【2023年】ハクビシンを15個の項目で徹底解説【まとめ】
今回は「ハクビシン」について解説させていただきたいと思います!
恐らく一度は聞いたことがある名前ではないでしょうか?
日本にも生息しているので見たことがある人も少なくはないと思います。
なんでハクビシン見たら問題やねん、どないやねん!・・・というのは本文でお話ししていきましょう。
というわけで!この記事では「ハクビシン」について解説していきたいと思います
是非最後まで見ていってくださいね!
ハクビシンってどんな動物?
基本情報
ジャコウネコ科ハクビシン属
学名:Paguma larvata
体長:51㎝~76㎝ほど
尾長:40㎝~60㎝ほど
体重:3㎏~6㎏ほど
生息地:日本(北海道・東本州・四国)・台湾・中国大陸南部・マレーシア・インドネシア・インド・ネパールなど
よく見られる場所:森林・市街地など
ハクビシンは学名【Paguma larvata】体長は「約51㎝~76㎝」ほどの動物です。
日本では主に四国を除く本州の西~九州以外で見られ、世界的にも結構広い範囲に生息しています。
割と市街地でも見られたりする動物です。
特徴について
ハクビシンはなんといっても顔の真ん中に1本白い線があるのが何よりの特徴になります!
ただこの模様は個体によっては不明瞭になることがあるようです、これがないからと言ってハクビシンではないとは一概に言えないわけですね。
また足の指は「5本」になり、よく間違えられる「タヌキ」は指が4本なので足跡でも誰が来たか見分けることが可能です。
名前の由来について
ハクビシンの名前の由来は体の特徴にあるのですが、これ漢字表記を知らないとわからないものになっています。
まずハクビシンの漢字表記は「白鼻芯」と書きます、これは先ほどお話しした「鼻から頭にかけて一本の白い線」があることが由来です。
そしてそれがそのまま名前の由来となっています!漢字表記知らないと絶対わかりっこありませんね!
威嚇の方法について
ハクビシンは自身に危険が迫ると「威嚇」をすることがあるのですが、これがまた少し独特なんですよね。
具体的にどうするのかというと「肛門腺からくさぁい臭いの液体を分泌する」という方法になります!
全然違う動物ですが「スカンク」みたいなもんですね、これ現代女子高生特攻みたいな能力じゃないでしょうか?
外来種である
ハクビシンは実は「外来種」の動物になります、昔から普通に見かけるから知らない人も多いのではないでしょうか?
実はいつ日本に入ってきたのかがわかっていなかったのですが、近年の遺伝子研究により「台湾」から持ち込まれたと結論付けられました。
現在では「生態系被害防止外来種リストの重点対策外来種」に選定されている重要な外来種です。
及ぼす害について
ハクビシンは外来種であると先ほどお話ししましたが、ではどんな害を及ぼす危険があるのでしょうか?
これについては具体的に「農作物の被害」「備品の破損被害(噛みついたりする傷含め)」「糞尿問題」が多く起こっています。
そして一番重大な問題として「在来種を捕食する問題」があり、それをなんとしても防ぐために現在も駆除が行われています。
一般人が駆除してはいけない
ハクビシンは外来種になりますが、実は一般人が勝手に駆除すると罰則を受ける場合があります。
これはハクビシンが「鳥獣保護管理法」で守られている動物であるためで、原則として捕獲が禁止されています。
そのためハクビシンを見かけた場合は「自治体」や「駆除業者」に相談して、自分では捕獲・駆除しないようにしましょう。
家族で暮らしている
ハクビシンは「家族で暮らす」動物になります。
基本は母子からなるグループ構成で生活になられております。
また稀に「10頭~20頭」ほどの群れができることがあるのですが、これは複数の家族の共同体と考えられているようです。
木登りが得意
ハクビシンは「木登りが得意」な動物になります。
上見てハクビシンいたらめっちゃびっくりしそうですよねw
また驚くことに電線を渡ることもあるんだそうです、いや度胸よ!
夜行性である
ハクビシンは「夜行性」の動物になります。
夜にご飯となる食物を目を光らせながら練り歩いているわけですね!
出会ったら食べられちゃうかも・・・・!!!
様々な巣で暮らす
ハクビシンは割といろんな巣で暮らす動物になります。
具体的には「民家の屋根裏・軒下」「木の洞」「タヌキなど他動物が作った無獣の巣穴」などに住んだ例があるようです。
またハクビシンは夜行性のため昼間はこれらの巣でじっとしています、ハクビシンが住み着いた民家で夜うるさかったりするのはこのためなんですね。
食用にされる
ハクビシンはなんと「食用」にされることがある動物になります!食べられる場所ある?
と思いましたが主に中国南部で煮込み中華料理の食材として使われるみたいですね、中華ってだけでもウ美味しいやんけ。
ただ独特の臭いがあるため結構濃い味漬けにするらしいです、どぶ臭いシジミを濃いみそ汁にするみたいな感じですかね。
食べる物について
ハクビシンは「雑食」の動物になります!
具体的には「昆虫」「小動物」「ミカン」「バナナ」「マンゴー」「カキ」「ナシ」「イチジク」などを食べたりしています。
つか「マンゴー」ってだっ・・・・どういう経緯で食べることが分かったんですかねこれ?
寿命について
ハクビシンの寿命は大体「10年前後」であると言われています。
また飼育個体の場合は大体「15年~20年」まで寿命が延びるみたいです!環境は大切ですね!
ちなみに飼育個体の最高齢は「24年」なんだそうですよ!めっちゃ長寿やんけ!
見られる施設について
ハクビシンは日本でも野生で見ることができる動物ですが、実は結構な動物園で飼育されている動物でもあります!
ここまで見てくれたハクビシン信者ならよくご存じだとは思いますが、結構かわいいんですよねハクビシン。
そんなハクビシンのありのままを見られる動物園、行く価値あると思いませんか?
ハクビシンについてのまとめ
いじょうが「ハクビシン」についての解説となります!
ハクビシンについてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね、ハクビシンは日本に昔からいる動物ですが実は「外来種」でした。
ただ個人で駆除してはいけませんでしたね、これだけは注意しましょう。
もし現在ハクビシンの被害で困っているという方が居れば自治体や駆除業者に依頼するようにしてくださいね。
ただハクビシンって結構かわいらしいんですよね、もちろん野生のハクビシンに手を出すのはいけませんが・・・触ってみたい気持ちはある。
そんな時は動物園へGO!結構多くの動物園で展示されていますよ!
外来種ということで「悪」というイメージがついているハクビシンですが、ハクビシン自体は悪くないかわいい動物です。
というわけで!この記事では「ハクビシン」について解説させていただきました!
参考になっていたら幸いです!
ハクビシンを見かけたら刺激せず、観察したい場合は遠くからでよろしくお願いします。