ライオンの寿命はオス・メスや野生・飼育下で違う!?死因も含めて徹底解説!
百獣の王ライオン!子供達の憧れの動物ですよね!
子供のころ一番好きな動物がライオンだったという人もいるのではないでしょうか?
上の画像とかくそかっけぇですよね!大人になってもなおライオンの勇猛な姿勢には見習うところがたくさんあります!
というわけでこの記事ではそんなライオンの実はあまり知られていない「寿命」について解説していきたいと思います!
実は勇猛が故に寿命を減らすことが多い動物でもあるのです。
そんなライオンの寿命について詳しく解説しています!是非最後まで見ていってくださいね!
ライオンの寿命について
ライオンってどんな動物?
ネコ科ヒョウ属
学名:Panthera leo
体長:170センチ~250センチほど
生息地:アフリカ大陸・インドなど
よく見られる場所:サバンナ・草原・砂漠・落葉樹林など
ライオンは学名【Panthera leo】体長は大きなもの「で2メートル50センチ」にもなる大きなネコ科動物です!
主にアフリカ大陸やインドなどのサバンナ・草原などに生息しています!
実はネコ科で2番目の大きさなんですよね。
飼育下の個体の寿命
飼育下でのライオンの寿命は「約20年程」であると言われています。
また国内では「25歳」のライオンが最高齢となっているようです(2023年2月16日現在)
飼育下のライオンはしっかりと体調管理され環境にも配慮されているので野生の個体よりも長生きする傾向にあります。
野生下の個体の寿命
ライオンの野生下の寿命は「約10年前後」と言われています。
百獣の王ライオンと言えどやはり自然は厳しく、10年も生きられない個体も数多く存在します。
頂点捕食者であるライオンですが、それでも自然界で長生きするのは至難の業なんですね。
オスとメスで寿命が異なる
【左がオス・右がメス】
ライオンは実はオスとメスで「寿命が異なる」動物です。
これはオスとメスで「生態が異なるため」になります。
どういうことなのか詳しく解説していきましょう。
オスの寿命
ライオンのオスの寿命は「メスより短い」傾向にあります。
理由としてオスは他のライオンのオスと「縄張り争い」をするため生傷が絶えず、またケガをしても自然治癒しかないため弱って死んでしまうことがあるのです。
そのため野生下のオスライオンの寿命は「10年以下」とも言われているのです、死ぬかもしれない縄張り争いの結果寿命を削っているのですね。
メスの寿命
ライオンのメスはオスのように寿命を削るような縄張り争いはしません。
そのためメスの寿命は「約15年前後」とオスより寿命が長い傾向にあります。
ただ群れにおいてメスは「狩りの担当」なため、襲っていた獲物から手痛い一撃を受けて弱り死んでしまうこともあります。
主な死亡原因について
ここまでライオンの寿命についてお話してきましたが、では「具体的な死因」は一体どんなものなのでしょうか?
というわけでライオンの死因となるものをいくつかご紹介させていただこうと思います!
すでに少し触れているものもありますが是非見ていってくださいね。
①オス同士の縄張り争い
こちらは先ほど紹介した通り「オス同士の縄張り争い」が寿命を縮め死因になることがあります。
自然界にはお薬はありませんからね、傷を受けても自然治癒するしかなく傷口から細菌が入り病気になることもあります。
また縄張り争いに負けると勝ったほうのオスに群れが取られてしまうので、怪我した上に急に一人ぼっちになるのです。
②大型の獲物からの反撃
ライオンは狩りをする時「逆に反撃を受ける」ことがあります。
このケースは主に大型の獲物である「バッファロー」や「カバ」などを襲った際、逆に痛手を負わされその結果死んでしまうということもあるのです。
カバなんかにまともに嚙まれたら骨が折れる程度じゃすまないでしょうからね・・・
③捕食される
これは驚く方もいるかもしれませんが、ライオンも「捕食」されることがあります。
具体的にライオンを襲うのは「ハイエナ」で、年老いた個体や手負いのライオンに群れで攻撃を仕掛け捕食してしまいます。
縄張り争いに負けたオスなどがハイエナの餌食になってしまうのです。
④餓死
ライオンは「餓死」してしまうこともあります。
実はライオンの狩りって成功率が「2割~3割」ほどなため、何も狩ることができず餓死してしまうこともあるのです。
特に年老いた個体や縄張り争いに負けたオスなどは餓死の可能性が高いですね。
【小話】赤ちゃんの生存率について
最後に寿命とは少し違うお話なのですが、ライオンの赤ちゃんの生存率はなんと「2割程度」と言われています。
他の肉食獣に狙われることもありますが、一番の脅威はなんと同じライオンなのです!
再びオス同士の縄張り争いの話なのですが、群れのリーダーが負けた場合勝ったライオンが新たなリーダーになり群れの子ライオンをすべて殺してしまうのです。
ライオンの寿命についてのまとめ
ここまで「ライオンの寿命」について解説してきました!
ライオンの寿命についてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね、大体ダンゾウのせいとはNARUTOの話ですがオスの寿命が短いのは大体縄張り争いのせいですねあれ。
それどころか赤ちゃんライオンまで巻き添えになってしまう、群れのリーダーにとってはほぼいいことがない習性でした。
とはいえ現代までこの方法で生き残ってきたので今後も続いていくのでしょう。
そしてライオンは飼育下だと寿命が延びることも解説しました。
野生では「10年~15年」ほどの寿命でしたが、飼育下だと20年以上も生きることが可能です!
環境や体調管理が非常に重要ということがよくわかりますね!
というわけで!この記事では「ライオンの寿命」について解説してきました!
参考になっていたら幸いです!
ライオンを見る機会がありましたら是非観察してみてくださいね!