ヒメカブトの生態を紹介!日本での飼育が禁止のカブトムシ!
ヒメカブトというカブトムシを知っていますか?ヒメカブトは東南アジアに広く生息しているカブトムシなのですが、人気も高く日本のカブトムシと同じように飼育が出来るため飼育も容易なカブトムシとして知られています。しかし害虫としての一面もあり日本では輸入禁止とされているカブトムシでもあります。
どうも!kinokon(@ikimono_net)です!
今回は「ヒメカブト」について解説していきたいと思います!
ムシキングをやってた人なら誰もが知っているであろうカブトムシですね!
強さ100のハズレ枠です。
ごめんごめんw
ムシキングではレア度が低いヒメカブトですが、実際はミニネプチューンオオカブトみたいでとってもかっこいいカブトムシです!
上の角が長いのってかっこいいですよねー!
そんなわけでこの記事では「ヒメカブト」について詳しく解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ヒメカブトってどんな昆虫?
19マイルに立ち寄った時にオランアスリの少年が見せてくれたヒメカブト。
こっちまで夏休み少年になってしまう。 pic.twitter.com/rXH6O0YfcP— 奇蟲人-ガイソン (@Gaison64) July 6, 2018
コガネムシ科
学名:xylotrupes gideon
体長:3~7センチ程
時期:夏
生息地:東南アジア
ヒメカブトは学名【xylotrupes gideon】体長は大きなもので7センチを超えるカブトムシです!
日本のカブトムシよりも少し小さいくらいですかね。
日本には生息しておらず、タイやマレーシアなど東南アジアに広く生息しています。
日本への輸入が禁止されている
ヒメカブトは人気の高いカブトムシではありますが、サトウキビを荒らす害虫とされており植物防疫法という法律で日本への輸入は禁止されています。
しかしなんか検疫体制の網の目をくぐって簡単に輸入されているようです。
詳しくは知らないからなんともいえないけどいいんすかこんなんで。
ちなみにヒメカブトの一部の亜種は普通に飼育できるみたいですよ。
害虫としての一面
先ほど「サトウキビを荒らす害虫」であると紹介しましたが、では具体的にはどんな被害があるのでしょうか?
日本のカブトムシみたいに木をちょっと傷つけて漏れ出た樹液を飲む程度ならそこまで危険視しなくていいですよね?
しかしそこはヒメカブトの成虫、サトウキビの「内部に侵入しトンネルを掘りながらお食事会を行います」
メンクワンが人気!
メークインみたいな名前のこれは何ぞやというお話ですが、メンクワンと言うのは要するに「カブトムシ相撲」のことになります。
ヒメカブトが生息している「タイのチェンマイ」と言う都市では昔からヒメカブトを戦わせるメンクワンが人気で、優勝したら賞金がでたり優勝個体が高値で取引されたりと非常に盛り上がっています!
タイでは他に大型カブトムシの「ゴホンヅノカブト」も生息していますが、おとなしい性格で戦いに向かないためヒメカブトがピックアップされているようです。
ヒメカブトのエサについて
ヒメカブトは先ほど紹介したとおり「サトウキビ」をエサとしています。
飼育下の情報についてはヒメカブト自体の飼育が禁止されているので情報がありませんでしたが、亜種の「ギデオンヒメカブト」や「フローレンスヒメカブト」は昆虫ゼリーを食べるようです。
なのでおそらくヒメカブトについても昆虫ゼリーで飼育が可能になります!
ヒメカブトの飼育情報について
ヒメカブト【xylotrupes gideon】は現在日本での飼育が禁止されています。
これを犯してしまうと法律で罰せられる場合がありますのでヒメカブトの日本への持込や飼育はやめましょう。
しかし一部のヒメカブトの亜種は輸入が禁止なだけで、国内でブリードされた個体は飼育可能だったりしますので全てのヒメカブトが飼育禁止というわけではありません。
ヒメカブトについてのまとめ
いかがでしたか?
ヒメカブトについてわかりましたでしょうか?
そうだね!ヒメカブトはミニヘラクレスみたいなちっこいけどとってもカッコいいカブトムシでした!
それ故に人気も高かったのですが「サトウキビ」を中から食害する害虫のために植物防疫法で輸入・飼育が規制されてしまいました。
なお一部のヒメカブト亜種については飼育できる種類があるようですがいつ飼育禁止にされてもおかしくは無いため、たまに大丈夫か確認するといいでしょう。
この記事も投稿日が古い場合はあてにならない場合がありますので注意してください。
「それでもヒメカブトを見たい!」という方はタイのチェンマイへメンクワンを見に行くといいでしょう!
手に汗握るヒメカブトの戦いを見られますよ!
いじょう!kinokonでした!