカタツムリは大きいものがほとんどなので生まれたばかりではないこともわかります。
そう、梅雨はカタツムリにとって一番過ごしやすいと言っても過言ではない季節でした。
雨が降っている場合がほとんどなので粘液が蒸発する危険が低く、日差しも弱いので安全に移動することが出来ましたね!
思わぬところにカタツムリが居たりするのも移動しやすい気候だからということなんでしょう。
というわけで!この記事では「カタツムリが梅雨に増える理由」について解説させていただきました!
参考になっていたら幸いです!
カタツムリを梅雨に見かけたら「ああ、今はフリーダムなんだな」と生暖かく見守ってあげてくださいね。