【歩く宝石】アカスジキンカメムシの生態を解説!幼虫の姿や名前の由来・エサについてなど詳しく紹介!
みなさんは「アカスジキンカメムシ」というカメムシの仲間を知っていますか?アカスジキンカメムシは「歩く宝石」の異名を持つ非常に美しいカメムシです!光沢のある緑色の体に赤い線が入っており、本当に宝石のような輝きを誇っています!そんなアカスジキンカメムシについてこの記事では詳しくまとめていますので是非一度読んでみて下さいね!
今回はめちゃくちゃ綺麗なカメムシ「アカスジキンカメムシ」について解説していきたいと思います!
いやあ・・・エメラルド薄グリーンな体がめためた綺麗な昆虫ですね!
カメムシってこんなに綺麗なのもいるのか!世界は広い!
というわけでこの記事では「アカスジキンカメムシ」について詳しく解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
アカスジキンカメムシってどんな昆虫?
カメムシ目キンカメムシ科
学名:Poecilocoris lewisi
体長:2センチ程
時期:5月~11月頃
生息地:日本(本州・四国・九州)・中国・台湾など
よく見られる場所:森林など
アカスジキンカメムシは学名【Poecilocoris lewisi】体長は2センチ程の大きなカメムシです!
5月~11月の間に見られ、日本では「本州・四国・九州」に生息しています。
主に森林などで見ることが出来る昆虫です。
名前の由来について
アカスジキンカメムシの和名の由来はその特徴的な体の模様にあります!
アカスジキンカメムシは体にいくつかの「赤い線」が入っていることから「赤筋(アカスジ)キンカメムシ」と名づけられました!
「キンカメムシ」については科名が由来ですね。
歩く宝石と呼ばれている
アカスジキンカメムシは「歩く宝石」と呼ばれているカメムシになります!
これだけ綺麗なのですから妥当な呼び名ですよね!
僕まだ見たこと無いんだよなあ・・・見てみてぇ・・・。
死ぬと色が暗くなる
アカスジキンカメムシは非常に美しい色合いをしたカメムシですが、実は死んでしまうと色が変わってしまう昆虫になります。
アカスジキンカメムシが死んでしまうとなんと背中の美しい緑の部分は「暗緑色」になってしまうのです!
あの美しい体はアカスジキンカメムシが生きている間限定の美しさだったのですね。
臭いは強くない
アカスジキンカメムシはカメムシなのでもちろん臭いにおいを出します。
しかし他のカメムシに比べるとそこまで臭くは無いんだそうです。
とはいえ少しでも臭いにおいを出すなら慎重に触らないとですね。
【カメムシが臭いにおいを出す理由はこちら】
幼虫について
アカスジキンカメムシは実は幼虫時代は黒い色をしているカメムシになります!こう見ると普通の昆虫ですね。
アカスジキンカメムシのあの綺麗な色は成虫にならないと獲得ができないのです!
とはいっても幼虫も幼虫で鈍く金属光沢があるので綺麗ですよ!
エサについて
アカスジキンカメムシは「草食」のカメムシになります!
アカスジキンカメムシは主に「植物の汁」を吸う昆虫で「コナラ」や「フジ」「スギ」「ヒノキ」などの植物の汁を吸って生きています。
なのでこれらの植物を育てている人にとっては「害虫」ということになりますね。
飼育方法について
アカスジキンカメムシは飼育が可能なのか、調べてみると意外と簡単に飼育が出来ることがわかりましたのでご紹介致します!
まず飼育環境ですが「飼育ケースに腐葉土と枝・落ち葉」を入れればいいでしょう。カブトムシと同じ飼育環境と考えていただければOKです(この飼育環境は一例です)
そして問題のエサについては先ほど解説したものの他「メロン・ブドウ・グレープフルーツ・さくらんぼ・マンゴー・はちみつ」なども食べるそうなのでわりと簡単に確保することが出来ます!
【参考にした飼育日記はこちら】
アカスジキンカメムシについてのまとめ
いかがでしたか?
アカスジキンカメムシについてわかりましたでしょうか?
そうだね!アカスジキンカメムシはどちゃくそに綺麗なカメムシでした!
歩く宝石の異名は伊達じゃありませんでしたね!こいつぁ宝石だぁ・・・。
こんなんが日本に生息してるんですから一度は見ないと損ですよ!
しかしそんな美しい姿を見られるのはアカスジキンカメムシが「生きている間だけ」でした。
アカスジキンカメムシは死んでしまうと全体的に暗い色合いになってしまい、美しい見た目ではなくなってしまいます。
歩く宝石を見たければ生きている個体を探し出すしかないということですね。
というわけで!この記事では「アカスジキンカメムシ」について詳しく解説してきました!
楽しんでいただけていれば幸いです!
アカスジキンカメムシを見かけましたらマジ観察してみてくださいね!