ダイナンギンポの生態を解説!飼育情報など詳しく紹介しています!
穴釣りの外道ダイナンギンポ!あまり食べられることは無いようですが実はとても美味しい魚なのです!天ぷらが特に美味でふわふわの食感を味わうことが出来ます!穴釣りで釣ることが出来たらむしろラッキーと思ってもいい魚でしょう!
どうも!kinokon(@ikimono_net←)です!
ダンゴウオ探しに行ってダイナンギンポ!
ダから始まる辺り近づいて来てるな…(´;ω;`) pic.twitter.com/QWdrOYiIZJ— 激やせ乳牛 (@OF2SbdDSmeWALUi) January 11, 2020
今回は「ダイナンギンポ」というお魚さんについて解説していきたいと思います!
海釣りをしたことがある人なら見たことがあるかもしれませんね!
このダイナンギンポは「穴釣り」で釣ることが出来るお魚さんです!
バ・・・バッキャロォウ!!!そんなに褒めるな褒めるな!!!
穴釣りは仕掛けを穴に入れたらいいだけなのでとっても簡単な釣りの方法ですね!
そんな穴釣りで僕もダイナンギンポを釣り上げる事ができました!
そうそう・・・・うん?管理人さん「でも」?
そんなわけでこの記事では「ダイナンギンポ」について詳しく解説していきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
ダイナンギンポってどんな魚?
彼の名前はダイナンギンポ
体色は違うけれど、皆同種なんだよ(ง ˙ω˙)ว pic.twitter.com/t9pS0ZdOHb— 🐟水棲環境研究会(水棲研)🦀 (@suiseiken2013) March 18, 2018
スズキ目タウエガジ科ダイナンギンポ属
学名:Dictyoaoma burgeri
体長:20センチ~30センチほど
時期:年中
生息地:日本・朝鮮半島南部
よく見られる場所:海(防波堤・磯・潮溜まり)
ダイナンギンポは学名【Dictyoaoma burgeri】体長は約20~30センチほどのうなぎみたいな細長いお魚です!
触った感じもぬめっとしていてそこもまたうなぎみたいです。
じゃあもううなぎなんじゃない?この魚。
ダイナンギンポは日本各地の割と広い範囲で見ることが出来、穴釣りなんかではよく釣れています。
初見では見た目が見た目なのでちょっと怖いかもしれませんね。
僕も釣り上げた後数分どうしたもんか固まっていました。
穴釣りの外道
「えぇ…大掃除ちょっとめんどくさいなぁ…。」#ダイナンギンポ pic.twitter.com/GcMWHGvX4m
— 北里アクアリウムラボスタッフ (@aqualabostaff) December 30, 2020
ダイナンギンポは先ほど紹介したとおり穴釣りで釣れるお魚になります。ロックフィッシュってやつですね!
しかし釣り人からは「穴釣りの外道」として呼ばれているようです。
どうして外道なんて呼ばれているのでしょうか?
これはダイナンギンポが「針を丸ごと飲み込んで仕掛けに絡みつく」からなのだそうです。
そもそも外道と言うのは狙っている本命ではない魚のことを指すのですが、ダイナンギンポはそれに加えて仕掛けを外す手間が原因で釣り人から嫌われてしまっているようです。
ダイナンギンポを狙って釣る人なんて多分日本中探しても僕くらいなんじゃないかってくらいには人気が無いお魚なんですよね。
そもそも食用として出回らない魚なので釣っても処理にも困るんでしょうね。
ちなみに僕がダイナンギンポを釣り上げた時は口の近くに針が刺さっただけだったので簡単に仕掛けを外すことができました。
なので毎回仕掛けをとりにくいと言うわけではないみたいですね。
ベニツケギンポに似ている
ベニツケギンポ pic.twitter.com/RT45xT9ugD
— バナンさん (@banan_0728) December 12, 2020
ダイナンギンポは「ベニツケギンポ」という魚に非常に似ています!
上のツイート画像のお魚がベニツケギンポなのですが、一体どこがどう違うのか全くわかりませんよね。
見分け方としてはダイナンギンポが30センチほどまで成長するのに対し、ベニツケギンポは15センチほどにしかならない点。
そして生きたベニツケギンポにはエラの上部分に赤い点があるという点が見分け方となります。
正直これは大きさで判断するしかないと思うのですが、大きさが15センチ未満の場合見分けがより難しくなります。
そうそう、このことからダイナンギンポとベニツケギンポの見分けはそうとう難しいと言えます。
この二種を見分ける機会は早々無いとは思いますが、よかったら見分け方覚えておいてくださいね!
ダイナンギンポの食べ方
これってダイナンギンポ? pic.twitter.com/6yVPQNyUIJ
— しんごんご (@shingongo_ngo) April 6, 2020
先ほどダイナンギンポはあまり食用として出回らないと解説しましたが、それは決してまずいわけではありません。
むしろダイナンギンポは「天ぷら」にすると非常に美味しくいただける、実は「とっても美味しいお魚」なのです!
なので「外道」と呼ばれるのが理解できないんですよねこれが。
身はほろほろで柔らかいし、とっても天つゆに合うのでご飯がススムススム!
今まで釣果の関係で2回しか食べたことがありませんがまた食べたい魚第一位です!
外道と呼ばれているからってリリースしてる人一回食べてみてください!見方が変わりますよ!
江戸前の高級天ぷら「ギンポ」ではない
今日の釣果はこの活きのいいギンポ1匹…ぴえん pic.twitter.com/FayYWBwy8C
— 貴女の雪 (@Yuki_kij) February 6, 2021
皆さんは江戸前の高級天ぷらとして「ギンポ」があげられるのはご存知でしょうか?
先ほどダイナンギンポは天ぷらが美味しいと解説しましたが、残念ながらダイナンギンポは江戸前で使われるギンポとは違うお魚になります。
江戸前で使われるギンポは「ニシキギンポ科」このダイナンギンポは「タウエガジ科」と科レベルで違うのです。
そう、僕はダイナンギンポを釣り上げて数年間はダイナンギンポが高級天ぷら種であると信じ込んでたよ。
ダイナンギンポも美味しいお魚ではありますが、江戸前で使われるギンポとは全く別のお魚になりますので混同しないように注意しましょう。
ダイナンギンポのエサについて
リラックスしているイール10in(ダイナンギンポ)君。 pic.twitter.com/L1zBfuAmuO
— KISUKE(キスケ) (@z6uh73j163a4zd2) March 1, 2017
ダイナンギンポは主に甲殻類やゴカイなどの生き物をエサとしています。
釣りの場合もゴカイの仕掛けによく食いつきますね!
仕掛けを飲み込んでしまうことから獲物は吸い込んで丸呑みしてしまうのでしょう。
ダイナンギンポの飼育方法
ダイナンギンポはとても飼育しやすい魚で、海水魚を飼育できる環境を用意してあげれば比較的容易に飼育することが出来ます!
磯などに普通に生息しているお魚ですので入手もそこまで難しくはありません。
海水魚の入門種といってもいいでしょう!
そうだね!ただ僕自身はアクアリウムについて素人ですので、参考になりそうなサイトをいくつか貼り付けておきたいと思います!
ダイナンギンポを飼育したい方は是非チェックしてみてくださいね!
ダイナンギンポについてのまとめ
いかがでしたか?
ダイナンギンポについてわかりましたでしょうか?
そうだね!ダイナンギンポは針を飲み込んで仕掛けに絡みつくので厄介な釣りの外道として知られています。
しかし美味しい魚なので個人的にはむしろ狙っていきたいお魚です!
ただこのダイナンギンポは「ベニツケギンポ」と言うお魚にめっちゃくちゃ似てるため、見分けるのが困難でした。
これ一目で見分けられるようになったらダイナンギンポマスターと名乗ってもいいでしょう!
またダイナンギンポは飼育がそれほど難しくない海水魚ですので、興味があるなら飼育してみるのもいいと思います!
釣ってよし!食べてよし!飼育してよし!なダイナンギンポ!是非穴釣りで狙ってみてくださいね!
いじょう!kinokonでした!