アカエイの生態を解説!寿命や天敵についてなど詳しく紹介!
みなさんは「アカエイ」というエイの仲間をご存知ですか?アカエイは日本に広く生息しているエイで、尾の棘に毒がある少し危険な魚です。しかし身はエイの中でも美味しいとされ最近ではアカエイを狙って釣る釣り人も増えています。というわけでこの記事では「アカエイ」について解説していきますので是非一度ご覧ください!



今回は「アカエイ」について解説していきたいと思います!
エイと言えばヒラヒラとした布のような体が特徴的な生き物ですよね!
このアカエイは堤防付近など海岸沿いでも見ることが出来ます!

大きな海洋生物はテンションあがるんですよねぇ!
と言うわけで今回はそんなエイの仲間の「アカエイ」について詳しく解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
アカエイってどんな生き物?
トビエイ目アカエイ科アカエイ属
学名:Dasyatis akajei
体長:数十センチ~2メートル(尾を含める)
時期:5月~9月ごろ
生息地:日本(北海道南部以南)・東南アジアなど東アジア沿岸部に広く分布
よく見られる場所:浅い海の砂泥底など
アカエイは学名【Dasyatis akajei】体長は大きなもので尾を含めて2メートルにもなるエイです!
5月~9月頃に活動的になるお魚で、日本では北海道南部から南で見られます!
海岸付近にも現れる浅い海に生息しているエイです!

砂の中に潜む
アカエイは普段海底の砂の中に身を潜めています。
その際「目」と「噴気孔」「尾」だけを砂から出すようにして過ごすんだそうです!
それを見つけるのは至難の業ですね。

毒を持っている
アカエイは「尾の棘に毒がある生き物」になります。
アカエイに限らず多くのエイの仲間は毒を持っており、アカエイは「タンパク質系の毒」を持っています。
刺されてしまうと激しい痛みが襲い場合によっては数週間も続く他、アレルギー体質の方の場合「アナフィラキシーショック」により死亡することもあるといいます。

そう、なので刺されてしまった場合は刺された部分から毒を搾り出して流水で流した後病院を受診する必要があります。
アカエイに刺されて亡くなるといったケースは稀ではありますが、実際に死亡事故も起こっていますので早急に病院へ行くようにしましょう。
そしてアカエイの毒はアカエイが死んでしまった後でも残るため、死んでしまったアカエイでも注意しなければいけません。
釣りで狙える魚
アカエイは釣りで釣ることができる魚です。しかし別の魚を狙っている時に餌を食べてしまう上、力が強いので竿を折ってしまうこともある恐ろしい力を持っています。
また先ほど解説したとおり毒を持っているので網も何も準備していない時に釣れてしまうと危険です。
そのため釣りの「外道」として釣り人の中では有名な魚になります。
美味しく食べられる
アカエイは先ほど釣りの外道であると解説しましたが、実は美味しく食べることができるお魚になります!エイの仲間の中でも特に美味しいとされているみたいですよ!
アカエイは「エイひれ」と呼ばれる左右のヒラヒラの部分を食べることが出来「刺身」「湯引き」「煮付け」「味噌汁」「唐揚げ」などの料理や、外国では「ソテー」などの料理で食べられています。
もちろん毒の棘の部分は食べられないのでさばくときはまず最初に取り除きましょう。
寿命について
アカエイの寿命は「15年~25年ほど」と言われています。
なんと「30年」生きたという記録もあるんだとか!
めちゃくちゃ長生きなお魚なんですね!

天敵について
アカエイは非常に大きなエイですが、そんな大きなアカエイも食べてしまう天敵が存在しています。
アカエイの天敵は主に「シュモクザメ類」で、なんと毒は効かないんだそうです!
また狩りの方法としてシュモクザメはその特徴的な頭でアカエイを押さえつけた後殴打をして食べるんだそうですよ。

餌について
アカエイは肉食性のお魚になります!
食べるものは主に「魚類」「貝類」「甲殻類」「頭足類」「多毛類」などの主に海底付近に生息している生き物です!
様々な生き物を食べることが出来る肉食魚なんですね!

見られる施設について
アカエイは日本の水族館で広く飼育されているお魚になります!
わざわざ海に行かなくても見ることが出来るのはありがたいですね!
アカエイが展示されている施設は下に詳しいサイトを貼り付けておきますので興味があれば是非確認してみてくださいね!

アカエイについてのまとめ
いかがでしたか?
アカエイについてわかりましたでしょうか?


そうだね!アカエイは尾の棘に危険なタンパク質系の毒を持っているエイでした!
刺されたら激しい痛みが起こる他、アレルギーを持っている人は「アナフィラキシーショック」で最悪の場合死んでしまうこともありました。
見つけても極力触らないようにするのがよいでしょう。
しかしそんなアカエイは様々な料理で食べることが出来るエイでもありました。
毒の棘は危険ですがそれさえ取り外してしまえばヒラヒラの部分を美味しく食べることが出来ましたね!
最近ではあえてアカエイを狙って釣りをする人も増えているんだそうですよ!

というわけで!この記事では「アカエイ」について解説していきました!
楽しんでいただけていたら幸いです!
アカエイは毒の棘が触れない水族館等の安全なところから観察するようにしてくださいね!


