ハグロトンボの生態を解説!危険性やレア度・名前の由来など詳しく紹介!
ハグロトンボというトンボを知っていますか?ハグロトンボはまるで蝶のようにヒラヒラと飛ぶトンボの仲間です。河原などに良く生息しており、黒い羽でゆっくりと飛ぶのが特徴です。あまりにもふんわりと飛ぶのでついつい見入ってしまう魅力を放っています。
今回は「ハグロトンボ」というトンボの仲間について解説をしていきたいと思います!
漆黒の翼を持つ堕天s・・・・黒い羽を持っているトンボです!
人によっては少し怖いと感じるかもしれませんね。
そうそう!個人的には身近でとても美しいトンボという印象ですが、ちょっと見た目が毒々しいかもしれませんね。
とはいえ何の害も無いトンボです!是非慣れて欲しいと思います!
というわけでこの記事では「ハグロトンボ」について詳しく解説していきます!
ハグロトンボってどんな昆虫?
カワトンボ科カワトンボ亜科アオハダトンボ属
学名:Calopteryx atrata
体長:4センチ~7センチ程
時期:5月~10月ごろ
生息地:日本(本州・四国・九州)・東アジア~北米
よく見られる場所:川の近く
ハグロトンボは学名【Calopteryx atrata】体長は約4センチから7センチ程のトンボです!
日本では本州・四国・九州に分布しており、主に5月から10月によく見られます。
よく川の近くの石なんかに集団で止まっており、ひらひらと飛び交っていますよ。
名前の由来について
ハグロトンボの名前の由来は「お歯黒」が由来となっています。
ハグロトンボは綺麗な黒い翅を持っており、その羽が歯を黒く塗る「お歯黒」に似ていると言うことから「ハグロトンボ」と名づけられました。
案外ハグロトンボの翅を歯にくっつけてもばれないかもしれませんね。
別名について
ハグロトンボには「ホソボソトンボ」という別名があります!
名前の由来については分かりませんでしたが・・・まあ見た目でしょうね。
細いもんなぁハグロトンボ、あの体のどこに臓器があるんだか。
毒性について
ハグロトンボはその見た目から少し怖がられてしまっているトンボになります。
ですが冒頭でも解説したとおりハグロトンボには毒も無く襲ってくることも無いため無害な昆虫です。
慣れてしまえばむしろひらひらと飛ぶ姿に癒されますよ。
ハグロトンボの飛び方
ハグロトンボは少しお話しましたが非常に特徴的な飛び方をするトンボになります!
上の動画を見ていただければ分かると思うのですが、ひらひらとまるでチョウチョのような軽い飛び方で飛んでいます!
ふーっと息を吹きかけようものならそのまま飛んでいきそうな、弱弱しく飛ぶトンボですね。
オスとメスの見分け方
ハグロトンボのオスメスの見分け方についてですが、基本的には「胴体」で見分けることが出来ます。
オスの胴体は「青色で綺麗な金属光沢」をしているのですが、メスはというと「金属光沢は無く全体的に黒色の体」をしています。
またメスのほうがオスよりも若干大きいため、大きさでも見分けることは可能ですが微々たる差です。
レアな昆虫?
ハグロトンボを調べていると、ハグロトンボはレアな昆虫なのかと聞いている方を多く見かけます。
ハグロトンボはレアなのかについてですが、例として僕がよく行く森林公園には数十匹が群れで飛んでいる光景を見かけますのでこれは地域によっては普通種といえます。
ただここ十年ほどで生息していなかった地域に生息していたりしているので、生息地がだんだんと変わっていっている可能性があります。
寿命について
ハグロトンボの寿命は成虫で約2~3ヶ月ほどであると言われています。
それなりに寿命が長いですね!
7月に成虫になった個体が10月でも見られるって考えると長生きな気もします。
餌について
ハグロトンボは主に「小型の昆虫」を餌として食べています。
あの飛び方で小型の昆虫が狩れるなんて驚きですね!
ハグロトンボの狩りって見たことが無いのでいつか見てみたいものです。
ハグロトンボについてのまとめ
いかがでしたか?
ハグロトンボについてわかりましたでしょうか?
そうだね!ハグロトンボはひらひらとまるでチョウチョのような飛び方をするトンボでした!
むしろ風で浮いてるんじゃないかと見間違うくらいにふわふわ飛んでましたね!
その飛び方で餌を狩ることが出来るんですから、意外とやり手なトンボです。
これは是非この目で見てみたいところです!
そんなハグロトンボはオスとメスで見た目が少し違いました。
オスめちゃくちゃ綺麗ですよね!まるで宝石のような輝きをしています!
皆さんも外でハグロトンボを見かけましたら是非観察してみてください!
特にオスが非常に綺麗で驚きますよ!
大勢でひらひらと飛んでいるのも必見です!