【2023年】ライオンの豆知識を12個の項目で徹底解説!【まとめ】
今回は百獣の王と名高い「ライオン」を紹介していきたいと思います!
言わずと知られすぎた動物です!
知らない人探すほうが難しいまでありますね!
そこまで言ってしまえるほどの有名な動物「ライオン」ですが、その生態って皆さんご存知ですか?
実は狩りをするのはメスだったり、オスは野生下で10年以上生きるのは非常に難しかったりなどライオンのイメージががらりと変わるような生態もたくさんありますよ!
そんなライオンについてこの記事では詳しく解説していますので是非最後まで見ていってくださいね!
ライオンってどんな動物?
ネコ科ヒョウ属
学名:Panthera leo
体長:170㎝~250㎝ほど
時期:年中
生息地:アフリカ大陸・インドなど
よく見られる場所:サバンナ・草原・砂漠・落葉樹林など
ライオンは学名【Panthera leo】体長は大きなもので2メートル50センチにもなる大きなネコ科動物です!
別名として「獅子(しし)」や学名の「レオ」なんて呼ばれ方もします!
どっちもかっけえなあ!!!
ネコ科で2番目の大きさ!
ライオンはなんとなく大きな動物であるというイメージがありますが、実はネコ科の中では2番目の大きさを誇る動物なのです!
ネコ科で一番大きな動物は「トラ」で、大きなものだとなんと4メートル近くにもなります!
ライオンが一番大きいと思っていた人は多いのではないかと思いますが、トラより小さいのは意外でしたね!
メスにはたてがみが無い!
これは有名かもしれませんがライオンのたてがみはオスだけの特徴になります!
ライオンのメスにはたてがみはないのです!
ライオンのオスメスの見分けはたてがみを見れば一発ですね!
狩りをするのはメス!
冒頭でチラッと紹介しましたが、ライオンの狩りは主にメスの仕事になります!
テレビでもたまにライオンの狩りの様子が放送されていますが、たてがみが生えたライオンのオスが狩りをしている映像って見たことないですよね?
このように狩りはメスが行い、しとめたものをオスと分け合って食べるのです。
狩りはよく失敗する
ライオンは生きるために狩りを行い、その肉を食べて命を繋いでいます。
しかしその狩りも成功するのは3割以下と言われています。
百獣の王のライオンでも狩りは難しく大変なのですね。
一日のほとんどを寝て過ごす
ライオンはなんとなく一日中狩りをしてめちゃくちゃ走り回っているイメージがありますが、実は一日14時間~16時間ほどは寝て過ごし、合計20時間ほどは寝そべって過ごしています。
一見「なんて怠慢だ!」と思うかもしれませんがこれには理由があり、ライオンは狩りを失敗することが多いため、食料にありつけない日が何日も続いたりしてしまいます。
そのため普段はエネルギーを消費しないようにあえてねっころがって生活している、と言うわけなのです!
オスは群れ(プライド)を持つ
ライオンのオスは「プライド」と呼ばれる群れを持っています。
群れにはオス1頭~数頭とメス約10数頭、その子供が何頭かで形成されます。オスが数頭いる場合は兄弟である可能性が高いのだとか!
多い場合は30頭を超える群れも確認されているんですよ!
またちなみにネコ科の動物で群れを作るのは非常に珍しく、ネコ科ではライオンだけが群れを作ると言われています!
オスの子ライオンは成熟すると群れから追い出される
プライドという群れを作るライオンですが、実はオスの子ライオンは成熟すると群れのオスライオンにプライドから追い出されてしまいます。
これはオスの子ライオンがその群れのリーダーにとって驚異になる可能性があるためといわれています。
追い出されてしまったオスの子ライオンたちはその後1匹または対になって旅(遊牧)をすることになります。
プライドを奪いあうことがある
ライオンのオスは別のオスのプライドを奪うことがあります。
その際にプライドのオスライオンと挑戦者のオスライオンは激しい喧嘩を繰り広げ、その喧嘩に勝利したオスライオンが見事プライドを獲得することが出来ます!
が、あまりにも喧嘩が激しすぎるために負けたほうのオスライオンは死んでしまうことも珍しくないようです。
オスライオンは群れの子ライオンを殺すことがある
オスライオンはとある条件で群れにいる「子ライオン」を殺してしまうことがあります。
その条件とは先ほどの項目で紹介した「オスライオンの喧嘩でプライドのリーダーが変わった時」で、新しくプライドのリーダーになったオスライオンは元のリーダーの子を殺してしまいます。
これは「子供がいるとメスライオンが発情せず自分の子供が出来ない点」「元リーダーの子は後々驚異になる可能性がある点」などの理由があるとされています。
いや、メスライオンも特に抵抗をしたりはしないんだ。これがライオンの掟なんだろうね
ただこれにはひとつ面白い話があって、メスライオンが「複数のグループのオスと交尾する」ことで生まれる子供がいったい誰の子かわからないようにした結果1匹も子ライオンが殺されなかったというのです!
やはりお母さんライオンも我が子を殺されるのは嫌なのでしょうね。
エサについて
ライオンは肉食の動物です!野生では狩りをして「シマウマ」や「アフリカスイギュウ」など様々な動物の肉を食べて生きています。
動物園などの飼育下でも色々な肉を食べており「ニワトリ」や「ブタ」「ウシ」など人間が食べる動物なども食べています。
もちろん体が大きいので人間よりも遥かに多い量を食べ、場合によっては18キロもの肉を食べることも出来ると言われています!
寿命について
ライオンの寿命は野生の個体でおよそ「10年前後」、飼育下の個体で「20年前後」ほどと言われています。
実は生態の違いでオスとメスではメスのほうが長生きな傾向があります、ライオンのオスって結構悲惨な一生なんですよ。
詳しくは「ライオンの寿命はオス・メスや野生・飼育下で違う!?死因も含めて徹底解説!」の記事でまとめていますので合わせてごらんください。
飼育情報について
現在日本でもいくつかの動物園でライオンが飼育されています!動物園では一番人気といっても過言ではありませんね!
あまりにも色々な動物園で飼育されていて全て書き出すのがめんどくさ大変なためここでは割愛させていただきます。
またライオンの個人飼育についてなのですが、これ驚いたことに「可能」なようです。
まぁほぼ不可能なんだけどね。とてつもなくざっくりと解説すると、様々な場所に許可を取りライオン動物園かどっかから購入(野生種の商業輸出は禁止なのでそれ以外で)
それ以前にもちろんライオンを飼育することが出来る土地や檻(うわさでは1億するとか・・・)エサ代にともろもろもろととんでもない費用や手間や申請が必要になります。
もちろんこれでもとてつもなくざっくりとした説明なのでこんなもんじゃないですね。まず許可自体が下りないでしょう。
しかし今のところ日本でライオンを個人飼育しているといった話は見つかりませんでした。そらそうだろね。
ちなみに外国では個人でめちゃめちゃばりばりに飼育している国もあります。
ただやはり危険な動物と言うのには間違いないので、飼育を禁止している国も出て来ていますね。
ライオンについてのまとめ
いじょうが「ライオン」についての解説となります!
ライオンについてわかりましたでしょうか?
さて、日本で人気なライオンには色々と知られていない一面がありましたね!
ライオンのオスは群れのメスに狩りを投げている点やプライドという群れを作る点。
そしてそんな群れ(プライド)を奪いに来るオスライオンとの喧嘩で命を落とすことがあることなど、知らなかったライオンの一面がたくさんあったのではないでしょうか?
日本の動物園で飼育されているライオンは野生のものとは全く違うと言われています。
動物園では狩りをしなくてもエサがもらえるし、オスライオンがプライドを奪いに来ることもないので野生の生態とは全く異なるそうです。
そのために日本にはライオンの研究者が少なく、わかっていないこともたくさんあるといいます。
ライオンの本当の生態を見たい場合は外国で野生のライオンを観察するしかないのかもしれませんね。
日本ではのほほんとしたライオンを楽しみましょう!