オニオコゼの生態について解説!名前の由来やエサ・毒についてなど詳しく紹介!
みなさんは「オニオコゼ」というお魚を知っていますか?オニオコゼはまるで岩のような見た目の海水魚で背びれに毒を持っている危険な魚です。ただ非常に美味しいお魚で高値で取引されています!様々な料理で楽しめるお魚です!そんな「オニオコゼ」について詳しくまとめていますので是非一度ご覧ください!
今回は「オニオコゼ」について解説していきたいと思います!
すんごいずんぐりむっくりな体をしたお魚ですね!
なんとも不思議な見ための魚だなぁ。
ね!これ岩と一緒のとこいたらわかんないよね!
と言うわけで!今回はめちゃくちゃ頑固顔な「オニオコゼ」について詳しく解説していきたいと思います!
是非最後までみていってください!
オニオコゼってどんな魚?
カサゴ目フサカサゴ科(もしくはオニオコゼ科)オニオコゼ属
学名:Inimicus japonicus
別名:オコゼ・ヤマノカミ
体長:20センチ~30センチほど
生息地:日本(関東以南の太平洋・新潟県以南の日本海・東シナ海)・朝鮮半島など
よく見られる場所:水深200メートル以下の海底
オニオコゼは学名【Inimicus japonicus】体長は20センチ~30センチほどになります!
日本では主に関東以南の太平洋・新潟県以南の日本海・東シナ海に生息しており、海外では朝鮮半島などでも見られます!
主に水深200メートル以下の砂の中などに潜み擬態して過ごしている、海底に生息しているお魚です!
名前の由来について
オニオコゼの名前の由来はその特徴的な見た目にあります!
オニオコゼはそのすんごい見た目から「鬼のような風貌の魚」という意味でオニオコゼと名づけられたと言われています。
ちなみにオニオコゼの「ゼ」は「醜い魚」といった意味合いがあるんだそうです、散々な言われようですね。
猛毒を持つ
実はオニオコゼは「背びれに猛毒を持つお魚」になります!釣りで釣れる事もあるので是非知っておいていただきたい情報です!
このオニオコゼの背びれには毒の棘があり、刺されてしまうと「激しい痛み」や「痙攣」「呼吸困難」などが起こる場合があり最悪の場合「アナフィラキシーショック」を引き起こすこともあるんだそうです!
なのでもしオニオコゼを触らなければいけない機会がありましたらまず「背びれを切り落とす」ことを第一に優先してください!
刺された場合の対処法について
オニオコゼに刺されてしまった場合はまず傷口をしっかりと洗うことが大切です!
またオニオコゼの毒はタンパク質系の不安定な毒で、患部を45度ほどのお湯に30分以上つけることが効果的とされています。
その後は早急に病院へ行くようにしてください!
色合いについて
オニオコゼは最初の画像のような岩に似たこげ茶の色の他にいろいろな色の個体がいるお魚になります!
オニオコゼは環境により色が変化し「黒色」「こげ茶色」のものや「オレンジ色」などめちゃくちゃカラフルな個体までいるんだそうです!
これは周囲の環境に溶け込めるようにしているためであると考えられています!要するに擬態するためですね!
エサについて
オニオコゼは「肉食性」のお魚になります!主に「小魚」や「甲殻類」を食べて生きているようです!
狩りは獲物を追い掛け回すようなことはせず、じっと砂にもぐって岩に擬態し獲物が近づいてきたところで一気にバグッと捕食するという方法になります。
獲物からしたら突然岩が動いて食べられるんですから驚きなんてもんじゃないですね。
高級魚である
背びれに猛毒をもつオニオコゼですが、実は「美味しい白身魚」としての一面があります!
オニオコゼは非常に美味なのですが可食部位が少ないためドめちゃくちゃ高級魚として取り扱われているようです!
お料理は「お刺身」「唐揚げ」「煮付け」「お汁物」などなどどんな料理にももってこいな美味しいお魚になります!
オニオコゼについてのまとめ
いかがでしたか?
オニオコゼについてわかりましたでしょうか?
そうだね!オニオコゼは背びれに毒を持っている危険なお魚でした。
刺されてしまうと「激しい痛み」や「痙攣」「呼吸困難」などが起こる可能性があり最悪の場合「アナフィラキシーショック」が起こってしまうという非常に危険なものでしたね。
もしオニオコゼを触らなければいけなくなったときは真っ先に背びれを切り落として安全を確保するようにしてください!
そんなオニオコゼは実は非常に美味なお魚でもありました!
可食部位が少なく量が取れないため「高級魚」として知られており、なんと生きたオニオコゼは100グラムで1000円もすることがあるんだそうです!
1000円あったらなんでもできるでおい・・・
というわけで!この記事では「オニオコゼ」について解説してきました!
楽しんでいただけていたら幸いです!
みなさまもオニオコゼにはお気をつけくださいね。