ウスバキトンボの生態を解説!空き地によく飛んでいるトンボ!
ウスバキトンボはよく公園や空き地の空を飛んでいるオレンジ色のトンボです!皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか?名前はあまり聞きなれないとは思いますが、日本では最もよく見ることが出来るといっても過言ではないトンボになります。そんなウスバキトンボについて詳しくまとめました!是非見てくださいね!
今回は「ウスバキトンボ」について解説をしていきます!
空き地なんかでよく飛んでいるトンボです!
日本で一番見ることが多いトンボといっても過言ではないかもしれませんね。
夏場は上見たら大体こいつが飛んでいるイメージですね(笑)
そんなわけでこの記事では「ウスバキトンボ」について詳しく解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ウスバキトンボってどんな昆虫?
トンボ科ハネビロトンボ亜科
学名:Pantala flavescens
体長:4センチ~5センチ
時期:4月~11月頃
生息地:全世界の熱帯・亜熱帯(日本を含む)
よく見られる場所:水辺・空き地など
ウスバキトンボは学名【Pantala flavescens】体長は4、5センチほどとトンボとしては特に大きくもなく小さくも無い普通なサイズですね。
とても長い間見ることが出来るトンボで、春から冬の間まで飛んでいる姿を見ることが出来ます。
街中でも普通に見ることが出来るため最も身近なトンボといえますね。
別名について
ウスバキトンボは主にお盆の時期によく姿を見かけるため「精霊トンボ」「盆トンボ」なんて名前で呼ばれることがあります。
精霊トンボって呼び方なんかいいですよね!
どっかで聞いたことがあるような気がしますが。
何処でも見かけるトンボ
トンボは水辺付近に生息する種が多いのですが、ウスバキトンボは水辺から遠く離れた場所まで移動する習性があります!
だから空き地なんかでよく見かけるんですね!
逆に言うと水辺以外で飛んでいるトンボは大体ウスバキトンボということになりますね!
グライダーのように飛行する
ウスバキトンボは広い羽を持っており、風を受けることでグライダーのように飛ぶことが出来ます。
飛んでいるのを見るとよく静止しているように見えるのですが、うまく風を利用していたのですね!
トンボの中でも飛行能力が高い種なのかもしれません!
赤とんぼではない
ウスバキトンボは夏や秋ごろによく飛んでいることからよく「赤とんぼ」と間違われますが、ウスバキトンボは赤とんぼには含まれません。
一般的に赤とんぼと呼ばれているトンボは「ナツアカネ」と「アキアカネ」になります。
そもそもウスバキトンボは体がオレンジ色なので赤くないんですよね。
体が脆い
ウスバキトンボは実は体が脆いトンボになります。
その脆さたるや虫取り網で捕まえただけでも潰れてしまうほど。
みなさんウスバキトンボは大切に扱いましょう。
餌について
ウスバキトンボは主に小型の昆虫を捕獲して食べています。
基本的には飛んでいる獲物を空中で捕獲するようです。
流石空のハンターですね!
天敵について
【画像は天敵のシオヤアブ】
ウスバキトンボは空のハンターなのですが、同じ空のハンターの餌食になってしまうことがあります。
ウスバキトンボは主に「シオヤアブ」「シオカラトンボ」「ギンヤンマ」などの昆虫や鳥類などが天敵となります。
同じトンボの仲間の中でもやはり大きな種には勝てないのですね。
ウスバキトンボについてのまとめ
いかがでしたか?
ウスバキトンボについて分かりましたでしょうか?
そうだね!ウスバキトンボは何処にでもいるお馴染みのトンボでした!
日本全国で見ることが出来、水辺陸地関係なく飛んでいます。
日本ではお馴染みのトンボですね!
そして時期的に勘違いされやすいのですが、ウスバキトンボは「赤とんぼ」と呼ばれるトンボではありません。
しかし別名はあり、お盆によく飛んでいることから「精霊トンボ」や「お盆トンボ」などという名前で親しまれてきました!
餌は主に小型の昆虫を空中で捕らえ捕食しますが、逆に空で捕まり捕食されることもあります。
上には上がいるってことですね。
さてこの記事を書いている今はちょうどお盆です!(2021年8月)
よければ是非近場の空き地へウスバキトンボを見に行ってみてはいかがでしょうか?
暑いので水分補給・塩分補給を忘れないように!