イトマキヒトデの生態・豆知識6選!学名や毒性・触っても大丈夫かなど徹底解説!
みなさんは「イトマキヒトデ」というヒトデの仲間をご存知ですか?イトマキヒトデは日本では一番よく見られるヒトデで、浅い岩場や磯などにも生息しています。水族館でもよく飼育されているため見たことがある人も多いでしょう!そんなイトマキヒトデについてこの記事では詳しくまとめています!是非一度ご覧ください!
この記事では「イトマキヒトデ」について詳しく解説していきたいと思います!
ヒトデと言えばイトマキヒトデ!と言うイメージがある人も多いのではないでしょうか?
なんだかよく見るヒトデさんですよね。
でもどこで見たのかは思い出せないんだよなぁ・・・なんでだろ?
そんな不思議なヒトデ「イトマキヒトデ」についてこの記事では詳しく解説しています!
是非最後まで見ていってくださいね!
イトマキヒトデってどんな生き物?
アカヒトデ目イトマキヒトデ科イトマキヒトデ属
学名:Patiria pectinifera
体長:7センチ~15センチほど
生息地:日本・黄海に広く分布
よく見られる場所:砂地・岩場など
イトマキヒトデは学名【Patiria pectinifera】体長は「約7センチ」ほどのヒトデさんです。
日本では全国的に見られ、黄海に広く分布しています。
浅い砂地や岩場など日本では一番よく見られるヒトデさんです!
名前の由来について
イトマキヒトデの名前の由来は体の「形」に由来があります。
イトマキヒトデの体は五角形であり、まるで「糸巻き」のように見えるということが名前の由来なんだそうです!
今はあまり見られませんが昔の糸巻きは五角形の星のような形をしているんですよ!
体色について
イトマキヒトデは多く見かけるのが「黒色っぽい地色に赤色の模様」の個体なのですが、若干色合いが異なる個体も見かけます。
赤色模様についてはほぼ変化はないようですが、全体的な色合いが「濃青緑」のものや模様と同じ「赤色」がほとんどの個体もいるのだとか!
他のヒトデの仲間に比べれば色彩変化は少ないほうですが、色違いの個体はまた違った魅力がありそうですね!
毒性について
イトマキヒトデは見方によっては少し危ない生き物のように見えるヒトデですが、毒などはあるのでしょうか?
これについてはご安心ください!イトマキヒトデには毒などの危険はありません。
磯などでもよく見つかるヒトデなので、見つけたら触ってみるのもいいかもしれませんよ!
漁業関係者に嫌われている
イトマキヒトデは先ほど解説したとおり「無害」なヒトデなのですが、実は「漁業関係者には嫌われているヒトデ」になります。
これはイトマキヒトデの「食性」に関係しており、イトマキヒトデは貝類を食べるのですが海産物である「サザエ」や「アワビ」を食べてしまうことがあるためそれらの漁師には嫌われています。
またたまにイトマキヒトデは大量発生することがあるらしいので、その時の被害はすさまじいことになるんでしょう。
餌について
イトマキヒトデは「肉食」の生き物になります!
具体的には「「貝類」「デトリタス(有機物)」「生き物の死骸」などを食べて生きているんだそうです!
漁業関係者に嫌われるくらいには活発に狩りをするんですね!
見られる施設について
イトマキヒトデは日本で広く見られるヒトデで、水族館でも多くの場所で展示されているヒトデになります!
またもしかしたら実際にふれあいが出来る「タッチプール」に展示されている施設もあるかもしれませんよ!
展示施設については下に詳しいサイトを貼り付けていますので是非ご参照ください!
イトマキヒトデについてのまとめ
いじょうが「イトマキヒトデ」についての解説となります!
イトマキヒトデについてわかりましたでしょうか?
そうだね!イトマキヒトデは一見毒を持ってそうな見た目をしたヒトデですが、実際のところは全くの無害なヒトデでした!
そのため水族館では「タッチプール」などのふれあいができるブースに展示されていたりするヒトデです!
なんか少しだけ思い出したのですが僕も水族館で触ったことがあった気賀しますイトマキヒトデ。
そんなイトマキヒトデですが食性のせいで漁業関係者に嫌われているという少し悲しいお話も解説しましたね。
イトマキヒトデは「貝類」を食べるため、人間が食用とする貝も食べてしまうことがありました。
またそれが高級食材だったりして、余計に嫌われてしまっているヒトデでしたね。
というわけで!この記事では「イトマキヒトデ」について解説してきました!
参考になっていたら幸いです!
イトマキヒトデを見かけたら是非観察してみてくださいね!